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2024-04-29 09:26:41

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日経平均は上昇!週末にかけて重要イベント多数、動きづらさ意識される

2023/4/10

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1景気後退懸念の強まりでリスク回避の動き

先週の日経225先物は週間で550円安(下落率1.96%)の27,540円と3週ぶり反落。

2日に石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の産油国で構成される「OPECプラス」の主要加盟国が予想外の追加減産を決め、原油市況が急伸したが、米2月個人消費支出(PCE)コアデフレーターの鈍化を好感した買いで週前半は堅調に推移した。

しかし、週半ばからは大きく下落。米2月JOLTS求人件数や米3月ISM製造業・非製造業の景況指数、米3月ADP雇用統計など主要経済指標が軒並み予想を下回ったことで景気後退を警戒する動きが強まった。

為替の円高も進む中、リスク回避の動きが加速し、225先物はあっさりと28,000円割れ、27,500円を割り込む場面もあった。

米クリーブランド連銀や米セントルイス連銀の各総裁が追加利上げ及びその後の長期間にわたる政策金利の据え置きを相次いで主張したことも重しになった。

3月31日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆261億円の買い越し(前週は1兆1,600億円の買い越し)と減少した。一方、株数ベースでは、4億5,138万株の買い越しで、3月24日時点(4億8,847万株の買い越し)から減少している。

日経平均と裁定残(3月31日時点)

シティGとBofA証券が両先物で売り方上位に入る

日経225先物の売り方ではBofA証券、シティG、ドイツ証券の海外勢が上位に並んだ一方、買い方では全般特に目立った動きは見られなかった。

TOPIX先物では、売り方で大和が累計トップとなった。3月の配当再投資の需給イベント通過も関係していそうか。

ほか、225先物と同様、シティGとBofA証券が売り方上位に入った。週末はHSBCも大きく売り越し。買い方では、3週連続で大幅な売り越しが続いていたJPモルガンが一転して買い方トップに躍り出た。モルガンSも買い越し基調だった。

日経225先物手口(期近)週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

日経225先物手口(期近)週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは上昇、上値のコールは手仕舞い

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で0.64pt高の17.30と上昇。

週後半にリスク回避の動きが強まる中、プットが買われ、日経VIの上昇につながった。

4月限オプション取引の建玉状況
<コール>
30,000円:約3,900枚(前週末比+100枚)
29,500円:約4,300枚(−700枚)
29,000円:約6,000枚(−1,000枚)
28,500円:約5,600枚(−1,100枚)
28,000円:約7,500枚(−100枚)
<プット>
25,000円:約8,200枚(+0枚)
25,500円:約7,400枚(−300枚)
26,000円:約7,700枚(−600枚)
26,500円:約5,900枚(+0枚)
27,000円:約10,200枚(+300枚)
27,500円:約5,200枚(−200枚)
28,000円:約3,900枚(+600枚)


全般として現値水準より上値のコールを手仕舞う動きが見られた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、景気後退懸念で実需筋がTOPIX先物売り

NT倍率(先物)は上昇。米2月JOLTS求人件数や米3月ISM製造業・非製造業の景況指数、米3月ADP雇用統計など主要経済指標が軒並み予想を下回ったことで景気後退懸念が強まった。

また、為替の円高も進んだことでリスク回避の動きが加速し、海外投資家など実需筋のTOPIX先物売りが出たもよう。加えて、週間累計で大和証券がTOPIX先物の売り方にトップになるなど、配当再投資の需給イベントを通過したことに伴う国内筋の売りもTOPIX先物の重しになったようだ。

結果、225先物との相対感でTOPIX先物が下落したため、NT倍率は上昇した。

3米CPIや米小売売上高、米銀決算などに注目

今週の225先物は弱含みか。

今週は国内では12−2月期決算が本格化し、その後に控える3月決算企業の先行きを占う注目材料となるため、現物市場で個別株物色が活発になりつつも指数の方向感は出づらいと想定される。

そのため、先物市場もトレンドは出にくいだろう。

一方、米国では週半ばから消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)、週末には小売売上高、鉱工業生産、ミシガン大学消費者信頼感指数、そして米銀行大手の決算など注目材料が相次ぐ。

