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2019年のCFD
前回元号が変わった平成元年を皆さんは覚えているでしょうか?改元は株価に想像以上の大きな力をもたらすかもしれません。
2019年の日本マーケット展望
「乱高下の1年」
18年末のソフトバンク上場は株式市場全体に暗雲を広げました。史上最大のIPOが公募価格割れという結果は株式人気を著しく損ないました。その影響が今年出てくる可能性があります。また今年は消費税の引き上げという悪材料もあります。
しかし、明るい材料としては5月に元号が変わりそれに合わせて10連休があります。祝賀ムードは景気をよくするでしょう。そして年の後半は来年のオリンピックに向けていろいろな銘柄が買われてくるでしょう。
前回元号が変わった平成元年を皆さんは覚えているでしょうか?実は株価が史上最高値3万8,957円を付けた年です。改元は株価に想像以上の大きな力をもたらすかもしれません。
移動平均線大循環分析において、日経225の月足チャートを分析すると第1ステージを維持しています。大局は変化していないことを理解しておきましょう。
2019年の世界経済展望
「前半安、後半高の1年」
米中貿易摩擦、英国のEU離脱交渉、どちらも一筋縄では行かず短期で解決しそうもありません。それらが失望されるたびに株が下がり、今年の前半は下降トレンドが続くと考えています。しかし、昨年下落したGAFAを中心としたIT関係の株は大きく見れば買われすぎの調整でした。それぞれの会社の底力はすごくやがて再度上昇していくと見ています。
ポイントは米中貿易戦争です。それが解決しない限り本格的な上昇には結びつきません。しかし、株高はトランプ大統領の生命線です。どこかで和解をするでしょう。そのときから株は一気に上昇に向かうのではないかと考えています。
移動平均線大循環分析において、NYダウの月足チャートを分析すると第1ステージを維持しています。大局は変化していないことを理解しておきましょう。
2019年の投資戦略は?
日本株は空売りも併用するとボラティリティの大きさが武器となります。しかし乱高下しますので短期投資が基本です。
くりっく株365ではNYダウが息を吹き返してくると想定しています。昨年長期下落をしていたGEを銘柄から外し、上昇を続けるウォルグリーンに入れ替えるなどNYダウは必然的に上がりやすいという性質を持つ指数です。前半の安値を拾ってのある程度の長期戦略が有効になると思います。
NYダウ、日経225の月足チャートを移動平均線大循環分析で分析すると、短期移動平均線が下向きになってきており変化の兆しは感じます。ただ、それよりも重要なのは短期移動平均線と帯の関係であり、その関係性が今年のカギとなりそうです。
どちらにしろ、世界中に株価を動かす要因がさまざまあり、安易に今年はこうなると決めつけないことが大事です。アンテナを張り巡らし、敏感に変化を感じとるスキルこそが求められています。それにはチャートを見続けることが有効ということも付け加えておきます。
是非、正しく投資の勉強をして、激動の2019年をチャンスに変えていきましょう!
小次郎講師
岡山県出身。早稲田大学政経学部中退。約30年の外務員経験。
・ 小次郎講師投資塾塾長、手塚宏二事務所代表、投資の学校講師
・ ラジオNIKKEI「小次郎講師のトレードラジオ講座」レギュラー
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