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2024-04-29 07:04:19

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は上昇!28,500円超えには材料不足、週末には米雇用統計

日経平均は上昇!28,500円超えには材料不足、週末には米雇用統計

2023/4/3

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1金融システム不安後退や需給イベントで上昇加速

先週の日経225先物は週間で910円高(上昇率3.35%)の28,090円と続伸。

欧米での金融システム不安が後退し、週前半から買い戻しが先行。米議会での銀行破綻に関する公聴会で、米連邦準備制度理事会(FRB)のバー副議長が「あらゆる規模の金融機関に全ての手段を講じる用意がある」と発言したことも投資家心理を改善させた。

その後、3月期決算企業の配当落ち日に向け、1兆円超と推計された株価指数連動型ファンドの配当再投資目的の先物買いがTOPIX先物を中心に入り、日経225先物も含めて相場全体を押し上げた。

需給イベントを狙った短期筋による追随買いも上昇に弾みをつけた。

その後、米半導体メモリ製造装置大手マイクロン・テクノロジーの決算や米長期金利の上昇一服を背景にハイテク株に買いが入ったことも先物に好影響を与えた。

週末は、為替の円安進行や2月鉱工業生産、中国3月製造業購買担当者景気指数(PMI)の上振れを支援要因に買いが先行し、日経225先物は心理的な節目の28,000円を超えた。

3月24日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆1,600億円の買い越し(前週は9,739億円の買い越し)と増加した。一方、株数ベースでは、4億8,847万株の買い越しで、3月17日時点(4億1,773万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(3月24日時点)

TOPIX先物でバークレイズ、JPモルガンの売り越し継続

日経225先物の売り方では週末に三菱UFJが大きく売り越し。

週末にかけては裁定買い(先物売り・現物買い)が強まり、AアムロCが大幅に売り越した。買い方では週末にかけてBofA証券、JPモルガン、ドイツ、シティGが買い越しとなった。

一方、TOPIX先物では売り方でバークレイズ、JPモルガンが3週連続で上位に入る。週半ばからのソジェン、BofA証券の大幅売り越しも目立った。

買い方ではパッシブファンドの配当再投資か、みずほ証券が大量買い越しを見せた。ほか、GSが週半ばから大きく買い越し、UBSは週を通して買い越しとなった。

日経225先物手口(期近)週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

日経225先物手口(期近)週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは低下、プット手仕舞い売りも建玉は増加

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で2.42pt安の16.66と低下。

日経225先物が上昇を続ける中、週を通してプットは手仕舞い売りに押され、日経VIは大きく低下した。

4月限オプション取引の建玉状況
<コール>
30,000円:約3,800枚(前週末比−400枚)
29,500円:約5,000枚(−200枚)
29,000円:約7,000枚(+0枚)
28,500円:約6,700枚(+900枚)
28,000円:約7,600枚(+1,100枚)
<プット>
25,000円:約8,200枚(+400枚)
25,500円:約7,700枚(−100枚)
26,000円:約8,300枚(+1,000枚)
26,500円:約5,900枚(−100枚)
27,000円:約9,900枚(+1,700枚)
27,500円:約5,400枚(+1,700枚)
28,000円:約3,300枚(+600枚)

