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2024-04-29 11:18:30

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は下落!トリプルウィッチング通過で米市場の需給変化に注意

日経平均は下落!トリプルウィッチング通過で米市場の需給変化に注意

2023/6/19

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1衆院解散巡る報道や日銀緩和維持が支援

先週の日経225先物は週間で1450円高の33,650円と続伸。

日本株を巡る先高観を背景に海外勢の先物買いが続き、週半ばまで株高基調が継続。

また、国内での衆議院解散を巡る連日の報道が「選挙=株高」のアノマリーを意識させ、上昇に弾みをつけた。

加えて、消費者物価指数(CPI)および卸売物価指数(PPI)で米国のインフレ鈍化基調が確認されたこと、米連邦公開市場委員会(FOMC)を無風通過したことも追い風となった。

ただ、週後半の15日は午後に衆院解散報道を材料に高値を更新した後は終盤にかけて買い疲れ感から失速して5日ぶりに反落。

週末は、岸田文雄首相が今国会会期中の衆議院解散を見送る考えを表明したことが海外短期筋の利益確定売りを誘い、午前は続落。

一方、昼頃に日銀金融政策決定会合の結果が発表され、政策の現状維持が伝わると、安心感が強まって買いが優勢となり、午後はプラス圏に浮上し騰勢を強める展開となった。

6月9日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆1,570億円の買い越し(前週は1兆1,828億円の買い越し)と減少した。一方、株数ベースでは、4億3,169万株の買い越しで、6月2日時点(4億3,698万株の買い越し)から減少している。

日経平均と裁定残(6月9日時点)

海外勢は総じて買い越し基調

日経225先物では売り方で裁定買いの動きからソジェンとAアムロCが上位に並び、BofA証券も売り越し基調。

買い方では野村がトップ、シティGやドイツ証券がこれに続き、海外短期筋の追随買いと思われる。

一方、TOPIX先物では、売り方で裁定買いの動きと思われるBNPパリバが累計トップになったほか、JPモルガンも大幅に売り越した。

また、みずほや三菱など国内勢の売り越しが見られた。買い方では、モルガンS、GSのほか、ドイツ、バークレイズなど商品投資顧問(CTA)やシステマティック系ファンドと思われる手口が目立った。

日経225先物手口(期近)週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは低下、プットの建玉は大幅に増加

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は0.85pt安の20.74と低下。

225先物が急ピッチで上昇するなか、先高観と過熱感が共に台頭し、現値水準から離れた価格帯でのコールやプットの売買が活発化、週半ばを中心に日経平均VIは上昇した。

一方、週末はプットが手仕舞われ、日経VIは低下、週央の上昇分を上回った。

7月限オプション取引の建玉状況
<コール>
35,000円:約5,800枚(前週末比+1,400枚)
34,000円:約10,900枚(−300枚)
33,000円:約5,900枚(−200枚)
32,500円:約8,300枚(+0枚)
<プット>
29,000円:約8,500枚(+900枚)
30,000円:約11,700枚(+5,200枚)
31,000円:約6,400枚(+2,200枚)
32,000円:約5,600枚(+1,700枚)

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、リスクオンでCTA買いも活発化、21年7月来高値

NT倍率(先物)は上昇。衆議院解散を巡る思惑や中国での景気刺激策への期待に加え、物価指標を受けた米国でのインフレ鈍化期待、また米連邦公開市場委員会(FOMC)を無難に消化した安心感などから、株式市場はリスクオンの様相。

週末には日銀の金融政策決定会合での政策現状維持も追い風となった。

海外勢の旺盛な現物および先物買いが活発化するなか、商品投資顧問(CTA)などトレンドフォロー型ファンドによる日経225先物の追随買いも膨らみ、NT倍率は週末まで強い基調が続いた。

NT倍率は週末に21年7月来の高値14.67まで上昇した。

3日経平均は下落!トリプルウィッチング通過で米市場の需給変化に注意

今週の日経225先物は一進一退か。

経済指標が少なく手掛かり材料が乏しいなか、主要中央銀行のイベントを無難に消化していることもあり、堅調な地合いが続こう。

日本株を巡る先高観は依然として強い。先週は商品投資顧問(CTA)など短期筋との連動性が高いドイツ証券が225先物とTOPIX先物でともに買い越しを見せていた。

現物買いによる株高が続けば、トレンドフォロー型ファンドの先物での追随買いが指数を押し上げる可能性はまだ残されていよう。

GSによるTOPIX先物買いも確認されており、グローバルマクロ系ファンドなども相対比較で優位性のある日本株へのエクスポージャーを高めているようだ。

一方、日米ともに株式市場で短期的な過熱感やバリュエーションの割高感を指摘する声も聞かれる。先週末に米国市場は株価指数や個別株の先物・オプション取引の決済期日が重なるトリプルウィッチングを迎えており、需給面では買い戻しの一服感が意識されやすい。

