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2024-04-29 12:47:40

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日経平均は下落開始か 先物・オプション取引動向は下値警戒感を示唆

2023/8/7

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1日米長期金利の大幅上昇で売り加速

先週の日経225先物は週間で620円安の32,150円と反落。

週前半は大幅に上昇し、一時33,500円に迫る場面があった。米6月個人消費支出(PCE)コアデフレーターが鈍化したことや、前の週末の金融政策決定会合における日本銀行の政策修正は依然として金融緩和的との見方から、為替の円安が進んでいたことが好感された。

一方、週後半の3日間は計1,260円と大きく下落。

米財務省が財政赤字の補填のために中長期債の発行規模を拡大させたことが米国債需給の緩みを警戒させたほか、米ADP民間雇用者数が予想を大幅に上回ったことで、米10年債利回りが4%を超えて上昇したことが利益確定売りを誘った。

格付け会社フィッチ・レーティングスが米国債の格付けを引き下げたことも投資家心理を悪化させた。

さらに、日本の新発10年物国債利回りの上昇基調が続いたことも、日銀政策修正の余波を警戒させ、短期筋が225先物売りを強めた。

週末は国内長期金利の上昇が小休止したことや、米雇用統計を見極めたいとの思惑から下げ渋ったが、一時32,000円を割り込む場面もあった。

7月28日時点の裁定残高は、ネットベースで9,989億円の買い越し(前週は9,113億円の買い越し)と増加した。一方、株数ベースでは、4億3,207万株の買い越しで、7月21日時点(4億1,021万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(7月28日時点)

TOPIX先物ではGSが大幅売り越し

日経225先物の売り方ではソジェンやAアムロCの裁定業者のほか、GS、バークレイズ、ドイツの海外勢が上位に並んだ。

買い方では累計上位に入ったJPモルガンとシティGが週初7月31日に大きく買い越した。

一方、TOPIX先物の売り方ではGSが2日と3日に大幅に売り越し、累計トップとなった。累計2位のBofAは週を通じて売り越し基調となり、週間で5,000枚超売り越した。

ドイツは3週連続で上位に入り、週後半に連日で売り越した。買い方では、日経225先物と同じく、JPモルガンが累計トップとなり、週を通してコンスタントに買い越した。AアムロCも小幅ながら週を通して買い越し基調となった。

日経225先物手口(期近)週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは上昇、9月限プットの建玉大きく積み上がる

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で2.27pt高の20.86と上昇。週後半からリスク回避の動きが強まるなか、コールが売られる一方でプットが買われ、日経VIの上昇につながった。

8月限オプション取引の建玉状況
<コール>
35,000円:約7,300枚(前週末比−300枚)
34,000円:約7,100枚(+500枚)
33,000円:約6,800枚(−800枚)
32,500円:約5,300枚(+400枚)
<プット>
30,000円:約10,500枚(−8,600枚)
31,000円:約7,500枚(+400枚)
32,000円:約5,100枚(+800枚)
32,500円:約6,700枚(+1,000枚)

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、日米長期金利の上昇を嫌気、5月中旬以来の水準

NT倍率(先物)は低下。週前半はもみ合いだったが、週後半から大きく低下した。

日米の長期金利の上昇が続いたことで株式市場でリスク回避の動きが強まった。

現物市場で特にハイテク・グロース(成長)株が売られるなか、先物市場では短期筋の225先物売りが強まった。

NT倍率は週末に14.15倍と、5月中旬以来の水準まで低下した。

331,000円割れはヘッジ売り加速させる恐れ

今週の日経225先物は神経質な展開か。

先週に続き、日米長期金利の動向が攪乱要因となりそうだ。米10年債利回りは3日に約9カ月ぶりの水準となる4.19%まで上昇。

週末の米雇用統計の発表後はいったん出尽くし感から低下しているが、内容としては平均時給の伸びが前月比および前年同月比でともに市場予想を上回っており、労働市場の逼迫が示唆されている。

米ADP民間雇用者数も2カ月連続で市場予想を大幅に上振れており、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測はくすぶる。

加えて、財政赤字の穴埋めを目的とした米財務省の中長期債の発行規模引き上げによる需給悪化が金利上昇の大きな要因として挙げられる。

応札動向を確かめるまでは神経質な展開が続こう。今週は米消費者物価指数(CPI)も発表予定だ。前年同月比の伸びは13カ月ぶりに前月から加速する見込みで市場反応を注視したい。

先物手口ではGSやBofAなど実需筋と思われる向きからTOPIX先物の大幅な売り越しが確認されており、需給状況は良くなさそうだ。

今週末は8月限オプション取引の特別清算指数(SQ)算出だが、9月限に目を向けると、3万円以下の権利行使価格に大量のプットが建玉として積み上がっている。

225先物が31,000円を割れるようなことがあると、ディーラーのヘッジ目的の先物売りが強まりそうで、留意しておきたい。今週の225先物予想レンジは31,000−33,000円とする。

