サービス概要
注文
注文執行条件
SBI FXでは、3つの注文執行条件をご用意しております。
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成行
約定する為替レートを指定せず、当該注文が当社のサーバに到着した時点で当社が提示するレートで約定する注文です。ただし、確認画面における表示レートは参考レートであるため、必ずしも約定するレートと同一であるとは限りません。お客さまが注文発注ボタンを押下してから、お客さまの注文が当社のサーバに到達するまでの間にレート変動がある場合は、注文発注時点のレートとは異なるレートで約定することがあります。この場合、お客さまにとって有利・不利どちらのレートであっても約定します。
成行注文は、他の注文 (指値注文・逆指値注文) との間に優先関係はなく、受付けた順番が早いものから約定します。また、取引時間外は、当注文は発注できません。
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指値
約定する為替レートを指示する注文方法で、買付なら指示した為替レート以下、売付なら指示した為替レート以上になった時点で約定することを希望する注文で、指示したレートで約定します。
なお、月曜日のオープン (取引開始) 時に有効となっている指値注文 (売・買、新規・決済問わず) は、同時点でその約定条件を満たしている場合、月曜日の実勢レートで約定しますので、指示したレートより有利なレートで約定することがあります。
指値注文は、時間的に早いものから処理します。他の注文 (成行注文・逆指値注文) との間に優先関係はありません。また、指定レートの高安に優先関係はなく、時間的に早いものから処理します。
指値注文は取引レートよりも50%を超えて乖離した為替レートを指示した場合にはエラーとなります。
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逆指値
為替レートを指示する注文方法で、指値注文とは逆に、買付なら指示した為替レート以上、売付なら指示した為替レート以下になった時点をもって、即時に注文が執行され、条件を満たした時点での配信レートで約定を保証します。なお、お客さまが指示した為替レートと条件を満たした時点の為替レートによっては、お客さまの指示した為替レートと実際の約定為替レートが異なる場合があります。
逆指値注文は、時間的に早いものから処理します。他の注文 (成行注文・指値注文) との間に優先関係はありません。また、指定レートの高安に優先関係はなく、時間的に早いものから処理します。
逆指値注文は取引レートよりも50%を超えて乖離した為替レートを指示した場合にはエラーとなります。
- 買注文の場合、指値の指定値段は実勢Ask (買) レートより下で、逆指値の指定値段は同レートより上で指定してください。
- 売注文の場合、指値の指定値段は実勢Bid (売) レートより上で、逆指値の指定値段は同レートより下で指定してください。
建玉上限
無制限 (預託保証金の範囲内となります)
- 2025/3/17現在
- 営業日におけるお客さまが保有している建玉 (約定日基準の建玉であり、また、営業日当日に約定した建玉も含みます。) の評価金額は、営業日の直近の基準レートを利用して算出いたします。
1注文あたりの建玉制限
1注文あたりの建玉には、制限があります。
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米ドル/円以外1注文につき500万通貨まで
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米ドル/円1注文につき300万通貨まで
- 2025/3/17現在
注文パターン
SBI FXでは、6つの注文条件をご用意しております。注文時に指定することができます。
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通常
注文パターンは選定せず、成行・指値・逆指値等の執行条件のみを選択する注文です。
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IFD
新規建の売買注文の発注 (1次注文) と、その注文が約定 (成立) した場合にその建玉を決済する注文の発注予約 (2次注文) を同時に行う注文方法です。予約した決済注文は、新規注文の約定後、自動的に発注されます。なお、2次注文が指値で約定した場合、お客さまにとって有利なレートで約定することがあります。
- IFD注文は、新規注文と決済予約注文が1セットであり、同一の取引枚数 (単位数) とする注文となります。また、新規注文を取消す場合は、決済予約注文も同時に取消となります。
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OCO
2つの注文を組み合わせて発注し、一方の条件を満たすと、もう一方の注文が自動的に失効される注文です。
- OCO注文は、新規または決済注文において、指値と逆指値注文を1セットとし、同一の取引枚数 (単位数) とする注文となります。また、注文を取消す場合は、セットとなった2つの注文 (指値・逆指値) も同時に取消となります。
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IFDOCO
IFD注文の2次注文をOCO注文として発注する注文です。なお、2次注文が指値で約定した場合、お客さまにとって有利なレートで約定することがあります。
- IFD注文は、新規注文と決済予約注文 (OCO注文) が1セットであり、同一の取引枚数 (単位数) とする注文となります。また、新規注文を取消す場合は、決済予約注文 (OCO注文) も同時に取消となります。
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2WAY
注文時点の売値と買値を確認し、その価格、およびスリッページ幅 (注文を行ったときの値段と、約定したときの値段とのズレ幅の許容) を指示する注文方法であり、当社のサーバに到達した時点のレートで約定します。提示されたレートで、すぐに取引したい場合に有効な注文です。
