変動の激しい相場環境でリスクコントロール機能がその効果を発揮!バランスファンドからピックアップ!
2020/5/8
新型コロナウイルス感染拡大はマーケットにも大きな影響を与えています。感染は中国から欧米にも拡大し、都市封鎖措置がとられるなど深刻な状況が続いており、世界的な景気後退が懸念されています。
先行きの不透明な相場環境の中ですが、「投資を継続すること」が将来の資産作りのために重要であることに変わりありません。少しでも不安を軽減しながら投資できるファンドをお探しの方へ、バランスファンドの中からリスクココントロールの機能を備えたファンドをピックアップしてご紹介します。
「UBS−UBS米国成長株式リスク・コントロール・ファンド」 |
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【特徴】 高い収益性、成長性が期待される米国株式を投資対象とします。
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UBS独自のリスク・コントロール戦略
UBS独自のリスク・コントロール戦略は、VIX指数を参照する独自の売買シグナルに基づき、株価指数先物取引を用いて、実質株式組入比率をコントロールすることでリスクの低減を図ります。
- ※上記は、例示をもって理解を深めていただくことを目的としたイメージ図です。当ファンドは、あくまでもリスク・コントロール戦略の売買シグナルにおいてVIX指数を参照するものであり、ファンド自体がVIX指数に連動する投資成果を目指すものではありません。当該リスク・コントロール戦略において、VIX指数と市場の動き方によっては当該戦略が効果的に機能しない場合があります。その場合、市場の下落リスクを低減できないことや、市場の上昇に追随できないことがあります。また、ファンドの基準価額の下落リスクを完全に回避できるものではなく、また一定の基準価額水準を保証するものではありません。
- ※(出所)UBSアセットマネジメント 目論見書より抜粋
3月の運用
相場変動が大きくなっていた中、当ファンドでは月の序盤に実質株式組入比率を0%にしました。
これにより、3月の下落局面を回避することができ、1ヶ月のトータルリターンは+0.44%と、多くのファンドが大幅下落する中でプラスのパフォーマンスを維持しました。
リスク・コントロール戦略の実力が発揮された1ヶ月となりましたが、今後もリスクを慎重に管理しながら「高い成長力を有する企業に割安感がある価格で投資する」という原則を重視した運用を行います。なお、4月に入り、4月14日にシグナルがロング(買い)に変更され、実質株式組入比率は4/15から4/16にかけて0%から100%に引き上げられています。
S&P500との価格比較(2019年12月30日〜2020年4月20日)
- ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
- ※UBSアセットマネジメント作成
「T&D−ロボット戦略II 世界成長ファンド(愛称:あんしんロボ)」 |
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【特徴】 流動性の高い世界の約50の市場を投資対象とし、株式、社債、国債、商品、インフレ連動債などの資産に投資します。各市場への投資は先物等を活用して行います。コンピュータープログラム(ロボット戦略U)には複数の自動ブレーキ機能が搭載されており、リスク水準が一定の範囲内となるように、24時間リスク管理を行います。 |
- ※(出所)T&Dアセットマネジメント作成資料より抜粋
3月の運用
各市場の下落トレンドを検知する自動ブレーキ機能は2月から発動していました。これを受け、3月は月初から社債、商品、株式、インフレ連動債に対する比率を下げた運用を行いました。また、株式と債券の相関をモニターする自動ブレーキ機能も発動され、ポートフォリオ全体の投資金額も引下げました。このように自動ブレーキ機能が効果的に働いたことで、大きな下落を回避することができました。
セクター別投資比率の推移(月次)
- ※上記の2018年6月末までのデータは、投資対象ファンドの別のシェアクラスの過去の配分比率を表したものであり、投資対象ファンドと同一クラスのものではありません。2018年7月末以降のデータは投資対象ファンドのデータです。
- ※ブレーキの発動が必ずしもファンドのパフォーマンスに寄与するわけではありません。
- ※投資比率は投資元本に対する割合(または取引の想定元本に対する割合)です。
- ※(出所)T&Dアセットマネジメント作成 月次レポート(2020年3月末基準)より抜粋
「One−投資のソムリエ」 |
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【特徴】 日本や先進国の債券・株式・リート、新興国の債券・株式の8資産に分散投資し、それぞれの配分比率を適宜変更します。 |
- *1 上記は各資産の下落の危険性が最も高まった「危機局面」をイメージしたものです。当該局面に至る以前の局面では、リスク状況に応じて各資産を段階的に売却します。
- *2 両資産価格についての下落の可能性が最も高まった場合は、速やかにリスク性資産をすべて売却し、基本配分比率の8資産の合計額のうち半分を現金等に入れ替えます。
- ※相場環境によっては、リスク性資産と安定資産のうち、片方の下落の危険性が高まったとの判定を経ずに、両方の下落の危険性が高まったと判定する場合もあります。
- ※上記は投資環境および配分比率の一例を示したものであり、すべての要因や変動を説明したものではありません。また、今後の景気や市場の展望を示唆・保証するものではありません。
- ※(出所)アセットマネジメントOne作成 販売用資料より抜粋
3月の運用
月次で決定する「基本配分戦略」については、新興国株式、先進国株式への配分を引き下げた一方で、為替ヘッジ先進国債券、国内リートへの配分を引き上げました。
相場の変動に応じ安定資産と現金の比率を高めたことで、多くのファンドの基準価額が大幅下落するなか、3月の1ヶ月では+0.13%のトータルリターンとなり、下落抑制の効果が発揮されました。
3月末時点の資産配分
- ※1 組入比率は純資産総額に対する割合です。
- ※2 基準日時点での設定・解約を反映した数値を基に作成しています。
- ※3 国内債券:国内債券パッシブ・ファンド・マザーファンド、
為替ヘッジ先進国債券:為替フルヘッジ外国債券パッシブ・ファンド・マザーファンド、
新興国債券:エマージング債券パッシブ・マザーファンド、
国内株式:国内株式パッシブ・ファンド(最適化法)・マザーファンド、
先進国株式:外国株式パッシブ・ファンド・マザーファンド、
新興国株式:エマージング株式パッシブ・マザーファンド、
国内リート:J-REITインデックスファンド・マザーファンド、
先進国リート:外国リート・パッシブ・ファンド・マザーファンド - ※(出所)アセットマネジメントOne作成 月次レポート(2020年3月末基準)より抜粋
- ※トータルリターンは、2020年3月末のものを記載しています。
- ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
ご注意事項
- 「毎月分配型」「隔月分配型」の投資信託については、お取引の前に必ず「毎月または隔月分配型投信の収益分配金およびNISAでのご注意事項、ならびに通貨選択型投信に関するご注意事項」の内容をご確認いただきますようお願いいたします。
- 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
- 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客様が実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
- ご投資にあたっては、商品概要や目論見書(目論見書補完書面)をよくお読みください。