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(第7回)厳選ジャパン受益者の皆さまへ「運用状況について」
2019/11/28
「厳選ジャパン」運用チームリーダー岩谷氏よりメッセージ
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厳選ジャパンの運用について
2017年9月29日の設定より足元までの基準価額は+28.7%となりました。一方で、TOPIX は+4.2%、TOPIX大型株は+5.6%、TOPIX中型株は+0.7%、TOPIX小型株−1.0%でした。
設定来の厳選ジャパンの分配金再投資基準価額および純資産総額、規模別株価指数の推移
- ※2017年9月28日(設定日前日)〜2019年10月31日(日次)
- ※分配金再投資基準価額および各指数は2017年9月28日の値を10,000として指数化しています。
- ※分配金再投資基準価額は、税引前の分配金を当ファンドに再投資したとみなして計算した理論上のものであり、実際の基準価額とは異なります。
- ※TOPIX、TOPIX小型株、TOPIX中型株、TOPIX大型株は株式市場の動向について理解を深めるために掲載しております。
- ※TOPIXは配当込、TOPIX小型株はTOPIX Small(配当込)、TOPIX中型株はTOPIX Mid 400 (配当込) 、TOPIX大型株はTOPIX Core 30 (配当込)を使用。
- ※上記の各指数は当ファンドのベンチマークではありません。
- ※上記は過去の情報であり、将来の運用成果等を示唆・保証するものではありません。
- 【指数の著作権等】TOPIXは、株式会社東京証券取引所(鞄結桴リ券取引所)の知的財産であり、指数の算出、指数値の公表、利用など同指数に関するすべての権利は、鞄結桴リ券取引所が有しています。
現在の組入銘柄とそのポイントは!?
実際に投資を行った銘柄を紹介いたします。2019年10月末時点では25銘柄に投資しています。
10月末時点の上位10銘柄と各銘柄のポイントもご紹介します。
※上記は純資産総額に対する組入比率です。
出所:ブルームバーグのデータをもとにアセットマネジメントOne作成
組入銘柄のご紹介
3457 ハウスドゥ
全国に600店舗以上の不動産仲介ネットワークを構築している企業です。
時代に即した不動産ソリューションサービスを提供することで、世の中を安心、便利にし、お客さまから必要とされる企業を目指しています。現在、同社はハウス・リースバックや不動産担保ローン、リバースモーゲージ保証に注力しています。
今年話題となった「老後資金2000万円問題」にあるように、老後の所得不安は大きな課題となっており、その解決策を目指したビジネスになります。ハウス・リースバックでは、所有している住宅を同社が買い取り、売却後にリース契約することで住み続けながら住宅を資金化できるシステムです。
同社の強みは、全国の地域に根ざした不動産仲介ネットワークがベースとなっている査定力や、不動産の査定から買取、売却まで一貫したビジネスができることだと考えます。
高齢化が進む日本社会にあって、ニーズは拡大傾向にあると考えており、同社の成長に期待しています。
- ※組入銘柄の一部を掲載したものであり、当該銘柄について将来の保有を約束するものでも、売買を推奨するものでもありません。また、当ファンドが組み入れる銘柄などのパフォーマンスを示唆するものでもありません。
- ※上記は過去の情報であり、将来の運用成果等を示唆・保証するものではありません。
運用の振り返り
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2019年5月〜2019年10月
日本株市場は、大きく下落した後、回復傾向で推移し、東証株価指数(配当込)は当該期間において4.3%の上昇となりました。一方、厳選ジャパンは、6月中旬までは底堅く推移したものの、その後軟調な推移となり、基準価額は6.4%の下落となりました。
6月中旬以降、米国を中心とした各国の金融緩和策や景気刺激策に、米中貿易協議の一時緩和期待が加わり、景気敏感株や株価が低迷していた銘柄が回復する相場だったと考えます。このような相場環境のなか、当ファンドが投資の主軸としているような景気への依存度が低い成長銘柄への売り圧力は高まりました。特に、それまで堅調な株価推移をするも、業績進捗が市場の期待値に届かない企業の株価下落が影響し、当ファンドの基準価額は軟調な推移になったと考えます。
なお、基準価額に寄与したトップ5の投資先企業は、プロレド・パートナーズ、ハウスドゥ、ジャパンエレベーターサービスホールディングス、フィックスターズ、イーソルでした。
今後の運用方針
2019年も11月に入り、株式市場では2020年を見据えた動きになっています。
2020年前半は、引き続き世界情勢による短期的な波乱は想定されますが、堅調に推移するものと考えます。
株式市場を支える要因としては、
@製造業を中心とした日本企業の業績回復期待
A米国大統領選挙に向けたトランプ政権の景気に配慮した政策
B為替の安定
などを考えています。
製造業では、全体的に在庫調整が進んできており、2020年に向けて循環的な回復が期待できると考えています。また、5G関連など一部の半導体分野で事業環境の改善が鮮明になってきています。非製造業では、引き続き、官民ともにデジタル化の動きが続くと考えます。
日本株市場は、直近の動向のように、相場反転時には、指数先物が主導し大型株や景気敏感株の上昇が先行することが多くあります。このような銘柄の水準訂正が一巡した後は、個別の成長株が物色される展開に移行していくと考えます。
2020年を見据え、構造的に成長が期待でき、業績回復が見込める企業や、現在調整しているような成長株を精査し、投資を行いたいと考えています。引き続き、中長期的なテクノロジーや社会構造の変化に注目し、社会課題の解決に貢献するような、成長が期待できる企業に投資して参ります。引き続きよろしくお願いいたします。
- ※上記の運用方針は将来の市場環境等により、委託会社の裁量により今後変更される場合があります。
- ※組入銘柄の一部を掲載したものであり、当該銘柄について将来の保有を約束するものでも、売買を推奨するものでもありません。また、当ファンドが組み入れる銘柄などのパフォーマンスを示唆するものでもありません。
- ※上記は過去の情報であり、将来の運用成果等を示唆・保証するものではありません。
- ※トータルリターンは2019年10月末時点のものを記載しています。
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- 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
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