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2018-04-25 05:33:59

マーケット > 朝イチ情報

金利為替動向

(2018年4月13日〜2018年4月20日)

更新 : 2018/04/23 18:00 (更新予定時間:毎週第1営業日18:00頃)

債券をご購入の際に、ご参考として本レポートをご利用ください。現在取り扱っております債券はこちらからご確認いただけます

概要

- シリアや北朝鮮の地政学リスク後退 -

海外主要国利回り比較 主要通貨は対円でまちまち。週初16日は、米英仏によるシリア攻撃が1度きりとされたことから過度の懸念が後退したものの、日米首脳会談を前にした様子見ムードが強かった。17日は、日米欧の株価が堅調に推移、主要通貨は対円で上値を伸ばした。18日、次期米国務長官候補であるポンペオCIA(米中央情報局)長官がイースター休暇期間に北朝鮮を訪れ、金正恩・朝鮮労働党委員長と会談し一定の進展があったと報じられると、北朝鮮に対する過度な懸念が後退した。19日、日米首脳会談は事前に警戒されていたほど日本にとって強硬的なものではなかったことから、反応は限られた。週末20日は、およそ3年半ぶり高値圏にある原油先物価格や米追加利上げ継続観測を背景に米長期金利が上昇し、ドル高につながった。 新興国通貨は対円で上昇した。週前半は日米首脳会談を前にした様子見ムードが広がり、ほとんどの通貨が対円で小動き。ロシアルーブルは週初16日に米国が対ロシア追加制裁を検討と伝わって急落したが、17日はトランプ米大統領が追加の対ロ制裁に慎重との一部報道を受けて買い戻された。18日、トルコリラはトルコ大統領選の前倒しを好感した買いが先行して急伸。週後半の新興国通貨は日米首脳会談の無難な通過で安定して推移したが、メキシコペソは7月1日のメキシコ大統領選をめぐって米国に対して強気な姿勢を示す左派の候補者が優勢となっているとの報道が嫌気され、急落した。

    前週比
    EURO USD AUD NZD ZAR MXN
各国10年債の
利回り格差
(先週)
EURO 0.055 -0.008 -0.038 -0.125 0.063
USD 2.370 -0.244 -0.094 -0.180 0.008
AUD 2.217 -0.153 -0.030 -0.117 0.071
NZD 2.277 -0.093 0.060 -0.087 0.101
ZAR 8.006 5.636 5.789 5.729 -2.382
MXN 6.909 4.539 4.692 4.632 -1.097

通貨毎の金利と為替動向を確認!

ランド高円安 8.93円(▲0.05円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 低下  

為替

南アフリカ国債 ランド・円は上昇した。米英仏によるシリア攻撃が1度きりとされたことから過度の懸念が後退したものの、日米首脳会談を前にした様子見ムードも強く、週前半のランド・円は方向感の乏しい展開。18日、良好な2月小売売上高が好感され、ランド買いが強まった。ランド・円は週半ばにかけてしっかりした展開となったこともあり、週後半は手掛かり材料難の中、利益確定売りに押されて弱含んだ。

債券

長期債利回りは低下した。外部環境の好転や良好な南ア経済指標などを受けて債券需要が高まった。週末は利益確定目的の債券売りが出たものの、南ア15年債利回りは前週末の8.64%から8.60%に低下して越週した。

ドル高円安 107.66円(▲0.31円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

米国国債 ドル・円は上昇した。週初16日、トランプ米大統領がロシア、中国は「通貨切り下げゲーム」を行っていると非難し、ドルの下落が続いた。17日、米3月住宅着工件数、米3月鉱工業生産が市場予想を上回り、切り返した。18日、次期米国務長官候補であるポンペオCIA(米中央情報局)長官がイースター休暇期間に北朝鮮を訪れ、金正恩・朝鮮労働党委員長と会談し一定の進展があったと報じられると、ドルが買われた。19日、日米首脳会談は事前に警戒されていたほど日本にとって強硬的なものではなく、円安けん制発言もなかったことから円安・ドル高に。週末20日は、およそ3年半ぶり高値圏にある原油先物価格や米追加利上げ継続観測を背景に米長期金利が上昇し、ドル高につながった。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。原油高による物価上昇圧力の強まりや、米追加利上げへの思惑がくすぶり続け、米金利を押し上げた。2年債利回りは前週末の2.36%から2.46%に上昇、10年債利回りは前週末の2.83%から2.96%に上昇して越週した。

ユーロ安円高 132.28円(▼0.10円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

ユーロ-ドイツ国債 ユーロ・円は小幅に下落した。週初16日は、米英仏によるシリア攻撃は「一過性となる」との見方が強まり、地政学的リスクがいったん後退したことでユーロ・円は小幅に上昇した。17日は、日米首脳会談への警戒感から、ユーロ・円も上値の重い展開となった。18日は、ポンペオCIA(米中央情報局)長官が北朝鮮を訪問し金正恩委員長との会談が行われたことが明らかにになり、ユーロ・円の上昇につながった。19日は、もみ合いが続いた。20日は、ECB(欧州中央銀行)が量的金融緩和の縮小を7月まで待つと報じられたことから、ユーロ・円は軟調に推移した。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。米金利上昇の影響を受けた他、原油先物価格の上昇がインフレ期待につながった。独2年債利回りは前週末のマイナス0.58%からマイナス0.56%に上昇、独10年債利回りは前週末の0.51%から0.59%に上昇して越週した。

