【日本株ファンド】今こそバリュー株ファンドの本命「黒潮」に注目!?
2023/6/16
ファンドマネージャー紹介
当ファンドのファンドマネージャー
三井住友DSアセットマネジメント株式会社
運用部 バリュー+αグループ
シニアファンドマネージャー
部奈 和洋(べな かずひろ)氏
▷ 市場の活性化を促し、投資魅力を高めようとする、上場企業に対する東証の要請は世界でも異例で、日本企業に大きな変化をもたらすと期待しています
▷ ROE*向上への企業側の関心が急上昇しています
▷ 日本全体でROEを引き上げる動きが継続して強まり、その動きが日本の企業価値向上に繋がるとみています
▷ 東証の要請を踏まえ、投資先企業との対話を通じて企業の変化を後押しする取組みにも力を入れていきます
*:自己資本利益率
※上記は過去の実績、当資料作成時点の見通しおよび運用方針であり、当ファンドの将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。見通しおよび運用方針は今後変更される場合があります。
目次
▷ 東証*1が株式市場に喝!「PBR*21倍割れは放っておかない」
▷ 中長期で好パフォーマンスの国内バリュー株
▷ 今だからこそ!変化するバリュー株に投資をする「黒潮」
東証が株式市場に喝!「PBR1倍割れは放っておかない」
東証は2022年4月に市場再編を行い「上場維持基準」を定めましたが、上場企業3,805社*3のうち未達企業は510社(2022年12月末現在)あり、改善への取組みが進まないことを問題視したことが今回の要請の背景とみられます。
東証は課題を抱えた企業のみならず、上場維持基準を達成している企業にも意識改革を要請しました。
東証が市場改革にこれまでにない強い態度で臨む理由は、グローバル比較で日本はPBR1倍割れ企業の比率が突出しており、株価が市場から十分に評価されていないにもかかわらず経営改善意識が希薄な企業を放置すれば、グローバル投資家から日本の株式市場が見放されかねないとの危機感をつのらせたためとみられます。
*1:東京証券取引所を本資料では東証と略します。
*2:株価純資産倍率
*3:プライム市場、スタンダード市場、グロース市場の合計
*4:プライム、スタンダード上場企業
*5:株価・時価総額、PBR、PER(株価収益率)などの指標を用いた評価
(出所)東証の資料を基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)日本はTOPIX、米国はS&P500、欧州はストックス600、中国はCSI300。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
※上記は過去の実績であり、当ファンドの将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。
中長期で好パフォーマンスの国内バリュー株
バリュー株の2000年以降のパフォーマンスは、TOPIXやグロース株を上回っています。
2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災、2020年のコロナショックと株式市場は数々のショックに見舞われましたが、ショックの沈静化とともに、バリュー株はTOPIXを大きく上回り反発してきました。
2023年1月後半の東証のプレアナウンス以降、PBR1倍割れ企業の対策期待からバリュー株は底堅く推移しました。3月以降は世界的な金融不安などから売られる場面があったものの、概ね堅調に推移しています。
今後は東証による「PBR1倍割れ」企業への改革要請によって、各企業が意識改革を進められるかがポイントとみられます。
(注1)TOPIXは配当込み。バリュー株はラッセル野村割安株インデックス、グロース株は同成長株インデックス、いずれも配当込み。
(注2)当ファンドのベンチマークはTOPIX(東証株価指数)です。TOPIX(配当込み)およびその他の指数は当ファンドのベンチマークではありません。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
※上記は過去の実績および当資料作成時点の見通しであり、当ファンドの将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。見通しは今後変更される場合があります。
今だからこそ!変化するバリュー株に投資をする「黒潮」
*独自開発のAI(人工知能)。
※上記は、作成基準日現在のものであり、今後変更される場合があります。
当ファンドの基準価額
2023年以降の当ファンドのパフォーマンスは、概ね堅調に推移しています。
特に、2023年1月後半以降、東証の市場改革などへの期待からバリュー株は比較的堅調に推移しました。当ファンドはPBR1.0倍以下のバリュー株の構成比率が高く、パフォーマンスに貢献しました。
当ファンドが投資するバリュー株のなかには、業績が堅調であるにもかかわらず市場から十分に評価されていない銘柄もあります。東証が市場改革に力を入れ始めたことが影響し、バリュー株が見直される場合は、当ファンドの追い風になると見込まれます。
(注1)当ファンドは税引前分配金再投資基準価額(1万口当たり、信託報酬控除後)です。税引前分配金再投資基準価額は、分配金(税引前)を分配時に再投資したものと仮定して計算しており、実際の基準価額とは異なります。
(注2)当ファンドのベンチマークはTOPIXです。
(注3)グロース株はラッセル野村成長株インデックス(配当込み)。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
※上記は過去の実績および当資料作成時点の見通しであり、当ファンドの将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。見通しは今後変更される場合があります。
※ ファンド購入時には、購入時手数料がかかる場合があります。また、換金時にも費用・税金などがかかる場合があります。
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
※トータルリターンは2023年5月末時点を記載しています。
ご注意事項
- 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
- 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客さまが実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
- ご投資にあたっては、商品概要や目論見書(目論見書補完書面)をよくお読みください。