東京市場が連休後半で休場となっていた間、米国市場ではダウ平均が累計で163.46ドル高となりました。
2日はNYダウが4日続落となる174.07ドル安。ドル高が嫌気されました。3日も米中交渉の難航を警戒し、一時393ドル安となりましたが、200日移動平均を維持して上昇に転換しました。4日は好業績に自社株買い、バフェット氏による買い増しなど、好材料の相次いだアップル株が上昇して上場来高値を更新し、市場心理が好転してNYダウは332.36ドルの大幅高になりました。雇用統計(4月)で賃金が伸び悩み、利上げ加速の材料と考えられなかったこともプラス材料になりました。
連休明け後の今週の東京株式市場では、日経平均株価が戻りを試す可能性がありそうです。連休中の米国市場が総じて堅調に推移したことに加え、外為相場も1ドル109円台に踏みとどまっており、外部環境は悪くないとみられます。国内上場企業の決算発表は5/11(金)に発表社数ベースで830社とピークを迎えますが、トヨタ(7203)やソフトバンク(9984)の発表が予定される5/9(水)には質的な面で峠を越える形になりそうです。3月までの円高を背景に、会社予想の業績予想が保守的となることが警戒されてきましたが、日経平均株価の予想EPS(一株利益)は5/2(木)現在で1,716円とおおむね過去最高水準を維持しています。連休明けでポジションが取りやすくなる面もあり、買い優勢となっても不思議ではありません。
日経平均株価は「W底の底入れ確認」となる2/27(火)高値22,502円をすでに、取引時間中に上回ってきています。次の上値抵抗ラインはチャート上の「窓埋め」となる2/5(月)安値22,659円や、心理的な節目23,000円等になりそうです。
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