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2024-04-29 15:30:13

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は下落!金融システム不安くすぶる中、米FOMCに突入

日経平均は下落!金融システム不安くすぶる中、米FOMCに突入

2023/3/20

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1世界的な銀行不安から売り強まる

先週の日経225先物は週間で830円安(下落率2.98%)の27,030円と反落。

米シリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻を契機とした金融システム不安からリスク回避の売りが先行。
シルバーゲート銀行やシグネチャー銀行の破綻も投資家心理を悪化させた。

その後、バイデン米大統領が金融システムや預金の安全性を強調、また、米2月消費者物価指数(CPI)がほぼ予想通りの結果にとどまったことや当局の迅速な対応策が目先の安心感につながり、一時は下げ止まった。

しかし、週後半、スイス金融大手のクレディ・スイス・グループの経営難を警戒した欧州市場での銀行株急落が金融システム不安を再燃させ、再びリスク回避の動きが強まった。

また、経営難に直面する米地銀のファースト・リパブリック銀行の先行き不透明感も重しとなった。一方、週末は同地銀の支援に向けて複数の銀行が動いたことを契機に安心感が台頭、買い戻しが加速し、反発して終えた。

3月10日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆2,279億円の買い越し(前週は5,217億円の買い越し)と増加した。

一方、株数ベースでは、4億9,240万株の買い越しで、3月3日時点(2億2,476万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(3月10日時点)

海外勢売り越しVS国内勢買い越し

両先物ともに売り方は海外勢が、買い方は国内勢の存在が目立った。

225先物の売り方ではソジェン、ドイツ、JPモルガン、BofA証券の売り越しが大きく、買い方では裁定売り(現物売り・先物買い)の動きから、AアムロCが大幅に買い越した。

相場急落局面で国内個人投資家を中心に押し目買いが活発化したとみられ、野村を筆頭に国内勢も上位に入った。

一方、TOPIX先物の売り方ではJPモルガン、バークレイズ、GS、ドイツの売り越しが目立った。買い方ではみずほ、大和、野村の国内勢が上位に並んだ。

週前半の13、14日には日本銀行による上場投資信託(ETF)買い入れが入った。海外勢では225先物で売り方だったBofA証券が週半ばから買い越し基調で上位に入った。

日経225先物手口(期近)週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

日経225先物手口(期近)週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは上昇、下値不安が高まる

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で1.56pt高の19.45と上昇。

金融システム不安が高まる中、リスク回避の動きが強まり、プット(売る権利)が買われる一方、コール(買う権利)が売られ、日経VIの上昇につながった。

4月限オプション取引の建玉状況
<コール>
30,000円:約4,200枚(−300枚)
29,500円:約5,000枚(−200枚)
29,000円:約6,400枚(−100枚)
28,500円:約5,600枚(+1,900枚)
28,000円:約6,500枚(+1,600枚)

<プット>
26,000円:約7,300枚(+800枚)
26,500円:約5,400枚(−400枚)
27,000円:約8,800枚(+600枚)
27,500円:約3,700枚(−300枚)
28,000円:約2,900枚(−500枚)

225先物の現値水準からみて上値のコールを手仕舞い、下値のプットを買う動きが傾向として見られた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、海外勢のTOPIX先物売り越しが膨らむ

NT倍率(先物)は上昇。米シリコンバレー銀行(SVB)などの経営破綻に続き、週後半にはスイス金融大手、クレディ・スイス・グループの経営難の問題も発生し、世界的に金融システム不安が高まった。

こうした中、先物市場では海外勢の売り越しが目立った。特に、景気の先行き不透明感が強まる中、JPモルガンを筆頭したTOPIX先物の売り越しが膨らみ、NT倍率の上昇につながった。

3日経平均は下落!金融システム不安くすぶる中、米FOMCに突入

今週の225先物は弱含みか。

金融システム不安が収まらず、引き続き相場の重しとなろう。

21−22日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げ継続か一時停止かが注目されている。

停止を予想する確率は週末時点で約4割だ。

ただ、16日に欧州中央銀行(ECB)は予定通り0.5ptの利上げを決定した。米連邦準備制度理事会(FRB)も利上げ継続の公算は大きい。

仮に市場の混乱に配慮して一時停止したとしても、年末にかけて0.25ptの利下げを3−4回も織り込む市場の予想は行き過ぎの印象が否めない。

このため、FOMCはやや波乱の余地を残しているようにも見受けられる。

一方、パウエルFRB議長の会見ではバランスを取ってくると思われ、相場急落は避けられそうか。

需給面では10日時点の裁定買い残が直近3年の中で最高水準にあり、裁定買い残の解消売りに気を付けたい。

一方、先週前半を中心に先物の売り越しを強めていたドイツ証券が週後半には売り一服の兆候を見せており、トレンドフォロー型ファンドの売りが一巡した可能性もある。

米国でも先週末にトリプルウィッチング(メジャーSQ)を通過したことで、目先は短期リバウンドの可能性もあろう。今週の225先物予想レンジは25,800−27,500円。

