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2024-04-29 07:30:17

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は上昇!需給イベントに注意もジャパンウィークスに期待

日経平均は上昇!需給イベントに注意もジャパンウィークスに期待

2023/9/25

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1タカ派なFOMC受けリスク回避強まる

先週の日経225先物は週間で1,010円安の32,270円と反落。

週末まで4日続落と終始軟調な展開だった。

米大手自動車労組が初の一斉ストライキに突入したことや米ミシガン大学消費者信頼感指数が予想以上に悪化したことに加え、米長期金利の上昇や台湾積体電路製造(TSMC)に関するネガティブな報道を背景に週初から売りが先行した。

米連邦公開市場委員会(FOMC)では予想通り政策金利の据え置きが決定された。

しかし、追加利上げの可能性が除外されなかったほか、最新の経済・政策金利見通しがタカ派な内容だったことから、リスク回避の売りが強まった。

その後も米長期金利が一段と上昇するなか売りが優勢に。週末は日本銀行の金融政策決定会合の結果として政策の現状維持が伝わると、目先のあく抜け感から一時買い戻しが強まったが、取引終了後の植田総裁の会見を見極めたいとの思惑から戻りは限られた。

9月15日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆5,087億円の買い越し(前週は1兆2,984億円の買い越し)と増加した。

一方、株数ベースでは、5億8,005万株の買い越しで、9月8日時点(5億2,043万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(9月15日時点)

海外勢が総じて売り越し基調

日経225先物の売り方ではソジェン、ドイツ、BofA、JPモルガン、GSなどの海外勢が週末まで一貫して売り越し。

一方、買い方では先物主導で下落するなか、裁定売り(現物売り・先物買い)が強まり、AアムロCが大幅に買い越し。

個人の逆張りの買い越しを映してSBIの買い越しも目立つ。ほか、野村、楽天、三菱など国内勢が買い方上位に並んだ。

TOPIX先物の売り方ではGS、ドイツ、シティG、モルガンS、JPモルガンなどの海外勢が売り越し。

一方、買い方ではソジェン、BNPパリバ、AアムロCなどの裁定業者の買い越しが目立った。

日経225先物手口(期近)週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは上昇、プット買いが強まる

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で1.84pt高の17.83と上昇。

タカ派な米FOMC結果や米長期金利の上昇を受けてリスク回避の売りが強まるなか、プットが買われ、日経VIは上昇した。

10月限オプション取引の建玉状況

<コール>
34,000円に約6,900枚
33,500円に約6,700枚
33,000円に約6,300枚
32,500円に約4,100枚

<プット>
30,000円に約12,700枚
30,500円に約4,200枚
31,000円に約6,500枚
31,500円に約4,200枚
32,000円に約4,900枚
32,500円に約4,000枚

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、米金利高受けたハイテク株安が重しに

NT倍率(先物)は低下。

週初は連休中の米国市場での半導体株安やTSMCが主要取引先に納入延期を要請したと報じられて、日経225先物への影響が大きい半導体などハイテク株を中心に下落し、NT倍率は低下。

その後、米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合への警戒感が台頭する中、NT倍率の回復は鈍かった。

週末は、FOMCを受けた米長期金利の上昇を横目にハイテク株が下落する一方で、バリュー(割安)株に投資資金をシフトさせる傾向も強かった。

このため、NT倍率は週間では低下となった。

3投資家心理の悪化で戻り限定的か

今週の日経225先物は強含みか。

総じてタカ派な結果に終わった米FOMCを受け、米10年債利回りは連日で2007年以来の高値を更新し、株式市場でのリスク回避の売りを誘っていた。

ただ、先週末の米国市場では米長期金利が4.5%を手前に上昇一服となっていて目先の安心感を誘った。

また、週末の取引終了後に行われた植田日銀総裁の会見は歯切れの悪い印象だったが、マイナス金利解除などに関して踏み込んだ発言はなかった。

先週の大幅下落も相まって週明けはあく抜け感からの買い戻しが先行しそうだ。

一方、米長期金利が低下したにもかかわらず、米株式市場の軟調は続いており、投資家心理の悪化が窺える。

財務省による為替介入への思惑から、米金利の上昇に対しての円安感応度も低下しており、日経225先物は上値の重さも意識されやすい。

ほか、今週は配当再投資に伴う先物買い需要が見込まれる一方、現物市場では構成銘柄の入れ替えに伴い、日経平均全体では超過の売り需要が発生する見込み。

トータルでみると日経平均型には売り圧力の方が大きそうで、イベントを狙った短期筋の仕掛け売りに注意したい。

他方、25日からは金融庁主催の「ジャパンウィークス」が開催され、日本株の先高観による下支えに期待したい。今週の225先物予想レンジは31,700−32,900円とする。