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、配当再投資需要が大きく寄与

NT倍率(先物)は低下。

欧米の銀行経営不安が後退し、景気後退懸念も緩和する中、現物市場では直近大きく売られていた景気敏感株を中心に買い戻す動きが見られた。

また、株価指数連動型ファンドの配当再投資目的の先物買いがTOPIX先物を中心に入ったことで、NT倍率の低下につながった。

さらに、週末には東証がPBR1倍割れ企業に対して改善具体策の提示を求めたことが割安株の物色につながり、先物市場でもTOPIX先物の相対優位につながったもようだ。

3グローバルマクロ系ファンドの売り越し基調継続

今週の225先物は強含みか。

先週末に発表された米2月個人消費支出(PCE)コアデフレーターが予想を下回ったことでインフレ鈍化とFRBの利上げ停止が近いとの期待が高まっている。

現物市場で指数寄与度の大きい値がさハイテク株が買われれば225先物の押し上げにも寄与しそうだ。

225先物が心理的な節目の28,000円を超えてきたことで短期筋の買い戻しや商品投資顧問(CTA)の追随買いも想定される。

一方、パッシブファンドの配当再投資は剥落するため、需給面での追い風は乏しい。

直近の先物手口動向において、バークレイズやJPモルガンの大幅な売り越し傾向が続いていることも気掛かり。

金融システム不安が後退したとはいえ、景況感は悪化しており、グローバルマクロ系のファンドは簡単には買い戻しに転じそうにないようだ。

今週末には米3月雇用統計の発表を控え、週後半からは様子見ムードも強まりやすくなるだろう。

米金利の先高観後退で為替が円高に振れやすいことも225先物の重しとなる。地合いは全般堅調も、225先物が明確に28,500円を超えてくるには材料不足とみる。今週の225先物予想レンジは27,500−28,500円。

経済スケジュール(4月3日〜4月9日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

4月3日 国内 09:30 製造業PMI(3月)
08:50 日銀短観(大企業製造業DI)(1-3月)
海外 10:45 中・財新製造業PMI(3月)
14:00 印・製造業PMI(3月)
15:30 スイス・消費者物価指数(3月)
17:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(3月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(3月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
22:00 ブ・製造業PMI(3月)
22:45 米・製造業PMI(3月)
23:00 米・ISM製造業景況指数(3月)
23:00 米・建設支出(2月)
27:00 ブ・貿易収支(3月)
米・自動車販売(3月、4日までに)
4月4日 国内 08:50 マネタリーベース(3月)
G7貿易相会合
トランザクション・メディア・ネットワークスが東証グロースに新規上場(公開価格:930円)
海外 13:30 豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
15:00 独・貿易収支(2月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(3月)
18:00 欧・ユーロ圏生産者物価指数(2月)
22:30 ブ・自動車販売台数(3月)
23:00 米・製造業受注(2月)
23:00 米・JOLT求人件数(2月)
米・クリーブランド連銀総裁が講演
ベルギー・北大西洋条約機構(NATO)外相会合(5日まで)
欧州連合(欧)米エネルギー相会合
4月5日 国内 09:30 サービス業PMI(3月)
09:30 総合PMI(3月)
海外 11:00 NZ・ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
14:00 印・サービス業PMI(3月)
14:00 印・総合PMI(3月)
15:00 独・製造業受注(2月)
17:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(3月)
17:00 欧・ユーロ圏総合PMI(3月)
21:15 米・ADP全米雇用報告(3月)
21:30 米・貿易収支(2月)
22:00 ブ・サービス業PMI(3月)
22:00 ブ・総合PMI(3月)
22:45 米・サービス業PMI(3月)
22:45 米・総合PMI(3月)
23:00 米・ISM非製造業景況指数(3月)
独・7年債入札
中・株式市場は祝日のため休場(清明節)
香港・株式市場は祝日のため休場(清明節)
4月6日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
11:00 東京オフィス空室率(3月)
決算発表 7&iHD
海外 10:30 豪・貿易収支(2月)
10:45 中・財新サービス業PMI(3月)
10:45 中・財新総合PMI(3月)
13:30 印・インド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
13:30 印・RBI現金準備率
14:45 スイス・失業率(3月)
15:00 独・鉱工業生産指数(2月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 加・失業率(3月)
米・セントルイス連銀総裁が講演
台湾・蔡英文総統が中米訪問時帰路にロサンゼルスに立ち寄り(7日まで)
4月7日 国内 08:30 毎月勤労統計-現金給与総額(2月)
08:30 家計支出(2月)
08:30 実質賃金総額(2月)
14:00 景気先行CI指数(2月)
14:00 景気一致指数(2月)
15:00 コール市場残高(3月、日本銀行)
決算発表 安川電
海外 21:30 米・非農業部門雇用者数(3月)
21:30 米・失業率(3月)
21:30 米・平均時給(3月)
25:00 露・GDP(10-12月)
中・外貨準備高(3月)
米・株式市場は祝日のため休場(聖金曜日)、債券市場は短縮取引
欧・株式市場は祝日のため休場(聖金曜日)
香港・株式市場は祝日のため休場(聖金曜日)
米・ニューヨーク国際自動車ショー(16日まで)
4月9日 国内 統一地方選挙(知事、政令市長など)
海外 中・資金調達総額(3月、15日までに)
中・マネーサプライ(3月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(3月、15日までに)
  • 提供:フィスコ社

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