足元で景気後退懸念が強まる中、週末の経済指標と米銀決算を見極めたいとの思惑が働きやすく、やはり動きづらさが意識される。

他方、年末まで高水準の政策金利据え置きを想定する米連邦準備制度理事会(FRB)と年後半までに2回の利下げを織り込む市場との間に大きな乖離がある。

先週末に発表された米雇用統計が概ね市場予想並みも、労働市場の逼迫解消の緩慢さが確認されているため、CPIとPPIの結果には神経質な反応が予想される。

上振れは金融システム不安がくすぶる中での利下げ期待の後退を意味し、短期筋の先物売りを誘いそうだ。今週の225先物予想レンジは26,500−27,900円。

経済スケジュール(4月10日〜4月16日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

4月10日 国内 08:50 国際収支(経常収支)(2月)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存5-10年、残存10-25年、残存25年超)(日本銀行)
14:00 消費者態度指数(3月)
15:00 景気ウォッチャー調査 先行き判断(3月)
15:00 景気ウォッチャー調査 現状判断(3月)
海外 20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(4月7日まで1カ月間)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(3月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
22:00 ブ・自動車販売台数(3月)
23:00 米・卸売在庫(2月)
中・資金調達総額(3月、15日までに)
中・マネーサプライ(3月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(3月、15日までに)
米・国際通貨基金(IMF)・世界銀行2023年春季会合(16日まで)
米・ニューヨーク連銀総裁が討論会に参加
欧・株式市場は祝日のため休場(イースターマンデー)
香港・株式市場は祝日のため休場(イースターマンデー)
4月11日 国内 15:00 工作機械受注(3月)
海外 10:30 中・消費者物価指数(3月)
10:30 中・生産者物価指数(3月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(4月7日まで1カ月間)
18:00 欧・ユーロ圏小売売上高(2月)
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA)(3月)
韓・中央銀行が政策金利発表
米・バイデン大統領が英国とアイルランド訪問(14日まで)
IMFが世界経済見通し(WEO)公表
米・シカゴ連銀総裁が講演
米・フィラデルフィア連銀総裁が講演
米・ミネアポリス連銀総裁がタウンホール討論会に参加
米比合同軍事演習「バリカタン」(28日まで)
米・3年債入札
独・5年債入札

4月12日

国内 08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(3月)
08:50 貸出動向 銀行計(3月)
08:50 コア機械受注(2月)
08:50 国内企業物価指数(3月)
ispaceが東証グロースに新規上場(公開価格:254円)
海外 21:00 印・消費者物価指数(3月)
21:00 印・鉱工業生産(2月)
21:00 ブ・小売売上高(2月)
21:30 米・消費者物価コア指数(3月)
23:00 加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表
25:00 露・CPI(3月)
27:00 米・財政収支(3月)
27:00 米・連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(3月21-22日会合分)
米・G20財務相・中央銀行総裁会議(13日まで)
米・リッチモンド連銀総裁が投資関連会議で挨拶
英・ベイリーイングランド銀行(英中央銀行)総裁が講演
米・10年債入札
独・30年債入札

4月13日

国内 08:50 マネーストック(3月)
決算発表 東宝、ファストリ
海外 10:30 豪・失業率(3月)
15:00 独・CPI(3月)
15:00 英・鉱工業生産指数(2月)
15:00 英・商品貿易収支(2月)
18:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(2月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・生産者物価コア指数(3月)
中・貿易収支(3月)
石油輸出国機構(OPEC)月報
米・30年債入札
伊・3年債、7年債入札
4月14日 国内 10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年、残存25年超)(日本銀行)
日本システムバンクが名証メインに新規上場(公開価格:1880円)
決算発表 ベイカレント・コンサルティング
海外 20:30 印・輸出(3月)
20:30 印・輸入(3月)
21:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(2月)
21:30 米・小売売上高(3月)
21:30 米・輸入物価指数(3月)
22:15 米・鉱工業生産指数(3月)
22:15 米・設備稼働率(3月)
23:00 米・企業在庫(2月)
23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(4月)
23:00 米・企業在庫(2月)
印・貿易収支(3月)
4月15日 国内 G7札幌気候・エネルギー・環境大臣会(16日まで)
海外 10:30 中・新築住宅価格(3月)
米・財務省の半期に一度の為替報告書の議会提出期限
4月16日 国内 G7外相会合(18日まで)
  • 提供:フィスコ社

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