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2016年の原油相場(WTI)
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2014年の110ドル超から3分の1になった原油価格。2016年は回復なるか!?
2015年の原油相場は、北米のシェールオイル生産が減少するとの見通しの中、5月から6月にかけて60ドル台に乗せました。しかし、その後稼動する油井の効率を引き上げることで、シェール事業者の生産量の調整が小幅にとどまることがはっきりするにつれ、原油価格は下落に転じました。12/4のOPEC(石油輸出国機構)総会では、OPEC諸国は実効性のある生産枠に合意できず、世界的な供給過剰が続くことが懸念されて40ドルを割り込んでいます。
2016年の原油相場はどうなるのでしょうか。アンケート結果からは、2016年末の原油価格は、40ドル以上〜60ドル未満の予想が圧倒的に多くなっています。具体的な水準としては、50ドル〜55ドル程度が想定されているようです。40ドルを割り込んでいる現状からは、かなり大幅な回復と言えそうです。少数意見ですが、60ドル以上、または40ドル未満の予想もあります。
※質問項目と回答数(★の数は回答数を示す)
2016年末の原油価格(WTI・1バレル当たり)予想
80ドル以上 |
|
---|---|
60ドル以上〜80ドル未満 |
★(1) |
40ドル以上〜60ドル未満 |
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ |
20ドル以上〜40ドル未満 |
★(1) |
20ドル未満 |
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アンケートについて
- アンケート結果は、BNPパリバ証券株式会社、ピクテ投信投資顧問株式会社、朝日ライフアセットマネジメント株式会社、HSBC証券、損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社、T&Dアセットマネジメント、ニッセイアセットマネジメント株式会社、新光投信株式会社、みずほ投信投資顧問株式会社、三菱UFJ国際投信、シティグループ証券、レオス・キャピタルワークス、ドイツ証券株式会社、インベスコ・アセット・マネジメント株式会社、(順不同)にアンケート(2015/12/18締切)にご協力いただき、SBI証券が集計したものです。重複回答・部分回答を含むため、回答数を示す★印に過不足があります。
- アンケート結果の要旨を表現したものであり、SBI証券の見方を述べたものではありません。また、アンケート結果はあくまでも、意見の集約であり、将来の市況や価格の実現を保証するものではありません。
- 当社の取扱商品は、各商品毎に所定の手数料や必要経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等は価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。各商品等への投資に際してご負担いただく手数料等およびリスク情報につきましては、SBI証券WEBサイトの当該商品等のページ及び金融商品取引法に係る表示並びに契約締結前交付書面等の記載内容をご確認ください。