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米雇用統計通過で米国株高!?を想定した投資戦略はコレだ!

2015/10/01

今週のココがPOINT!

いつも以上に10/2(金)の米・雇用統計の発表に注目が集まっています。今回は、雇用統計をきっかけにNY市場が上昇すると想定した場合の短期的な投資戦略をご紹介いたします。

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注目の米雇用統計 その後は・・・

10/2(金)に注目の米雇用統計(9月)が発表されます。中国発の世界景気減速懸念からも米国の9月利上げはなく、年内の利上げについて、FRB(米連邦準備制度理事会)は「数字次第」との姿勢を変えていません。今回の米雇用統計で、雇用に関するポジティブサプライズとなるような数字が出た場合は、一気に年内利上げへの思惑が再燃する可能性があります。また、逆に弱めのネガティブサプライズとなった場合、利上げが年明け以降の思惑となる可能性があります。
NYダウの日足チャートをチェックすると、三角保ち合いとなっています。このような場合、上下どちらかに大きく動く可能性が高いのですが、赤丸で示したように25日移動平均線が上向いているので、目先は上にブレイクする可能性の方が高そうです。
注目の米雇用統計がよほどネガティブな結果にならない限り、大きなイベントを消化したとの安心感から、10/2(金)にNYダウは、三角保ち合いの上値抵抗線を大きくブレイクする可能性があります。

図1:NYダウ 日足チャート

  • ※当社チャートツールをもとに、SBI証券が作成。2015/10/1現在
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米雇用統計通過で米国株高!?を想定した投資戦略はコレだ!

10/2(金)の米雇用統計をきっかけにNY市場が急騰した場合、10/5(月)の日経平均株価は大幅上昇ではじまる可能性が高くなります。このように想定される場合の少額投資戦略としては、最も満期日までが短い日経平均の10月限のコールオプションの買いがオススメです。但し、極端に価格が低いオプションは、権利行使価格まで反発しない可能性が高く、ゼロになる可能性もあるので、100円以下で買えるオプションで最も権利行使価格が低いものがオススメです。

但し、最近は東京市場の日中の株価変動もジェットコースターのように、上下に大きく振れることが多くなっています。となると、米雇用統計通過後の米国株高にかける投資戦略の場合、10/2(金)の大引け間際に買うのが良いでしょう。

この場合の利食い・損切りは、あくまで「米雇用統計発表後の米株高」にかけた戦略なので、10/5(月)の寄りで手仕舞いを行うのが良さそうです。

オプションの魅力はその値動き
図2の日経225オプション2015年10月限コール18375コール日足チャートの緑の矢印は、9/8安値と9/10高値を結んだものです。

日経平均株価
9/8安値 17,415.61円  9/8高値 19,420.56円 約5.8%高
日経225オプション2015年10月限コール18375コール
9/8安値 200円 9/8高値 690円 約345%高
やはり、急騰時のオプションの値動きは凄いですね!

図2:日経225オプション2015年10月限コール18375 日足チャート
  (10/1 11:00現在、100円以下で買えるオプションで最も権利行使価格が低いもの)

  • ※当社チャートツールをもとに、SBI証券が作成。2015/10/1現在

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