トランプ大統領が上下両院合同会議で日本時間3/1(水)午前11時から行っていた演説が終了しました。1兆ドルにのぼるインフラ投資や規制緩和の実施等を再確認するとともに、テロへの対決姿勢や国境の壁構築、オバマケアの廃止等についても触れるなど、従来から主張していた政策についても改めて強調されました。
ただ、新規の材料等はなく、驚きに値するスピーチ内容はなかったように思われます。心配されていた国境調整税や為替相場に対する踏み込んだ話もありませんでした。東京市場の参加者の一部には、トランプ大統領の演説後に円高・ドル安が進み、株価が下げるとの懸念もありましたので、その点については「杞憂」に終わったと言えそうです。
トランプ大統領の演説の陰に隠れ注目度が落ちていますが、FRB(米連邦準備制度理事会)関係者から3月利上げを示唆する発言が続いており、3/15(水)に結果発表予定のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げ確率が高まっている点は注目です。トランプ大統領の演説が終わり、市場の関心は米経済指標や金融政策に集まるとみられます。足元は円安・ドル高、株高が進みやすくなっていると考えられます。
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