SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-19 19:04:15

マーケット > レポート >  特集レポート >  米国特集(その2) 〜北米で活躍する日本企業に注目〜

米国特集(その2) 〜北米で活躍する日本企業に注目〜

2014/2/24

1

米国が好調なら、北米売上高比率の高い日本企業に注目!

2

何故、JPX日経400インデックスをユニバース(候補銘柄)とするのか?

3

北米売上高比率上位銘柄の注目ポイント

米国が好調であれば、北米売上高比率の高い日本企業に注目!

米国株特集(その1) 〜企業の競争力の源泉は何か〜
で、これから米国とその企業が有望であることをご紹介しました。
米国がこれから有望ならば、その米国で稼いでいる日本の企業も大きな恩恵を受けるはずです。

新指数のJPX 日経インデックス400の構成銘柄をユニバース(候補銘柄)として、全売上高に占める北米での売上高のデータを抽出。2013年度の北米での売上高の比率が、10%以上の75銘柄を、北米売上高比率で並べたものが、図表1です。

世界中を見渡してみても、中国はシャドーバンキング問題がくすぶり、新興諸国も米国の金融緩和縮小(テーパリング)で通貨不安、日本は消費税増税を控え、欧州も景気回復の遅れに苦しんでおり、相対的には人口増加の中、シェールガス革命の恩恵を十分受けている米国が最も堅調なようです。

JPX 日経インデックス400の構成銘柄の北米売上高合計は、前々期に比べて、前期でも約14%の増収でした。今期については数量ベースの改善に加えて、ドル円相場の円安傾向もあり、大幅な増収が期待出来そうです。その米国で活躍する日本企業に、今後株式市場の注目が集まる可能性が高そうです。

図表1:北米売上高比率ランキング(JPX日経400インデックス構成銘柄)

NO.

コード

銘柄名

終値(2/20)

業種

北米売上
比率(%)

