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2024-04-29 12:29:43

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日経平均は下落!米国インフレ再加速懸念で下落継続か

2023/7/10

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1需給悪化や米追加利上げ観測、円高などが重石

先週の日経225先物は週間で760円安の32,430円と反落。

週初は大幅高。米個人消費支出(PCE)コア価格指数の伸びが鈍化し、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が後退したことが好感された。

また6月日銀短観で大企業・製造業の業況判断指数(DI)が7四半期ぶりに予想以上に改善したことや、四半期末に伴う年金基金の持ち高調整が一巡したことによるあく抜け感なども意識され、買い戻しが膨らんだ。

一方、その後は週末まで冴えない展開となった。高値警戒感に加え、7日および10日に予定されている上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う換金売りなど需給悪化が懸念された。

また、中国による半導体材料の輸出規制、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨や米雇用関連指標を受けた追加利上げ観測の高まりも警戒感を誘発。

ほか、日本銀行の内田副総裁が長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の修正について「バランスをとって判断していきたい」と言及し、為替が円高に振れたことも嫌気された。

6月30日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆3,274億円の買い越し(前週は1兆4,391億円の買い越し)と減少した。一方、株数ベースでは、5億9,568万株の買い越しで、6月23日時点(5億1,070万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(6月30日時点)

225先物とTOPIX先物ともに海外勢が売り方上位占める

日経225先物の売り方ではGSがトップで、ドイツは2週連続で売り越し基調。

モルガンSがこれらに続き上位は海外勢が占めた。買い方では裁定売り(現物売り・先物買い)の動きからAアムロCが大幅に買い越し。

また、日産やSMBC日興が2週連続で上位に入った。一方、TOPIX先物の売り方では、BofA、モルガンSが大幅に売り越し。

両社にGSを加えた3社は2週連続で売り方上位に入った。国内勢ではみずほが週末に大きく売り越し。買い方では裁定売りの動きか、ソジェンやBNPパリバが大きく買い越し。

バークレイズ、シティGなど短期筋と思われる向きがこれに続いた。

日経225先物手口(期近)週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは上昇、下値に備えた保険でプット買い強まる

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は1.15pt高の20.26と上昇。

需給悪化懸念や為替の円高を背景に週末にかけて先物主導で相場が下落するなか、プット買いが活発化し、日経平均VIは上昇、週末に20を超えた。

7月限オプション取引の建玉状況
<コール>
35,000円:約8,900枚(前週末比+1,000枚)
34,000円:約8,900枚(−1,500枚)
33,000円:約7,400枚(+200枚)
32,500円:約8,700枚(+100枚)
<プット>
30,000円:約14,000枚(−2,400枚)
31,000円:約9,100枚(+1,500枚)
32,000円:約9,600枚(+1500枚)
32,500円:約7,900枚(+1,000枚)

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、需給・外部環境の悪化で225先物主導で下落

NT倍率(先物)は低下。 需給環境や外部環境が悪化するなか短期筋の先物売りが広がったほか、現物市場でハイテク・グロース(成長)株を中心に売りが出たことで、日経225先物主導で下落した。

7日および10日に予定されている上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う換金売り、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨や米雇用関連指標を受けた追加利上げ観測の高まり、日銀内田副総裁の発言を受けた為替の円高が影響した。

3日経平均は下落!米国インフレ再加速懸念で下落継続か

今週の日経225先物は一進一退か。

週初は上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う換金売りの影響が残っているが、これを通過すれば目先のあく抜け感から買い戻しが強まる場面もありそう。

一方、先週の米雇用関連の指標が軒並み強く、米追加利上げ観測の高まりや相次いで節目を超えた米国の長短金利の動きが懸念材料。

先週末に発表された米雇用統計は雇用者数の伸びが市場予想を下回ったが、下振れ幅は大きくなく、平均時給の伸びの加速などがむしろ警戒感を誘う。インフレ再加速を懸念し、年後半の利下げの思惑は急減速。高金利継続から景気悪化の深刻化の想定が増え、株価は軟調な展開になることが想定される。

米国では消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)が発表されるが、米連邦公開市場委員会(FOMC)が近いタイミングを踏まえると、予想を下回った場合でも安心感は台頭しづらく、上振れた場合のリスク回避の動きに注意したい。