21日にはパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言も予定されており、必要以上に追加利上げが示唆されると、過剰な金融引き締めがもたらす景気のオーバーキルに対する懸念が高まる恐れもあり、米国市場の動向が東京市場の動きを左右しそうだ。今週の225先物予想レンジは32,500−34,500円とする。

経済スケジュール(6月19日〜6月25日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

6月19日 国内 14:00 首都圏新築分譲マンション(5月)
海外 17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)
20:25 ブ・週次景気動向調査
23:00 米・NAHB住宅市場指数(6月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
米・株式市場は祝日のため休場(奴隷解放記念日「ジューンティーンス」)
仏・金融活動作業部会(FATF)(23日まで)
米・ブリンケン国務長官が中英訪問(21日まで)
中・李強首相が独仏訪問(18-23日)
6月20日 国内 13:30 設備稼働率(4月)
13:30 鉱工業生産(4月)
15:00 工作機械受注(5月)
株主総会(日本電産、ANAHD、デンソー、商船三井)
海外 10:15 中・1年物ローンプライムレート(LPR)
10:15 中・5年物ローンプライムレート(LPR)
17:00 欧・ユーロ圏経常収支(4月)
21:30 米・住宅着工件数(5月)
21:30 米・住宅建設許可件数(5月)
独・2年債入札
米・セントルイス連銀総裁が講演
米・ニューヨーク連銀総裁が講演
6月21日 国内 08:50 日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(4月27・28日分)
通常国会会期末
オービーシステムが東証スタンダードに新規上場(公開価格:1710円)
シーユーシーが東証グロースに新規上場(公開価格:1920円)
海外 15:00 欧・ユーロ圏新車販売台数(5月)
15:00 英・消費者物価コア指数(5月)
15:00 英・生産者物価産出指数(5月)
17:00 南ア・消費者物価指数(5月)
21:30 加・小売売上高(4月)
30:30 ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(セリック金利)発表
米・20年債入札
独・30年債入札
米・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が下院金融委員会で証言
米・シカゴ連銀総裁が講演
印・モディ首相が訪米
英・ウクライナの復興に関する会議(22日まで)
6月22日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
10:00 営業毎旬報告(6月20日現在、日本銀行)
10:30 野口旭日銀審議委員が沖縄県金融経済懇談会で講演、同記者会見
13:30 SMBC日興証券の相場操縦事件公判
月例経済報告(6月)
リアルゲイトが東証グロースに新規上場(公開価格:1790円)
アイデミーが東証グロースに新規上場(公開価格:1050円)
海外 07:45 NZ・貿易収支(5月)
10:00 中・SWIFTグローバル支払CNY(5月)
16:30 スイス・中央銀行が政策金利発表
20:00 英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表
20:00 トルコ・中央銀行が政策金利発表
21:30 米・経常収支(1-3月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
23:00 米・景気先行指数(5月)
23:00 米・中古住宅販売件数(5月)
23:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(6月)
28:00 メキシコ・中央銀行が政策金利発表
中・株式市場は祝日のため休場(端午節、26日取引再開)
香港・株式市場は祝日のため休場(端午節)
米・FRB議長が上院銀行委で証言
米・クリーブランド連銀総裁が講演
米・リッチモンド連銀総裁が講演
米・インド首相が米議会で演説、公式晩さん会に出席
伊・2年債入札
6月23日 国内 08:30 消費者物価コア指数(5月)
09:30 製造業PMI(6月)
09:30 サービス業PMI(6月)
09:30 総合PMI(6月)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年、残存10-25年)(日本銀行)
14:30 全国百貨店売上高(5月)
14:30 東京地区百貨店売上高(5月)
ARアドバンストテクノロジが東証グロースに新規上場(公開価格:1250円)
株主総会(みずほFG、JAL、スズキ、川崎汽船、三菱商事、伊藤忠、丸紅、住友商事)
海外 15:00 英・小売売上高指数(5月)
16:30 独・製造業PMI(6月)
16:30 独・サービス業PMI(6月)
16:30 独・総合PMI(6月)
17:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(6月)
17:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(6月)
17:00 欧・ユーロ圏総合PMI(6月)
17:30 英・製造業PMI(6月)
17:30 英・サービス業PMI(6月)
17:30 英・総合PMI(6月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)
22:45 米・製造業PMI(6月)
22:45 米・サービス業PMI(6月)
22:45 米・総合PMI(6月)
米・セントルイス連銀総裁が講演
米・クリーブランド連銀総裁がイベント閉会の挨拶
6月25日 海外 米・ニューヨーク連銀総裁が講演
  • 提供:フィスコ社

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