SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-03-29 04:13:45

マーケット > レポート > 特集レポート >  日経平均の目標価格は20,950円!?各国金融政策と解散総選挙が材料か

日経平均の目標価格は20,950円!?各国金融政策と解散総選挙が材料か

2017/09/20

先物・オプション口座開設先物・オプションお取引
1

各中央銀行の金融政策の方向性

6月以降、各中央銀行による金融正常化に向けた動きが活発化。カナダ中央銀行が2回利上げに動いたほか、米連邦準備理事会(FRB)は6月に利上げした後も、年内の追加利上げのタイミングを計っている。また、欧州中央銀行(ECB)は年明けからテーパリングを実施するかどうかの議論を10月の理事会から開始するとの観測。そして、足元では、イングランド中央銀行(BOE)のカーニー総裁が早期の利上げを示唆する発言を残している。一方、オーストラリア、ニュージーランドからは利上げに対する慎重な発言がみられる。各国(先進国)の金融政策のスタンスは大きく分けると以下の通りとなろう。

■利上げに動いている国・地域
アメリカ、カナダ

図1 直近1年の米ドル円(日足チャート)

  • ※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

図2 直近1年のカナダ円(日足チャート)

  • ※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

利上げを検討している国・地域:英国

図3 直近1年のポンド円(日足チャート)

  • ※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

金融緩和縮小を検討している国・地域:欧州

図4 直近1年のユーロ円(日足チャート)

  • ※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

金融政策の現状維持:オーストラリア、ニュージーランド、日本

直近1年の豪ドル円(日足チャート)

  • ※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

図6 直近1年の豪ドル円(日足チャート)

  • ※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

日本銀行は「金融政策の現状維持」の方針を打ち出していることから、オセアニア地域と同じようなカテゴリーと考える。日銀内では、「ETF買入れ枠の減額」「国債買入れ枠の減額」といった話や出口論などが話題となっているとの話だが、黒田日銀総裁の任期期間(2018年4月上旬)は「金融政策の現状維持」が今のところ見込まれている。

2

金融政策と各通貨のトレンドを解析

これらの金融政策を踏まえて、対円での為替動向を確認してみると下記のようなトレンドが確認できる。

○円安基調が強まっており、数年前の円安水準を上回っている通貨(明確なトレンド) ユーロ、ポンド、カナダドル、オーストラリアドル

○明確な方向性が確認しにくい通貨(トレンドレス)
ニュージーランドドル、USドル

上記の2つに分けられると考える。オーストラリアはニュージーランド同様、金融政策の方向性は「現状維持」だが、原油価格の回復なども影響したことが要因となり、オセアニア通貨の動きに違いが見られていると想定。一方、USドルはカナダドル同様、利上げを進めている通貨だが、当初想定されていた利上げのスピードよりも遅くなっている点が、トレンドレスの要因となっている。また、トランプ政権による政策実行能力に対する不透明感が高まっていることも影響している。政策に対する期待感が高まりにくいことから、米10年債利回りは低迷。日米金利差が拡大しないことからドル買いが手控えられているというロジックである。

ドル・円は110円台で推移しており、15年6月につけた1ドル125円水準と比べると15円も円高となっている。一方、日経平均は20,000円台回復と強い動きがみられる。日本株は企業の為替対策が進んだことなどから円高に対する耐性がついたことが挙げられる。今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ実施を見込む声はほとんど聞かれない。12月のFOMCでの利上げ実施はポイントだが、既に市場では2018年に何回の利上げが実施できるかに注目が移っているように思える。複数回の利上げ実施が見込まれているが、利上げが実施できる環境作りはトランプ政権の運営状態も大きく影響しそうだ。また、次期日銀総裁同様、次期FRB議長の人選も注目点となろう。

図7 直近1年のドル円・日経平均の比較チャート

  • ※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成
3

国内政治動向にも動き「月内解散風」が強まる

そして、日本では衆議院解散の話が急浮上しており、9月下旬解散、10月にも衆議院選挙が行われるとの流れが強まっている。国政選挙で無類の強さを発揮している安倍政権が、勝利すれば、長期安定政権構築を材料に外国人投資家が日本株買いを入れる可能性はあろう。足元の水準から日本株買いを手控えている外国人投資家が買いで動くと、日経平均はアベノミクス後高値を更新するシナリオもある。その際、手っ取り早く225先物もしくはTOPIX先物を買うとの公算が大きく、衆議院が解散したタイミングで思惑買いを入れる可能性がある。外国人投資家の動向には注視したいところだ。外国人投資家による日本株買いが再開した際、225先物は年初来高値を通過点にアベノミクス相場の高値(取引時間ベースでは15年6月24日の20,950円)に迫ると考える。

図8  直近5年の日経平均(週足チャート)

  • ※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

少ない資金で大きな利益が狙える先物・オプション取引って何?

先物・オプションの関連コンテンツ

225のココがPOINT!
「台風一過」の東京株式市場!年初来高値更新で、今後のメインシナリオは?

先物・オプション取引がはじめての方はこちら
先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

先物・オプション取引の免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社、および情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製、または販売等を行うことは固く禁じます。
  • 必要証拠金額は当社SPAN証拠金(発注済の注文等を加味したSPAN証拠金×100%)−ネット・オプション価値(Net Option Value)の総額となります。
  • 当社SPAN証拠金、およびネット・オプション価値(Net Option Value)の総額は発注・約定ごとに再計算されます。
  • SPAN証拠金に対する掛け目は、指数・有価証券価格の変動状況などを考慮のうえ、与信管理の観点から、当社の独自の判断により一律、、またはお客さまごとに変更することがあります。
  • 「HYPER先物コース」選択時の取引における建玉保有期限は新規建てしたセッションに限定されます。必要証拠金額はSPAN証拠金×50%〜90%の範囲で任意に設定が可能であり、また、自動的に決済を行う「ロスカット」機能が働く取引となります。
  • 先物・オプションのSPAN証拠金についてはこちら(日本証券クリアリング機構のWEBサイト)
  • 指数先物の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、比較的短期間のうちに証拠金の大部分、またはそのすべてを失うこともあります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。また、指数先物取引は、少額の証拠金で多額の取引を行うことができることから、時として多額の損失を被る危険性を有しています。
  • 日経平均VI先物取引は、一般的な先物取引のリスクに加え、以下のような日経平均VIの変動の特性上、日経平均VI先物取引の売方には特有のリスクが存在し、その損失は株価指数先物取引と比較して非常に大きくなる可能性があります。資産・経験が十分でないお客さまが日経平均VI先物取引を行う際には、売建てを避けてください。
  • 日経平均VIは、相場の下落時に急上昇するという特徴があります。
  • 日経平均VIは、急上昇した後に数値が一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴を持っています。
    日経平均VIは、短期間で急激に数値が変動するため、リアルタイムで価格情報を入手できない環境での取引は推奨されません。
  • 指数オプションの価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。買方が期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、指数オプション取引は、市場価格が現実の指数に応じて変動しますので、その変動率は現実の指数に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失を被る危険性を有しています。
  • 未成年口座のお客さまは先物・オプション取引口座の開設は受付いたしておりません。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

SBI マネーアシスタント

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス

よくあるお問合せ
・証券税制と確定申告について
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • クレカ積立 上限金額UPでさらに便利に

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.