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2024-04-29 16:13:13

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日経平均は下落!日米金融政策イベントで神経質な展開か

2023/9/19

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1ソフトランディング期待や円安で33,000円超える

先週の日経225先物は週間で860円高の33,280円と反発。

持続的な物価上昇に確信が持てればマイナス金利政策の解除を含め様々な選択肢があるとした、日本銀行の植田総裁のインタビューが週末に報道された。

これを契機ににわかに政策修正観測が高まり、国内長期金利が2014年以来9年8カ月ぶりの水準まで上昇するなか、週初は売りが先行した。

ただ、その後に国内長期金利の上昇が一服すると下げ止まった。

また、米8月の消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)で食品・エネルギーを除いたコア指数の前年同月比での鈍化基調が確認されると投資家心理が改善した。

さらに、中国人民銀行(中央銀行)が今年2度目となる預金準備率の引き下げを発表したことに加え、欧州中央銀行(ECB)が利上げを決定しながらも今回での利上げ終了を示唆したことが追加の支援材料になった。

ほか、米8月小売売上高や中国8月の鉱工業生産や小売売上高が予想を上回ったことで世界経済のソフトランディング(軟着陸)期待が高まった。為替の円安も追い風となるなか日経225先物は週末にかけて上値を伸ばした。

9月8日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆2,984億円の買い越し(前週は1兆2,104億円の買い越し)と増加した。一方、株数ベースでは、5億2,043万株の買い越しで、9月1日時点(4億8,908万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(9月8日時点)

TOPIX先物で国内勢の買い越し目立つ

日経225先物の売り方では裁定買い(現物買い・先物売り)の動きからAアムロCが大幅に売り越し。また、個人の日経レバETF<1570>の売り越しを映し、SBIが売り越し基調。

買い方ではバークレイズ、ソジェン、シティGなど海外勢が上位を占めた。野村の買い越しも目立った。

一方、TOPIX先物の売り方では裁定買いからBNPパリバ、ソジェンが売り越し。

商品投資顧問(CTA)との連動性の高いドイツのほか、モルガンSも大きく売り越し。

ただドイツは週後半は買い越しだった。買い方ではJPモルガンやバークレイズに続き、みずほ、大和、野村の国内勢が上位に並んだ。週後半はBofAとGSも買い越した。

日経225先物手口(期近)週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは低下、プット建玉の積み上がりが大きめ

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で1.25pt安の15.99と低下。

為替の円安や予想並みにとどまった米インフレ指標、世界経済のソフトランディング期待から株式市場が強含むなか、プットは手仕舞い売りで下落し、日経VIは低下した。

10月限オプション取引の建玉状況

<コール>
34,000円に約5200枚
33,500円に約5,700枚
33,000円に約6200枚
32,500円に約4000枚

<プット>
30,000円に約12,100枚
30,500円に約3,300枚
31,000円に約6,200枚
31,500円に約3,700枚
32,000円に約5,300枚
32,500円に約3,600枚

ボラティリティ

NT倍率(先物)は小幅低下、ハイテク株安が一時重しも米金融引き締め懸念の後退が支援

NT倍率(先物)は小幅低下。

週初は日本銀行によるマイナス金利政策の解除への思惑が強まるなか、日経225先物への影響が大きい半導体などハイテク株を中心に下落し、NT倍率は低下。

一方、国内長期金利の上昇が一服したことに加え、米国の物価指標で金融引き締め懸念が後退するとハイテク株が買い戻され、NT倍率も次第に回復。

ただ、9月の中間配当権利取りを狙った買いや原油市況の上昇を背景に景気敏感・バリュー(割安)株も強かった。

このため、海外勢のTOPIX先物買い越しが観測されるなか、NT倍率は週前半の低下を補えず週間では低下となった。

3ボラティリティーの高さに注意

今週の日経225先物は神経質な展開か。

今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合が開催される。事前の報道でやや錯乱しているものの、今回の日銀金融政策決定会合は現状維持で無難な消化が予想される。

一方、FOMCについては政策金利見通し(ドットチャート)が公表される。政策金利の今年から来年の年末中央値を巡っての解釈で市場のボラティリティー(変動率)が高まりそうだ。