予想連結PER

実績PBR

予想配当

配当
利回り

実績ROE

1

7313

3295

輸送用機器

47.9%

10.67

1.52

48

1.46%

14.1

2

7270

2697

輸送用機器

46.8%

9.55

2.76

40

1.48%

22.9

3

7267

3652

輸送用機器

46.4%

11.41

1.14

80

2.19%

7.8

4

5970

2670

金属製品

35.9%

6.74

0.68

36

1.35%

11.9

5

7201

909

輸送用機器

34.4%

11.58

0.90

30

3.30%

9.9

6

2801

1839

食料品

32.5%

29.76

1.70

18

0.98%

6.2

7

6448

1374

電気機器

31.2%

24.62

1.23

24

1.75%

7.2

8

7203

5860

輸送用機器

30.8%

10.47

1.31

180

3.07%

8.5

9

6965

4165

電気機器

28.0%

27.26

2.14

50

1.20%

7.8

10

4523

3860

医薬品

27.4%

31.80

2.18

150

3.89%

10.9

11

7296

1806

輸送用機器

27.4%

8.42

0.90

40

2.21%

9.7

12

4502

4780

医薬品

27.2%

37.76

1.58

180

3.77%

6.3

13

7731

1806

精密機器

26.9%

14.48

1.31

32

1.77%

9.2

14

8053

1313

卸売業

26.5%

6.84

0.69

47

3.58%

12.4

15

7248

540

輸送用機器

26.2%

6.71

0.91

7.5

1.39%

4.6

16

7936

1845

その他製品

25.8%

24.60

2.30

14

0.76%

11.6

17

3382

3931

小売業

25.4%

20.50

1.72

68

1.73%

7.5

18

6256

7630

機械

23.8%

8.72

3.02

100

1.31%

39.5

19

8035

5700

電気機器

23.6%

-46.80

1.83

50

0.88%

1.0

20

5334

2271

ガラス・土石製品

23.3%

16.59

1.63

26

1.14%

8.4

21

6326

1404

機械

22.5%

14.40

1.92

28

1.99%

10.4

22

7012

411

輸送用機器

21.1%

19.39

2.03

5

1.22%

9.6

23

6869

5560

電気機器

21.1%

31.17

4.14

42

0.76%

12.8

24

4503

6150

医薬品

20.8%

29.58

2.36

135

2.20%

8.0

25

2875

3305

食料品

20.5%

16.07

1.52

50

1.51%

9.2

26

4902

1045

電気機器

20.4%

30.83

1.11

17.5

1.67%

3.4

27

9697

1965

情報・通信業

20.2%

14.62

1.64

40

2.04%

4.9

28

6923

2244

電気機器

18.9%

16.02

1.44

30

1.34%

8.0

29

7278

3020

輸送用機器

18.8%

12.23

1.04

50

1.66%

8.0

30

4063

5518

化学

18.6%

20.38

1.38

100

1.81%

7.0

31

6502

433

電気機器

18.2%

18.35

1.50

8

1.85%

8.2

32

4568

1683

医薬品

18.1%

18.35

1.23

60

3.57%

7.9

33

5949

1743

輸送用機器

17.8%

8.68

0.75

25

1.43%

12.3

34

7272

1482

輸送用機器

17.4%

11.52

1.35

26

1.75%

12.7

35

4091

769

化学

17.3%

17.72

1.24

12

1.56%

-1.0

36

6371

811

機械

17.1%

16.16

1.31

8

0.99%

7.7

37

6954

16625

電気機器

16.9%

39.42

2.77

150

0.90%

11.6

38

6473

1502

機械

16.9%

27.06

1.29

16

1.07%

4.0

39

6971

4495

電気機器

16.8%

20.08

0.85

80

1.78%

4.3

40

8002

712

卸売業

16.5%

5.89

0.88

25

3.51%

12.7

41

9766

2465

情報・通信業

16.2%

54.42

1.50

34

1.38%

6.0

42

6758

1741

電気機器

15.7%

-16.44

0.74

25

1.44%

2.0

43

7282

2159

輸送用機器

15.6%

10.96

0.98

52

2.41%

9.0

44

6727

610

電気機器

15.3%

16.22

3.15

17.5

2.87%

19.8

45

6902

5390

輸送用機器

15.2%

16.84

1.61

94

1.74%

8.4

46

6305

1940

機械

14.8%

11.28

1.08

50

2.58%

6.8

47

8001

1270

卸売業

14.6%

6.49

0.97

46

3.62%

17.9

48

6594

11930

電気機器

14.5%

30.91

3.18

100

0.84%

2.0

49

6471

1109

機械

14.1%

23.50

1.62

14

1.26%

5.2

50

6674

575

電気機器

14.1%

23.76

1.82

8

1.39%

4.8

51

6201

4695

輸送用機器

13.9%

17.79

0.78

70

1.49%

4.1

52

4911

1711

化学

13.7%

35.06