TOPIX先物手口で、2週連続でBofA、GSなど実需筋と思われる向きから売り越しが見られていることも気がかり。

5月以降の東京市場の上昇相場における商品投資顧問(CTA)などトレンドフォロー型ファンドの平均買いコストは日経225先物で29,500円前後との指摘もあり、短期筋から利益確定売りが続く可能性もある。

7月下旬にかけては日米金融政策決定会合、そして企業決算シーズンなど目先は様子見ムードを強めやすいスケジュールとなっており、需給面では売りが優勢となりそうだ。今週の225先物予想レンジは31,700−33,200円とする。

経済スケジュール(7月10日〜7月16日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

7月10日 国内 08:50 国際収支(経常収支)(5月)
08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(6月)
08:50 貸出動向 銀行計(6月)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存5-10年、残存10-25年、残存25年超)(日本銀行)
14:00 景気ウォッチャー調査 現状判断(6月)
14:00 景気ウォッチャー調査 先行き判断(6月)
日銀支店長会議
地域経済報告(さくらリポート)(7月、日本銀行)
海外 10:30 中・消費者物価指数(6月)
10:30 中・生産者物価指数(6月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)
20:25 ブ・週次景気動向調査
23:00 米・卸売在庫(5月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
28:00 米・消費者信用残高(5月)
中・資金調達総額(6月、15日までに)
中・マネーサプライ(6月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(6月、15日までに)
米・バー連邦準備制度理事会(FRB)副議長が討論会に参加
米・サンフランシスコ連銀総裁が講演
米・クリーブランド連銀総裁が講演
米・アトランタ連銀総裁が講演
英・ベイリーイングランド銀行(英中央銀行)総裁が講演
7月11日 国内 08:50 マネーストック(6月)
15:00 工作機械受注(6月)
海外 15:00 独・CPI(6月)
15:00 英・失業率(6月)
15:00 英・ILO失業率(3カ月)(5月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)
18:00 独・ZEW期待指数(7月)
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA)(6月)
リトアニア・北大西洋条約機構(NATO)首脳会議、岸田文雄首相も出席へ(12日まで)
米・1年債、3年債入札
独・5年債入札
7月12日 国内 08:50 国内企業物価指数(6月)
08:50 コア機械受注(5月)
10:00 営業毎旬報告(7月10日現在、日本銀行)
13:30 「生活意識に関するアンケート調査」(第94回)の結果発表(日本銀行)
海外 11:00 NZ・ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
21:00 印・鉱工業生産(5月)
21:00 印・消費者物価指数(6月)
21:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(5月)
21:30 米・消費者物価コア指数(6月)
23:00 加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表
米・国家経済会議(NEC)委員長がエコノミック・クラブ・オブ・ニューヨークで講演
米・リッチモンド連銀総裁が講演
米・ミネアポリス連銀総裁がパネル討論会に参加
米・アトランタ連銀総裁が討論会に参加
米・クリーブランド連銀総裁が講演
米・地区連銀経済報告(ベージュブック)公表
英・イングランド銀行(英中央銀行)が金融安定報告公表、ベイリー総裁が記者会見
米・10年債入札
独・10年債入札
7月13日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
決算発表 ファストリ、東宝、7&iHD
海外 15:00 英・鉱工業生産指数(5月)
15:00 英・商品貿易収支(5月)
18:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(5月)
21:30 米・生産者物価コア指数(6月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
中・貿易収支(6月)
韓・中央銀行が政策金利発表
欧・日欧州連合(欧)首脳協議
仏・モディインド首相が訪問(14日まで)
タイ・上下両院合同会議、首相選出
石油輸出国機構(OPEC)月報
米・30年債入札
伊・3年債、7年債入札
7月14日 国内 10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年、残存25年超)(日本銀行)
13:30 設備稼働率(5月)
13:30 鉱工業生産(5月)
海外 15:30 印・卸売物価指数(6月)
18:00 欧・ユーロ圏貿易収支(5月)
20:30 印・輸出(6月)
20:30 印・輸入(6月)
21:00 ブ・小売売上高(5月)
21:30 米・輸入物価指数(6月)
23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(7月)
印・貿易収支(6月)
印・G20財務相・中央銀行総裁会議、関連会合(18日まで)
7月15日 海外 10:30 中・新築住宅価格(6月)
  • 提供:フィスコ社

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