豪ドル安円高 82.60円(▼0.77円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

オーストラリア国債 豪ドル・円は下落した。週前半は、週内に控える日米首脳会議への警戒感から上値の重い展開となった。18日は日豪株高を背景に豪ドル買い・円売り優勢。19日、豪3月雇用統計のさえない結果や鉄鉱石価格の急伸で豪ドルはもみ合ったが、その後、商品安が進むと豪ドル・円は軟化。20日は鉄鉱石価格が下げに転じ、豪ドル・円を下押しした。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。鉄鉱石価格の上昇や米金利高を背景に豪債券もツレ高となった。2年債利回りは前週末の2.08%から2.10%に上昇、10年債利回りは2.74%から2.81%に上昇して越週した。

NZドル安円高 77.58円(▼1.44円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

ニュージーランド国債 NZドル・円は下落した。週前半は、週内に控える日米首脳会議への警戒感から上値の重い展開となった。17日の欧米時間に行われた乳製品国際価格入札で乳価が前回を上回り、NZドル・円は18日にかけて持ち直したが、その後はもみ合う展開に。19日、NZ1−3月期CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回り、NZドル買いが先行したが、その後、商品安が進むとNZドル・円は20日にかけて軟化した。

債券

長期債利回り共に上昇した。米長期金利が上昇し、NZ債券利回りもツレ高となった。10年債利回りは前週末の2.83%から2.87%に上昇し越週した。

レアル高円安 31.54円(▲0.17円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 低下  

為替

ブラジル国債 レアル・円は上昇した。週初16日は、米英仏によるシリア攻撃が今回の1回限りとの見方から地政学リスクは後退したものの、週内の日米首脳会議への警戒感が上値を抑制した。17日は、日米欧ブラジルの株価が堅調に推移、レアル買い・円売り優勢。18日は、北朝鮮の地政学リスクが後退した他、原油先物などエネルギー価格が大幅に上昇、レアル・円も上げ幅を拡大した。19日は日米首脳会談が波乱なく終了したことで、レアル・円はもみ合い。週末20日は、米国株安などから投資家のリスク回避志向が高まり、レアル・円は軟化した。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に低下した。週初16日は、シリアの地政学リスクが後退、ブラジルの短期債が買われる場面があった。日米首脳会談に波乱はなく、週末にかけてはブラジル債券が買われた。2年物レアル建て債利回りは前週末の7.20%から7.15%に低下、10年物ドル建て債利回りは前週末の2.28%から2.22%に低下して越週した。

リラ高円安 26.41円(▲0.21円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

トルコ国債ドル建 リラ・円は上昇した。トルコのエルドアン大統領が19年に予定されていた大統領選挙、議会選挙を18年6月に前倒しすると発表し、トルコ国民に迎合した景気刺激策が早期に終了するとの見方が広がり、リラは大幅に切り返した。シリアをめぐる中東の地政学リスクへの過度な懸念も後退。期間中の経済指標では、トルコ2月鉱工業生産は市場予想を下回り、トルコ1月失業率は若干ながら前月から悪化した。

債券

長期債利回りは上昇した。一部のトルコ経済指標が低調だったこともあり、週前半に売りが優勢だった。ただ、週央にトルコ大統領選挙、議会選挙の前倒しが発表されると、トルコ債券が大きく買われる場面もあった。トルコ9年債利回りは前週末の5.76%から5.84%に上昇して越週した。

取扱い中の債券を確認!
  • ※ 為替および債券利回りは、2018年4月20日のニューヨークの終値を使用
  • ※ (    )内は、先週末比の数字
  • ※ 2年債、10年債と記載しているものは、残存年限がその年限に一番近い債券の利回りを便宜上使用しています。
  • ※ レアル債券:ブラジルの政府保証債(国債)はレアル建とドル建双方で発行されており、一般的に2年債についてはレアル建が流動性が高く、10年債についてはドル建が流動性が高いため、それぞれを短期債・長期債の指標に用いております。尚、SBI証券で取扱を行っている「ブラジルレアル連動円建債券」は円での投資でブラジルレアル建債券(現在、現地通貨建ての発行は規制によりできません)に投資するのと同様の効果を得られるように設計されている「仕組債」ですので、本情報の指標となる短期債・長期債とは相違点がございますのでご注意ください。
  • ※ リラ債券:債券マーケットが小規模のため、ドル建ての債券利回りを指標として用いています。

提供:コメント/モーニングスター社、グラフ/SBI証券

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