プレスリリース
イー・トレード証券株式会社
各 位
千葉興業銀行との市場誘導ビジネスを活用した事業展開について
〜IPO候補企業の紹介で提携〜
平成16年12月15日
イー・トレード証券株式会社(本社東京都港区、代表取締役社長 井土太良、以下イー・トレード証券)は、株式会社千葉興業銀行(本店千葉県千葉市、取締役頭取 池澤秀夫、以下千葉興業銀行)と市場誘導ビジネスの展開において提携しましたのでお知らせします。
市場誘導ビジネスとは、銀行が発行市場での資金調達を計画する顧客企業を証券会社に紹介し、証券会社が引受手数料の一部を銀行へ支払う業務で、平成16年3月に金融庁の事務ガイドラインが一部改正されたことにより認められました。
業界で初めて新規公開株式の抽選による配分を導入したイー・トレード証券では、これまで200社を超える企業の引受に携わってきました。また、オンライン専業証券として最大の50万を超える口座数を背景に、今年上半期(2004年4月〜9月)における1銘柄あたりのブックビルディング申込件数は1万8,129件と、昨年同期と比べ約5倍となりました。
発行体にとりましても、公開後の市場での流動性の向上を目的に、ネット証券を引受シンジケート団に入れる傾向が高まっています。2003年度に新規上場した企業の約76%がネット証券をシンジケート団に指名しています。今上半期に入りましてもその傾向は続いており、ネット証券の参入率は80%を超えてきました。
市場誘導ビジネスによる地方銀行との提携は、イー・トレード証券の公開・引受業務において、これまで発掘できなかった地域において株式公開を志向する企業の発掘が可能となります。それぞれの地域に密着した地方銀行との連携を通じて、引受件数の更なる拡大を目指します。また、新規公開企業の株式は個人投資家にとって魅力的な商品であるため、今回の提携による引受件数の増大は、顧客満足の向上に直結すると考えます。
イー・トレード証券は、企業の資金需要と個人の投資需要をマッチングすることにより、より多くの投資家の証券市場への参加を促進するとともに、日本経済の活性化に貢献して参ります。
以上
(ご参考)株式会社 千葉興業銀行の概要
(1)代表者:取締役頭取 池澤 秀夫
(2)所在地:千葉県千葉市美浜区幸町2丁目1-2
(3)設立年月日:昭和27年1月18日
(4)店舗数:71店舗(千葉県内70店舗、東京都内1店舗)
(5)行員数:1,376名(2004年3月末現在)
(6)上場市場:東証一部(銘柄コード:8337)