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【信用取引】現引・現渡注文の注文受付基準の変更について
2013/7/8より、信用建玉の現引・現渡注文の注文受付基準の見直しを行い、現引(又は現渡)による、委託保証金差し替え後の予定委託保証金率が30.2%以上あれば、現引・現渡注文が受付可能となるよう変更いたします。
- ※現引には、上記のほか、現引受渡代金相当額のご利用可能な委託保証金現金残高がある場合に行うことができます。
- ※現渡には、上記のほか、売建玉と同銘柄の現物単元株等のお預りが、当社にある場合に行うことができます。
- ※受付基準の変更は、2013/7/6メンテナンス終了後より適用されます。
具体例
変更前(〜7/5) 「現引可能額」が不足している為、現引できないケース
変更前の取引ルールでは、現引入力時点において、「現引可能額」が概算現引代金より不足している場合、現引を行うことができませんでした。
変更後(7/8〜) 「現引可能額」が不足していても、現引可能なケース
ポイント
変更前の取引ルールでは、現引入力時点において、「現引可能額」が不足している場合、現引を行うことができませんでしたが、変更後は現引後の予定委託保証金率が30.2%以上あれば、ご利用可能な委託保証金現金の範囲内で現引注文が可能となります。
※現引後の予定委託保証金率が30.2%未満の場合や、ご利用可能な委託保証金現金が当該建玉の現引代金に満たない場合、現引することができません。
「現引可能額」表示金額についてのご注意事項
当社WEBサイト上に表示されている「現引可能額」は、現引前の口座状況を基に計算した、委託保証金率30.2%を超える部分に相当する金額を、参考金額として表示しております。
これとは異なり、現引注文受付時は、現引による委託保証金差し替え後の口座状況を基に、現引注文の受付判定を行っております。
そのため、「現引可能額」は、現引注文が可能であるのかを正確に表しているものではございません。予めご了承ください。
現渡についてのご注意事項
現渡注文は、注文受注時に委託保証金差し替え後の予定委託保証金率が30.2%以上あれば、受付可能です。したがって、注文受注時に委託保証金差し替え後の予定委託保証金率が30.2%未満の場合には現渡をお受けできません。
現渡をご希望の場合には、30.2%以上となるようご入金いただくか、現渡する建玉以外を決済していただくなどのご対応が必要となります。
ご注意事項
- 現引・現渡注文は、営業日の0:00〜15:30までに発注された注文を当日注文としてお取扱い(当日約定)し、15:30以降は翌営業日注文としてお取扱いします(翌営業日の約定)。
- 現引・現渡注文の取消につきましては、営業日の15:30から翌営業日の6:30までに発注された注文は当該期間中に取消を行えます。営業日6:30からその当日15:30までに発注された注文は取消できません。
- 権利落ち・配当落ち銘柄に該当する場合は、権利付き最終売買日の15:30から夕方の値洗い処理が完了するまでの間(18時頃(予定))は、現引・現渡注文をお受けできません。
- 現引・現渡注文による受渡代金の確定は、約定日当日の諸経費等を考慮していない為、約定日の翌日の朝になります。不足金が発生した場合、ご入金いただくことになりますので、あらかじめご了承ください。
- 信用取引の現引・現渡を行った場合は、当該現引・現渡に係る余力の回復は通常翌々営業日となります。
- 金融商品取引所または当社独自の判断による取引規制等により委託保証金率の変更が行われた場合、金融商品取引所または当社独自の判断による取引規制等により委託保証金率の変更が行われた建玉がある場合には、この限りでありません。