6/2(金)の東京市場では朝方から買いが先行し、9時08分には日経平均株価が20,000円大台を回復しました。取引時間中ベースでは2015/12/2以来、1年半ぶりになります。一方、TOPIX(東証株価指数)についても、同年12/3以来の1,600ポイント台を回復する場面が出ています。
6/1(木)の米国市場でNYダウ、ナスダック、S&P500といった主要3指数が過去最高値を更新したことが追い風になりました。この日発表されたADP雇用統計で雇用者数が市場予想を上回ったことや、ISM製造業景況指数が上振れたこと等が株高につながりました。米国経済の強さが確認された形となり、外為市場では円安・ドル高が進みました。
今後はどうなるのでしょうか。過去20年間、日経平均株価は2万円トビ台でピークアウトしたという経緯があり、短期的には目標達成感から売りが増えるリスクがあります。日本時間で6/2(金)の21時30分には米雇用統計(5月)の発表が予定されています。毎週発表されている新規失業保険申請件数やADP雇用統計をみる限り、波乱となるリスクは後退したとみられますが、もともとブレが大きい経済指標なので、一応の注意が必要です。
ただ、我が国の企業業績は好調で、日経平均株価の予想EPS(一株利益)は1,402円54銭(6/1現在)と過去最高記録を更新しています。過去500日間の日経平均の予想PERの平均は15倍で、仮に現在の予想EPSにそれをかければ、約21,000円という計算が可能です。基本的には日経平均株価の「20,000円」は通過点になる可能性が大きいと考えられます。
関連商品
日経平均がどちらに動くかを予想して、利益を狙える!
コード | 銘柄名 | 今すぐチェック | 今すぐ取引 |
---|---|---|---|
1570 | NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 | 株価 |
|
1357 | NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 | 株価 |
|
1360 | 日経平均ベア2倍上場投信 | 株価 |
|
1579 | 日経平均ブル2倍上場投信 | 株価 |
|
1321 | 日経225連動型上場投資信託 | 株価 |
|
※2017/6/2時点で、当社取扱いの日経平均に関連するETF売買代金上位5銘柄。
相場が大きく動いたら?
SBI証券なら多彩な商品群で取引チャンスを逃がしません!
- ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。