経済スケジュール(3月20日〜3月26日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

3月20日 国内 08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(3月9、10日)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存5-10年、残存10-25年、残存25年超)(日本銀行)
  日本銀行(日銀)の新副総裁に内田、氷見野両氏が就任
  住信SBIネット銀行のIPO条件(売り出し価格)が決定
海外 10:15 中・1年物ローンプライムレート(LPR)
10:15 中・5年物ローンプライムレート(LPR)
19:00 欧・ユーロ圏貿易収支(1月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
27:00 ブ・貿易収支(先週)
  欧・欧州連合(欧)外相理事会
  欧・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が議会証言
  国際通貨基金(IMF)理事会でスリランカ支援巡り採決
  イラク戦争開戦から20年
3月21日 火  国内   株式市場は祝日のため休場(春分の日)
海外 06:45 NZ・貿易収支(2月)
16:00 欧・ユーロ圏新車販売台数(2月)
19:00 独・ZEW期待指数(3月)
21:30 加・消費者物価指数(2月)
23:00 米・中古住宅販売件数(2月)
  米・連邦公開市場委員会(FOMC)(22日まで)
  米・1年債、20年債入札
  欧・ECB総裁がパネル討論会に参加
  国際決済銀行(BIS)イノベーションサミット2023(22日まで)
  香港・クレディ・スイス主催会議(AIC)(23日まで)
  決算発表 ナイキ、ゲームストップ
3月22日 国内 15:00 工作機械受注(2月)
  月例経済報告(3月)
  SHINKOが東証スタンダードに新規上場(公開価格:2200円)
  決算発表 日本オラクル
海外 16:00 英・消費者物価コア指数(2月)
16:00 英・生産者物価産出指数(2月)
17:00 南ア・消費者物価指数(2月)
18:00 欧・ユーロ圏経常収支(1月)
27:00 米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表
30:30 ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(セリック金利)発表
  米・FOMC終了後、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見
  米・イエレン財務長官が上院小委で証言
  米・ブリンケン国務長官が上院小委で証言
  欧・ECB総裁が講演
  タイ・バンコク国際モーターショー(4月2日まで)
  独・10年債入札
  決算発表 テンセント・ホールディングス
3月23日 国内 10:00 営業毎旬報告(3月20日現在、日本銀行)
14:30 東京地区百貨店売上高(2月)
14:30 全国百貨店売上高(2月)
  日本ナレッジが東証グロースに新規上場(公開価格:1500円)
  ハルメクホールディングスが東証グロースに新規上場(公開価格:1720円)
  アイビスが東証グロースに新規上場(公開価格:730円)
海外 10:00 中・SWIFTグローバル支払(2月)
17:30 スイス・中央銀行が政策金利発表
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(3月22日まで1カ月)
20:00 トルコ・中央銀行が政策金利発表
21:00 英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・経常収支(10-12月)
23:00 米・新築住宅販売件数(2月)
24:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(3月)
  加・バイデン米大統領が訪問(24日まで)
  米・財務長官が下院小委で証言
  欧・欧首脳会議(24日まで)
  米韓合同軍事演習最終日
  TikTokのCEOが米議会委で証言
  決算発表 ポルシェ
3月24日 国内 08:30 消費者物価コア指数(2月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
09:30 製造業PMI(3月)
09:30 サービス業PMI(3月)
09:30 総合PMI(3月)
海外 16:00 英・小売売上高指数(2月)
17:30 独・製造業PMI(3月)
17:30 独・サービス業PMI(3月)
17:30 独・総合PMI(3月)
18:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(3月)
18:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(3月)
18:00 欧・ユーロ圏総合PMI(3月)
18:30 英・製造業PMI(3月)
18:30 英・サービス業PMI(3月)
18:30 英・総合PMI(3月)
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA-15)(3月)
21:30 加・小売売上高(1月)
21:30 米・耐久財受注(2月)
22:45 米・製造業PMI(3月)
22:45 米・サービス業PMI(3月)
22:45 米・総合PMI(3月)
  決算発表 シャオミ
3月26日 海外   欧・夏時間開始
  • 提供:フィスコ社

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