2.08

20

1.17%

-5.1

53

5802

1523

非鉄金属

13.6%

18.60

1.02

21

1.38%

3.7

54

7988

2774

化学

13.5%

17.55

1.49

53

1.91%

6.4

55

6586

5640

機械

13.4%

20.24

1.75

79

1.40%

8.9

56

6481

2318

機械

13.4%

18.80

1.42

22

0.95%

5.4

57

7276

1843

電気機器

13.3%

15.59

1.41

24

1.30%

9.5

58

8136

3910

卸売業

13.3%

23.70

5.80

80

2.05%

29.2

59

8031

1556

卸売業

13.0%

7.49

0.80

51

3.28%

10.6

60

4544

4655

サービス業

12.6%

17.57

1.84

86

1.85%

11.8

61

6645

4140

電気機器

12.6%

21.87

2.14

50

1.21%

8.8

62

6302

468

機械

12.5%

18.00

0.92

6

1.28%

2.1

63

6506

1449

電気機器

12.4%

23.60

2.82

12

0.83%

6.4

64

8306

603

銀行業

12.1%

9.18

0.70

14

2.32%

8.0

65

5991

1039

金属製品

12.0%

8.90

1.16

20

1.92%

11.8

66

7011

610

機械

12.0%

13.71

1.37

8

1.31%

7.4

67

5486

1508

鉄鋼

11.9%

19.02

1.87

17

1.13%

5.5

68

7013

453

機械

11.7%

22.21

2.05

5

1.10%

12.4

69

5110

1292

ゴム製品

11.4%

7.55

1.03

40

3.10%

15.6

70

8036

2403

卸売業

10.9%

17.24

1.27

20

0.83%

4.7

71

6273

24610

機械

10.9%

20.93

2.30

160

0.65%

10.1

72

6361

696

機械

10.7%

21.61

1.62

7.5

1.08%

9.0

73

7259

3525

輸送用機器

10.6%

11.54

0.99

75

2.13%

9.8

74

3116

1054

輸送用機器

10.2%

15.21

0.97

18

1.71%

9.0

75

7741

2841

精密機器

10.0%

23.68

2.31

65

2.29%

16.6

  • ※BloombergデータをもとにSBI証券が作成。JPX日経400インデックスの構成銘柄のうち、開示データから北米売上高比率(前期)が確認できる銘柄で、売上高比率10%以上の75銘柄をランキング。北米売上比率は前期実績、配当利回りは2014/2/20終値を元に計算し、予想配当及びPERは東洋経済新報社による今期予想。
    2014年2月20日現在。

図表2:北米売上高比率上位75銘柄(JPX日経400インデックス構成銘柄)の業種別銘柄数

北米売上高比率上位75銘柄(JPX日経400インデックス構成銘柄)の業種別銘柄数

やはり、輸出関連と呼ばれる銘柄が数多くランクインしています。業種別では、ブラザー工業、浜松ホトニクスなどの電子機器と、富士重工、ホンダ、トヨタ自動車などの輸送用機器が2強となっており、これに機械、卸売り、医薬品、化学などが続いています。

個別銘柄で、あまり米国関連とは認識されていなさそうな意外感のある銘柄としては、醤油が米国で大人気のキッコーマン、米国のコンビニのセブン・イレブンを傘下に持つセブン&アイホールディングス、米国でランニングシューズが人気のアシックス、米モルガン・スタンレーに出資している三菱UFJFGなどです。

何故、JPX日経インデックスの構成銘柄を、ユニバース(候補銘柄にしたのか?)

JPX日経400インデックスは、資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした、「投資者にとって投資魅力の高い会社」で構成される新しい株価指数です。

今後、約120兆円の公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がこの新指数を運用に採用すれば、横並びで他の機関投資家も採用しそうです。コレは、投資の「ものさし」が大きく変わるということです。今回採用された400銘柄については、株式市場のけん引役となるような企業との、お墨付きを得たようなものです。

このお墨付きを得たような400銘柄をユニバース(候補銘柄)として、米国で活躍する日本企業を選出しました。

北米売上高比率上位銘柄の注目ポイント

図表1の北米売上高比率のランキング上位銘柄の中から、業種別に上位5銘柄の注目ポイントをご紹介いたします。

直近は、大きく調整している銘柄も多いですが、中・長期的に米国経済が堅調に推移すれば、北米での売上高比率の高いこれらの銘柄にも恩恵があり、押し目買いのタイミングを計る好機となりそうです。

銘柄コード・業種

7313 輸送用機器

銘柄名

市場

東証1部

株価

3,295円

単元株数

100株

予想PER(連)

10.67倍

実績PBR(連)

1.52倍

時価総額

約2,241億円

ポイント

 ・ ホンダ系列の4輪・2輪のシート製造会社。売上高の9割以上がホンダ向け。

 ・ ホンダ車の売れ行き好調が強いフォローの風となって最高益を更新、連続増配。

 ・ 同社の強みとしては、ハイブリッド、燃料電池、電気など、様々な動力源の自動車が開発され、自動車部品メーカーも対応が必要になります。しかし、人が乗っている乗用車である限りシートの需要はなくならないことです。

 ・ 3月権利確定の株主優待で100株保有していると、3,000円相当のグルメギフトが貰えます。

 ・ ホンダの米国での売上好調により、同社の北米向け売上高も増加しています。

銘柄コード・業種

5970 金属製品

銘柄名

市場

東証JQスタンダード

株価

2,670円

単元株数

100株

予想PER(連)

6.74倍

実績PBR(連)

0.68倍

時価総額

約586億円

ポイント

 ・ さいたま市大宮区に本社があり、ホンダ系列の自動車骨格プレス部品メーカー。ホンダとともに、海外進出しており、海外売上高比率が75%(2013/3期)と高くなっています。

