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要チェック!FOMCがリスクイベントになる可能性

2017/06/08
提供:フィスコ社

日経平均もようやく20,000円の大台を回復するなど、足元のもみ合いを上放れた格好となっている。8日の欧米イベントを前にややリスク回避の円買いが進んでおり、20,000円を割り込む場面も見られているが、投資家心理はさほど悪化していない様子。円高推移でも耐えうる国内企業は堅調な企業業績などが日本株しっかりの背景にあると考える。とはいえ、8日には重要なイベントが集中しているほか、来週は、13-14日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、15-16日に日銀金融政策決定会合がそれぞれ開催される。FOMCでは、東京時間15日午前3時に声明がだされ、米国の0.25%の利上げが発表されると見込まれている。市場は織り込みつつあるが、動意材料となる可能性は十分ある。今回のマンスリーレポートでは、今週から来週までのイベントを確認し日本株及び為替の動向を推測したい。

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まずは8日の重要イベント

8日には、欧州で欧州中央銀行(ECB)理事会が開催され金融政策が発表されるほか、英国では総選挙が実施される。ECB理事会ではドラギ総裁のコメントを注目する声はあるが、やはり英国の総選挙への関心が高い。解散総選挙を打ち出した際、与党・保守党が野党・労働党に対して圧勝するとのシナリオが大勢を占めており、英国株は上昇、ポンドも買われた。

一方、度重なるテロ発生などが影響してか、足元発表される世論調査では、保守党が勝利するものの、単独過半数には届かないとの見方が強まっている。当初の見込み通り行かないことから、磐石な政権構築に対する期待感が剥落した格好だ。市場は昨年6月の欧州連合(EU)離脱に伴う急落を警戒しており、リスク回避の円買いが進んでいるとの観測。ただ、英国の総選挙を警戒する動きが強まっているが、あくまでも英国内での問題であって、世界的な株安が進むという状況は回避されると想定する。仮に急落する場面があっても一時的な下落に留まるだろう。

一方、米国で実施されるコミー前FBI長官の議会証言に関してだが、これまでのニュースによる「コミー氏はトランプ大統領によるロシア疑惑に関してさほどふれないのではないか」との見方がやや強まっている。ただ、ロシアゲート疑惑は長期化する公算が大きいことから、中長期的なドルの重しとなるだろう。

図1:直近6ヵ月のドル円(日足チャート)

  • ※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成
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FOMCでの0.25%利上げは織り込み済み。でも、リスクイベントになる可能性あり

来週のスケジュールは、日銀会合も控えているが、FOMCが最大の注目材料だろう。0.25%の利上げをほぼ織り込んでいるが、市場では年内後2回の利上げ(9月、12月)が実施できるかどうか懐疑的になっている。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が算出する米金利引き上げの時期をめぐる数値(Fed Watch)で、「6月利上げ」の確率は95%を超えている。一方、9月に利上げを予想する確率は約24%、12月に利上げを予想する確率は48%と伸び悩んでいる。金利の先高感が低下していることから、米10年債利回りは年初来安値を更新。日米金利差の縮小が影響して、為替市場ではドル・円は110円を割り込む格好となっている。

米国の年内利上げ期待が低下している背景には、上述した通り「ロシアゲート疑惑」が大きく影響している。トランプ政権の弱体化によって、掲げている政策を実施できない可能性が高まっているからだ。市場では、疑惑が解明されるにはかなりの年月がかかると見られている。「ロシアゲート疑惑」が、米国株、そしてドルの重しとなるだろう。

NYダウが下落する局面となれば、日本株も影響を受けよう。ただ、ドル・円が110円水準でのもみ合いとなっても、国内企業が円高に対する耐性がついていることや、投資家心理の改善などを考慮すると、欧米主要株価指数の下げに比べると相対的に底堅い展開となると想定。足元のもみ合いレンジ上限だった19,800円水準を上回ったことから、多少20,000円手前でもみ合ったとしても、日経平均先物は次の上昇相場に向かうと考える。今週、来週の重要イベント通過後の日経平均先物は、15年6月高値水準の20,800円を意識した展開になると想定。

ただ、現在の米国株は利上げ予想が下方修正されるなど、非常に緩やかな金融引き締めを想定しているため、FOMCで急速な利上げや出口戦略が示されれば、マーケット雰囲気がガラッと変わってしまうリスクがある。その際にも下落局面は一時的に留まることを想定。前半戦最後の仕込み場になる可能性がある。先ずは6月15日午前3時頃に発表されるFOMCの結果に注目したい。

図2:直近6ヵ月の日経平均(日足チャート)

  • ※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

図3:直近6ヵ月のドル円、日経平均の相対チャート(日足チャート)

  • ※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

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