経済スケジュール(8月7日〜8月13日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

8月7日 国内 08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(7月27、28日分)
14:00 景気先行CI指数(6月)
14:00 景気一致指数(6月)
決算発表 大和ハウス、住友金属鉱山、レーザテク、東芝、JSR、東レ、大林組、東京海上H、大成建設
海外 14:45 スイス・失業率(7月)
15:00 独・鉱工業生産指数(6月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IGP-DI)(7月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
22:00 ブ・自動車販売台数(7月)
28:00 米・消費者信用残高(6月)
中・外貨準備高(7月)
米・アトランタ連銀総裁が連邦準備制度理事会(FRB)のイベントで講演
米・ボウマンFRB理事がFRBイベントのパネルディスカッションに参加
決算発表 KKR、サウジアラムコ
8月8日 国内 08:30 家計支出(6月)
08:30 毎月勤労統計(6月)
08:50 国際収支(経常収支)(6月)
08:50 貸出動向 銀行計(7月)
08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(7月)
14:00 景気ウォッチャー調査 現状判断(7月)
決算発表 明治HD、トレンド、大日本印刷、マツダ、ソフトバンクG、SUMCO、資生堂、キリンHD、ニコン、ヤマハ発、横河電
決算発表 バンナムH、リコー、NTTデ、東急、ニトリHD、出光興産、シスメクス、ダイキン工、ダイフク、アシックス、MS&AD
海外 15:00 独・CPI(7月)
20:00 ブ・ブラジル中央銀行金融政策委員会(COPOM)議事録公表
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)
21:30 加・貿易収支(6月)
21:30 米・貿易収支(6月)
23:00 米・卸売在庫(6月)
中・貿易収支(7月)
米・フィラデルフィア連銀総裁が経済見通しについて講演
米・四半期入札(3年物)
決算発表 バイエル、グレンコア、UPS、グローバルファウンドリーズ、イーライリリー、クーパン、リビアン・オートモーティブ
8月9日 国内 08:50 マネーストック(7月)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年、残存10-25年)(日本銀行)
15:00 工作機械受注(7月)
JRCが東証グロースに新規上場(公開価格:1110円)
決算発表 NTT、ブリヂストン、いすゞ自、サントリ食、ネクソン、ソニーG、ホンダ、アサヒGH、INPEX、SOMPO、セコム
決算発表 GMOPG、浜松ホト、オリンパス、鹿島、富士フイルム、コーセー、テルモ、SMC、NPNEX、ロート製薬
海外 10:30 中・消費者物価指数(7月)
10:30 中・生産者物価指数(7月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)
21:00 ブ・小売売上高(6月)
中・資金調達総額(7月、15日までに)
中・マネーサプライ(7月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(7月、15日までに)
米・四半期入札(10年物)
決算発表 ウォルト・ディズニー・カンパニー
8月10日 国内 08:50 国内企業物価指数(7月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
11:00 東京オフィス空室率(7月)
決算発表 リクルトH、楽天G、三菱地所、住友不動産、日本郵政、日産化、東エレク、クレセゾン、第一生命H、マツココ
決算発表 T&DHD、マクドHD、日本ペイント、エネオス、コスモエネ、近鉄GHD、ホシザキ、かんぽ生命、三菱HCC、ゆうちょ銀
海外 13:30 印・インド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
13:30 印・RBI現金準備率
16:00 トルコ・失業率(6月)
21:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(6月)
21:30 米・消費者物価コア指数(7月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
27:00 米・財政収支(7月)
米・アトランタ連銀総裁が雇用を巡るイベントで歓迎のあいさつ
米・四半期入札(30年物)
欧・欧州中央銀行(ECB)経済報告
石油輸出国機構(OPEC)月報
決算発表 シーメンス、アリアンツ、アリババグループ・ホールディング
8月11日 国内 株式市場は祝日のため休場(山の日)
海外 15:00 英・商品貿易収支(6月)
15:00 英・鉱工業生産(6月)
15:00 英・GDP速報値(4-6月)
17:30 香港・GDP(4-6月)
21:00 印・鉱工業生産(6月)
21:00 ブ・IBGEインフレ率IPCA(7月)
21:00 ブ・経済活動(6月)
21:30 米・生産者物価コア指数(7月)
23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(8月)
25:00 露・GDP(4-6月)
8月12日 海外 印・貿易収支(7月、15日までに)
米・台湾民主進歩党総統選候補の頼清徳氏がNYに立ち寄り(13日まで)
  • 提供:フィスコ社

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