経済スケジュール(9月25日〜10月1日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

9月25日 国内 13:00 アジアグリーン成長パートナーシップ閣僚会合
14:30 植田日銀総裁が講演、同記者会見
14:30 全国百貨店売上高(8月)
14:30 東京地区百貨店売上高(8月)
海外 17:00 独・IFO企業景況感指数(9月)
20:00 ブ・FGV消費者信頼感(9月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
20:30 ブ・経常収支(8月)
20:30 ブ・海外直接投資(8月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
米・ミネアポリス連銀総裁が質疑応答に参加
オーストリア・国際原子力機関(IAEA)年次総会(29日まで)
9月26日 国内 08:50 企業向けサービス価格指数(8月)
14:00 基調的なインフレ率を捕捉するための指標(日本銀行)
海外 17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)
20:00 ブ・FGV建設コスト(9月)
20:30 ブ・ブラジル中央銀行金融政策委員会(COPOM)議事録公表
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA-15)(9月)
22:00 米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(7月)
22:00 米・FHFA住宅価格指数(7月)
23:00 米・新築住宅販売件数(8月)
23:00 米・消費者信頼感指数(9月)
韓・日中韓高級事務レベル協議
米・2年債入札
伊・2年債入札
独・5年債入札
9月27日 国内 08:50 日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(7月27・28日分)
10:10 国債買い入れオペ(残存3-5年、残存5-10年、残存10-25年、残存25年超)
14:00 カーボンリサイクル産官学国際会議
14:00 景気先行CI指数(7月)
14:00 景気一致指数(7月)
15:00 工作機械受注(8月)
海外 10:30 中・工業利益(8月)
10:30 豪・消費者物価指数(8月)
17:00 欧・ユーロ圏マネーサプライ(8月)
20:30 ブ・融資残高(8月)
20:30 ブ・ローン残高(8月)
20:30 ブ・個人ローン・デフォルト率(8月)
21:30 米・耐久財受注(8月)
26:30 ブ・連邦政府債務残高(8月)
米・5年債入札
米・2年物変動利付債入札
独・10年債入札
スペイン・新首相の信任投票
9月28日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
海外 10:30 豪・小売売上高(8月)
18:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(9月)
18:00 欧・ユーロ圏景況感指数(9月)
20:00 ブ・中央銀行が四半期インフレ報告公表
20:00 ブ・FGVインフレIGPM(9月)
21:00 独・消費者物価指数(9月)
21:30 米・GDP確報値(4-6月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
23:00 米・中古住宅販売成約指数(8月)
26:30 ブ・中央政府財政収支
28:00 メキシコ・中央銀行が政策金利発表
中・経常収支確定値(4-6月)
米・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長がタウンホール会議を主宰
米・シカゴ連銀総裁が講演
米・リッチモンド連銀総裁が講演
欧・欧州中央銀行(ECB)経済報告
米・7年債入札
伊・5年債、10年債入札
9月29日 国内 08:30 東京CPI(9月)
08:30 失業率(8月)
08:30 有効求人倍率(8月)
08:50 鉱工業生産指数(8月)
08:50 小売売上高(8月)
08:50 百貨店・スーパー売上高(8月)
14:00 住宅着工件数(8月)
14:00 消費者態度指数(9月)
海外 10:45 中・財新製造業PMI(9月)
10:45 中・財新サービス業PMI(9月)
10:45 中・総合PMI(9月)
15:00 英・GDP改定値(4-6月)
16:55 独・失業率(失業保険申請率)(9月)
18:00 欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(9月)
19:30 印・財政赤字(8月)
20:30 印・インフラ産業8業種(8月)
20:30 ブ・基礎的財政収支(8月)
20:30 ブ・純債務対GDP比(8月)
21:00 ブ・全国失業率(8月)
21:00 南ア・貿易収支(8月)
21:30 米・個人所得(8月)
21:30 米・個人消費支出(8月)
21:30 米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(8月)
21:30 米・卸売在庫(8月)
22:45 米・MNIシカゴ購買部協会景気指数(9月)
23:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数(9月)
印・経常収支(4-6月)
米・ニューヨーク連銀総裁が講演
欧・ラガルドECB総裁が講演
中・株式市場は祝日のため休場(中秋節、国慶節)、10月9日に取引再開
9月30日 海外 10:30 中・製造業PMI(9月)
10:30 中・非製造業PMI(9月)
  • 提供:フィスコ社

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