 ・ JPX日経400インデックス構成銘柄では、数少ない東証ジャスダックに上場です。

 ・ 株価指標面で、PERが1桁、PBRが1倍割れと割安な水準にあります。

 ・ ホンダの好調を追い風に、営業増益、連続増配と業績は好調です。

 ・ ホンダの米国での売上好調により、同社の北米向け売上高も増加しています。

銘柄コード・業種

2801 食料品

銘柄名

市場

東証1部

株価

1,839円

単元株数

1,000株

予想PER(連)

29.76倍

実績PBR(連)

1.70倍

時価総額

約3,869億円

ポイント

 ・ 千葉県野田市に本社があり、国内しょう油最大手、約3割のシェアを持っています。

 ・ 1957年に米サンフランシスコへ販売会社を設立してから、半世紀以上が経過しています。現在では7つの海外生産拠点を持っており、実に100ヶ国以上の国々で販売しています。

 ・ 13年3月期連結ベースで見ると、海外売上高比率は5割弱ですが、利益では7割を超えています。北米が稼ぎ頭ですが、タイ・インドネシア・シンガポールのアジア部門や、さらに欧州でも大きな伸びを見せています。国内のニュースより、海外に関するニュースにより注意を払った方が良さそうです。

 ・ 日本では、他社との差別化を図った高単価の「生しょうゆ」が好調、原料高は逆風ですが、営業益続伸と業績好調です。

 ・ 米国での日本食は根付いてきており、米国での年4%程度の売上増(会社側予測)が、今後も期待出来そうです。

銘柄コード・業種

6448 電気機器

銘柄名

市場

東証1部

株価

1,374円

単元株数

100株

予想PER(連)

24.62倍

実績PBR(連)

1.23倍

時価総額

約3,813億円

ポイント

 ・ 名古屋市瑞穂区に本社があり、1908年にミシンの修理業からスタートしましたが、現在ではFAX、プリンタなどのデジタル機器が主力です。

 ・ 40以上の国と地域に拠点を置き、グローバルに事業活動を展開しています。

 ・ 米国では売上堅調、欧州も回復基調です。円安効果もあり、2月4日に業績の上方修正を行っています。

 ・ 米国では、プリンタ・FAXとともに、家庭用ミシンが売上好調でした。

銘柄コード・業種

4523 医薬品

銘柄名

市場

東証1部

株価

2,892円

単元株数

100株

予想PER(連)

31.80倍

実績PBR(連)

2.18倍

時価総額

約1兆1,447億円

ポイント

 ・ 東京都文京区小石川に本社があり、医薬品の大手で、消化器系・神経系に強みを持っています。

 ・ 昨年6月に発売した肥満症薬「ベルヴィーク」の販促に注力しています。

 ・ 2月3日に2014年3月期の連結純利益が前期比20%減の385億円になる下方修正を発表、これで3期連続の減益見込みとなります。

 ・ 海外で医療用医薬品の新製品の販売促進費が増えたことと、構造改革に伴う特別損失が、減益の理由のようです。

 ・ 円安を背景に、海外売上高が堅調。今後は、米国の肥満症薬、てんかん薬の拡販が期待出来そうです。

 ・ 3期連続の減益によって、配当性向が100%を超えている点には注意が必要ですが、予想配当利回りが、3.88%と魅力的な水準です。

  • ※株価データは2014年2月10日終値ベース
  • 銘柄選定の根拠(基準や前提)
  • JPX日経400インデックス構成銘柄をユニバース(候補銘柄)として、業種別に、北米売上高比率の高い5銘柄を選定しました。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
  • 免責事項・注意事項

    • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
    ユーザーネーム
    パスワード

    セキュリティキーボード

    ログインにお困りの方

    国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

    ご案内
    ・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
    ・口座開設の流れ

    よくあるお問合せ
    ・NISA関連のお問い合わせ
    ・パスワード関連のお問い合わせ

    HYPER SBI 2 ダウンロード
    • オンラインセミナー
    • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

    SBI証券はお客様の声を大切にしています


    ページトップへ

    何かお困りですか?

    今すぐ口座開設

    お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

    金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
    加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
    SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.