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スリッページ幅を指定した場合は下記の場合、注文が失効します。 売注文: 注文発注後にスリッページ幅を超えて下落した場合、注文が失効します。また、当社のサーバに到達した時点でスリッページ幅を超えて上昇した場合、指定したスリッページ幅以上に有利なレートで約定します。
買注文: 注文発注後にスリッページ幅を超えて上昇した場合、注文が失効します。また、当社のサーバに到達した時点でスリッページ幅を超えて下落した場合、指定したスリッページ幅以上に有利なレートで約定します。
- ファーストイン・ファーストアウト方式にて決済されます。ファーストイン・ファーストアウトとは「先入れ・先出し」という意味で、建玉を決済する順番を表します。ファーストイン・ファーストアウトでは最も古い建玉を自動的に選択し決済を行うため、決済建玉の選択をすることができません。なお、決済注文を発注中の建玉は除きます。
- ご利用いただく取引ツール・方法によっては、取引パスワードを保存し、注文確認画面を省略することができ、ワンクリックで発注が可能になります。ご利用の際には、事前にご注意事項・お取引ルール等を十分にご確認のうえ、発注ください。
- スリッページは対円通貨ペアの場合1pt=1銭、対ドル通貨ペアの場合1pt=0.0001米ドル単位です。
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トレール
逆指値注文に値幅指定を追加する注文です。逆指値を注文するときに値動きによって売り逆指値価格を引き上げたり、買い逆指値価格を引き下げたりします。
- 買注文の場合、指値の指定値段は実勢Ask (買) レートより下で、逆指値の指定値段は同レートより上で指定してください。
- 売注文の場合、指値の指定値段は実勢Bid (売) レートより上で、逆指値の指定値段は同レートより下で指定してください。
注文期間
注文期間は、翌月応答日までの指定する期間または無期限となります。
決済方法、決済期限
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決済方法
反対売買による差金決済、現引 (米ドル/円のみ)
- 反対売買による決済をされた場合は、即座に預託保証金に増減が反映されます。
- 決済による預託保証金の増減により現金振替可能額も変動します。画面上に表示されている現金振替可能額の範囲内で証券総合口座へ振替手続きを行うことができます。
- 決済日は約定日の2営業日後となります。
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決済期限
決済期限はありません。
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決済日は約定日の原則2営業日後となりますが、反対売買による差金決済、または現引による決済を行わない場合は、建玉を毎営業日自動的にロールオーバーして翌営業日に繰り越すことにより、長期間建玉を維持することができます。
ロールオーバーとは未決済建玉の決済日を翌営業日に繰り延べる処理のことで、反対売買がなされない限り、決済日を1営業日ずつ繰延べますので、長期間建玉を維持することができます。
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現引注文
米ドル/円に限り、お客さまの保有されている買建玉は建玉余力 (「FX取引 株券担保サービス」ご利用の方は現金振替可能金額) の範囲内で現引注文が可能です。
- 現引注文にあたり、現引数量に建値を乗じた金額の建玉余力が必要となります。
- 現引注文の受付時間は、毎営業日午前7:00〜翌午前6:30(米国夏時間の場合は月曜日午前7:00〜翌午前5:30、火曜〜金曜日午前6:00〜翌午前5:30。ただし、システムのメンテナンス時を除きます。)となります。
- 現引レートはお客さまの新規約定価格(建値)が適用されます。
ご注意事項
- 取引手数料は無料です。
- 外国為替保証金取引(SBI FX)の1取引は1,000通貨〜500万通貨となります。
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個人のお客さまの必要保証金は取引金額に下記のレバレッジコース毎の保証金率を乗じた金額になります。
「レバレッジ1倍コース:100%」
「レバレッジ3倍コース:33%」
「レバレッジ5倍コース:20%」
「レバレッジ10倍コース:10%」
「レバレッジ25倍コース:4%※」
(必要保証金の額の約1倍〜25倍の取引が可能です。)
- 高レバレッジ取引の可能な通貨ペアは原則として当社が指定する主要通貨ペアに限定されます。
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法人のお客さまの必要保証金は金融先物取引業協会、及びNEX Data Servicesが算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率 (保証金率) を取引金額に乗じて得た金額になります。
為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。
- 保証金率は毎週見直し、適用される保証金率は取引サイト等であらかじめお知らせいたします。
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外国為替保証金取引 (外貨積立) は、1通貨から取引が可能です。
必要保証金は取引金額に保証金率33.334%〜100%を乗じた金額になります。 (必要保証金の額の約1倍〜約3倍までの取引が可能です。)
- 本取引は、取引額 (約定代金) に対して少額の必要保証金をもとに取引を行うため、必要保証金に比べ多額の利益を得ることもありますが、その一方で短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。
- 本取引は、通貨等の価格又は金融指標の数値の変動により損失が生ずるおそれがあり、かつその損失の額が預託した保証金の額を上回ることがあります。
- 本取引は元本及び利益が保証されるものではありません。
- スワップポイントは金利情勢の変化等により変動しますので、将来にわたり保証されるものではありません。
- 取引レートは2Way方式で買値と売値は同じでなく差があります。