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2024-03-29 19:15:30

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2018年の国内株式

米国で利上げが続き、欧州も資産買入額を
縮小する中、世界的な資金フローに変化が
生じてくる可能性

2017年を振り返ると?

干支にちなんだ相場格言では「申酉(さるとり)騒ぐ」と言います。2017年は「酉年」でしたが、北朝鮮が相次ぐミサイル発射実験・核実験を行ったり、米国第一主義を唱えるトランプ大統領がTPP脱退や難民受け入れ停止を発表したり、世界的にポピュリズムが台頭したりとまさに騒がしい年になりました。

それでも国内的には一時支持率を落とした安倍政権が衆議院選挙を経て政権を安定化。再登板後の安倍政権は誕生以来約5年となり、世界的にも安定した政権の国になりました。また、為替の安定や世界経済の拡大を背景に上場企業の業績は拡大傾向をたどり、10/2(月)から10/24(火)にかけて日経平均株価は過去最長の16連騰を達成。11/7(火)にはバブル崩壊後の高値である1996/6/26の22,666円80銭を上回る水準まで回復してきました。米国が3回の利上げを実施し、2018年からの資産縮小を決めながらも、市場を混乱に陥れなかったことで世界的な株高が続いたことも下支え材料になりました。

2018年の日本市場の展望は?

干支にちなんだ相場格言では「戌(いぬ)笑い」と言います。2018年は「戌年」ですが、堅調な相場が期待できるでしょうか。

アナリストの見方を総合する限りでは、19年度の企業業績も拡大が続くとみられます。12/19(火)現在、日経平均株価採用企業(市場コンセンサスのある企業のみ)の純利益は今年度15%増、来年度7%増の見通しです。12/18(月)現在の日経平均株価予想EPS(一株利益)は1,519円ですが、仮にこれが来年の年末までに7%程度増えたと仮定した場合、予想EPSは1,625円まで増える計算になります。2017年の予想PER(株価収益率)は最低で13.7倍、最高で16.6倍でした。2018年も同様だとすれば、日経平均株価は前者の時に22,262円、後者の時に26,975円と計算されます。おおよそ22,000〜27,000円での推移が期待されます。

ただ、米国で利上げが続き、欧州も資産買入額を縮小する中、世界的な資金フローに変化が生じてくる可能性があり、注意が必要だと思われます。

日本市場における注目の投資テーマは?

株式市場ではAI(人工知能)やIoT(モノとモノをつなぐインターネット)がキーワードとなり、用途の拡大で半導体市場が大きく拡大しました。日経平均株価採用銘柄に限っても値上がり率上位には半導体関連株が複数あがっています。また、国内では「働き方改革」が重要な政策テーマとなり、これに関連した銘柄が物色される傾向がありました。

2018年もこうした大きなテーマについて変化はないと予想されます。自動運転やロボットなどについても話題になり続ける可能性がありそうです。

なお、日経平均の予想EPSが増えても、予想PERが上昇しなければ株価上昇にはつながりません。その意味でPER上昇につながる動きにも期待したい所です。企業のROEがさらに上昇してくれば市場心理も上向くとみられ、自社株買いや株主還元の動きにも注目が集まると予想されます。

鈴木 英之

鈴木 英之(すずき ひでゆき)

SBI証券投資調査部長
(日本証券アナリスト協会検定会員)

早稲田大学卒。旧日栄証券(現SBI証券)入社、リテール営業、調査部、株式部等を経て、SBI証券投資調査部長に。ウエルスアドバイザー株式会社(調査分析部ゼネラル・マネジャー)へ転籍を経て2009年5月より現職。ラジオNIKKEI(月曜日)、ストックボイス(木曜日)等でコメントを発信中。ダイヤモンドZAIなど、定期的寄稿も多数。

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