ただ、日本株全体の先高観や為替の円安基調を背景に、下落した場面では海外短期筋の先物買いが入りそうで、東京市場の相対的な底堅さは続きそうだ。

一方、需給に限ってみるとやや見え方が異なる。東京証券取引所が13日に公表したプログラム売買に係る現物株式の売買状況によると、9月8日時点の裁定残高はネットベースで1兆2,983.82億円の買い越しとなり、ネットの買い越し金額は2021年以降のレンジ上限に近い水準にまで増加してきた。

海外短期筋の先物買いが裁定買いを誘発してきたことが読み取れるが、そろそろ短期筋の買い余力は限られてきたとも推察される。

原油市況や米長期金利の動向も気掛かりで、イベント後のこれらの要素の動きも攪乱要因となる。今週の225先物予想レンジは32,400−33,700円とする。

経済スケジュール(9月18日〜9月24日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

9月18日 国内 株式市場は祝日のため休場(敬老の日)
海外 20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(9月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)
20:25 ブ・週次景気動向調査
23:00 米・NAHB住宅市場指数(9月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
29:00 米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(7月)
米・アップルが「iOS 17」リリース
露・中ロ外相会談
国連SDGs(持続可能な開発目標)サミット(19日まで、国連本部)
豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)総裁にブロック副総裁が昇格(任期7年)
9月19日 海外 17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)
17:00 欧・ユーロ圏経常収支(7月)
18:00 欧・ユーロ圏CPI(8月)
21:00 ブ・経済活動(7月)
21:30 加・消費者物価指数(8月)
21:30 米・住宅着工件数(8月)
21:30 米・住宅建設許可件数(8月)
米・連邦公開市場委員会(FOMC)(20日まで)
経済協力開発機構(OECD)が世界経済見通しを公表
国連総会の一般討論演説開始
9月20日 国内 08:50 貿易収支(8月)
08:50 輸出(8月)
08:50 輸入(8月)
08:50 資金循環統計速報(4-6月、日本銀行)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年、残存10-25年)(日本銀行)
13:00 首都圏新築分譲マンション(8月)
東芝に対するTOBの公開買付期間終了
インテグラルが東証グロースに新規上場(公開価格:2400円)
海外 07:45 NZ・経常収支(4-6月)
10:15 中・1年物ローンプライムレート(LPR)
10:15 中・5年物ローンプライムレート(LPR)
15:00 欧・ユーロ圏新車販売台数(8月)
15:00 英・消費者物価コア指数(8月)
15:00 英・生産者物価産出指数(8月)
17:00 南ア・消費者物価指数(8月)
27:00 米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表
30:30 ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(セリック金利)発表
米・FOMC終了後、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見
9月21日 国内 日銀政策委員会・金融政策決定会合(1日目)
揚羽が東証グロースに新規上場(公開価格:1400円)
海外 07:45 NZ・GDP速報(4-6月)
10:00 中・SWIFTグローバル支払い元建て(8月)
16:30 スイス・中央銀行が政策金利発表
20:00 英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表
20:00 トルコ・中央銀行が政策金利発表
21:30 米・経常収支(4-6月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(9月)
23:00 米・中古住宅販売件数(8月)
23:00 米・景気先行指数(8月)
23:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(9月)
南ア・南アフリカ準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
台湾・中央銀行が政策金利発表
9月22日 国内 08:30 消費者物価コア指数(8月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
09:30 製造業PMI(9月)
09:30 サービス業PMI(9月)
09:30 総合PMI(9月)
10:00 営業毎旬報告(9月20日現在、日本銀行)
15:30 植田日銀総裁が会見
日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)、終了後決定内容発表
笹徳印刷が東証スタンダードに新規上場(公開価格:600円)
ファーストアカウンティングが東証グロースに新規上場(公開価格:1320円)
海外 07:45 NZ・貿易収支(8月)
15:00 英・小売売上高指数(8月)
16:30 独・製造業PMI(9月)
16:30 独・サービス業PMI(9月)
16:30 独・総合PMI(9月)
17:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(9月)
17:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(9月)
17:00 欧・ユーロ圏総合PMI(9月)
17:30 英・製造業PMI(9月)
17:30 英・サービス業PMI(9月)
17:30 英・総合PMI(9月)
21:30 加・小売売上高(7月)
22:45 米・製造業PMI(9月)
22:45 米・サービス業PMI(9月)
22:45 米・総合PMI(9月)
米・サンフランシスコ連銀総裁が講演
9月23日 国内 祝日(秋分の日)
  • 提供:フィスコ社

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