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2024-04-29 16:21:30

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日経平均は大幅下落!米CPIや米国SQ控え波乱含みか

2023/3/13

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1週末に米金融不安でリスクオフ強まる

先週の日経225先物は週間で40円安(下落率0.14%)の27,860円と上昇。

米2月ISM非製造業景況指数の仕入れ価格が前月より低下したことで米長期金利の上昇が一服したことが好感され、週明けは大幅続伸スタート。

その後も週後半まで、3月限の株価指数先物・オプション取引の特別清算指数算出(メジャーSQ)に向けた買い戻しなどで上昇基調が続いた。

週半ばには米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が議会証言で利上げペースの加速を示唆するなどタカ派発言もあったが、大きく進展した為替の円安が支援要因となり、東京市場は買い優勢の流れに変化がなかった。

日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>や日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信<1357>を通じて売り持ちを積み上げてきた個人投資家による損失覚悟の買い戻しも強まったとみられる。

一方、週末の225先物は久々に大幅反落。メジャーSQで需給転換が意識される中、新興企業向けの商業銀行事業を提供する米SVBファイナンシャル・グループ株の急落で米国で信用不安が台頭したことが投資家心理を悪化させた。

週末はそれまでの強い基調が一転して、終日軟調な弱い展開となった。

3月3日時点の裁定残高は、ネットベースで5,217億円の買い越し(前週は2,719億円の買い越し)と増加した。一方、株数ベースでは、2億2,476万株の買い越しで、2月24日時点(1億2,081万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(3月3日時点)

週末はGSがTOPIX先物を大幅売り越し

週末のメジャーSQに伴い、週後半の9日まではロール(限月乗り換え)が中心だった。

一方、週末は相場が大幅安となる中、TOPIX先物でGSが2900枚近く売り越した。

他方、先物主導で下落する中、裁定売り(現物売り・先物買い)の動きから、TOPIX先物でソジェンの買い越しが見られた。

日経225先物手口(期近)週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

日経225先物手口(期近)週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは上昇、週末にプット買い活発化

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で1.7pt高の17.89と上昇。

パウエルFRB議長のタカ派発言で米金融引き締め懸念が強まった。

また、週末には米国発の金融不安も台頭し、リスク回避の動きが加速する中、週末にはプット(売る権利)の買いが活発化した。

4月限オプション取引の建玉状況
<コール>
30,000円:約4,500枚
29,500円:約5,200枚
29,000円:約6,500枚
28,500円:約3,700枚
28,000円:約4,900枚
<プット>
26,000円:約6,500枚
26,500円:約5,800枚
27,000円:約8,200枚
27,500円:約4,000枚
28,000円:約3,400枚
27,000円割れを予想する向きが多いようだ。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、週末のGSによるTOPIX先物売りが寄与

NT倍率(先物)は上昇。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のタカ派な議会証言などもあったが、週末の3月限株価指数先物・オプション取引の特別清算指数算出(メジャーSQ)に向けた買い戻しを背景に週後半まで株式市場は堅調に推移、NT倍率も方向感が出なかった。

一方、米SVBファイナンシャル・グループ株の急落を契機とした米国発の信用不安で週末にリスク回避の動きが加速すると、ゴールドマン・サックスなどによるTOPIX先物売りが強まり、NT倍率の上昇に寄与した。

3需給転換、CTAの売り加速に注意

今週の225先物は神経質な展開か。

米SVBが10日に経営破綻し、金融不安が高まっている。

連鎖的なシステミックリスクまでには至らないとの指摘が多いが、こうした局面では心理的な要因が左右するところが大きい。

合成の誤謬から非合理的な動きに繋がる可能性も否定できないため、予断を許さない。メジャーSQを境に基調の転換も鮮明になっている。

SQ前の東京市場の強さは、満期前にショート(売り持ち)ヘッジが外されたのと、個人投資家のコール買いに伴う証券会社によるデルタヘッジの先物買いが入っていただけと思われる。

需給転換が意識される折に米国でこれまでにない先行き不透明感が強まっていることは注意を要する。

225先物は心理的な節目である28,000円割れに続いて、先週末の夜間取引には27,500円割れ目前にまで迫っている。

商品投資顧問(CTA)の売りが加速する可能性があり、注意したい。

こうした中、今週は米国で2月の消費者物価指数(CPI)など重要指標が発表される。米SVBの一件で利上げ加速懸念は一時後退しているが、指標結果を受けて織り込みが再加速する可能性は残る。

今週末には米国版のSQも控えており、荒い展開に留意しておきたい。今週の225先物予想レンジは26,500−28,000円。

経済スケジュール(3月13日〜3月19日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

3月13日 国内 08:50 景況判断BSI大企業製造業(1-3月)
08:50 景況判断BSI大企業全産業(1-3月)
海外 20:25 ブ・週次景気動向調査
21:00 印・消費者物価指数(2月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
  中・全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が閉幕
  米韓年次軍事演習(23日まで)
  米・米英豪首脳会談
  欧・ユーロ圏財務相会合
  スイス・国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)総会(17日まで)
3月14日 国内 09:30 アブダビ投資フォーラム
10:00 営業毎旬報告(3月10日現在、日本銀行)
  決算発表 神戸物産
海外 15:30 印・卸売物価(2月)
16:00 英・失業率(2月)
16:00 英・ILO失業率(3カ月)(1月)
21:30 米・消費者物価コア指数(2月)
  欧・欧州連合(欧)財務相理事会
  石油輸出国機構(OPEC)月報
  独・5年債入札
  伊・3年債、7年債入札
  決算発表 フォルクスワーゲン
3月15日 国内 08:50 日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(1月17・18日分)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年、残存25年超)(日本銀行)
  2023年春闘集中回答日
  政労使会議
海外 06:45 NZ・経常収支(10-12月)
10:20 中・1年物中期貸出ファシリティ金利
11:00 中・鉱工業生産指数(2月)
11:00 中・小売売上高(2月)
11:00 中・不動産投資(2月)
11:00 中・固定資産投資(都市部)(2月)
11:00 中・調査失業率(2月)
19:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(1月)
21:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(3月)
21:30 米・小売売上高(2月)
21:30 米・生産者物価コア指数(2月)
23:00 米・企業在庫(1月)
23:00 米・NAHB住宅市場指数(3月)
29:00 米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(1月)
  印・貿易収支(2月)
  英・財務相が予算案発表
  独・30年債入札
  決算発表 BMW、プルーデンシャル、鴻海精密工業、アドビ
3月16日 国内 08:50 貿易収支(2月)
08:50 輸出(2月)
08:50 輸入(2月)
08:50 コア機械受注(1月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
13:30 鉱工業生産(1月)
13:30 設備稼働率(1月)
14:00 首都圏新築分譲マンション(2月)
  尹韓国大統領が来日(17日まで)
海外 06:45 NZ・GDP速報(10-12月)
09:30 豪・失業率(2月)
10:30 中・新築住宅価格(2月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(3月15日まで1カ月間)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(3月)
21:30 米・住宅着工件数(2月)
21:30 米・住宅建設許可件数(2月)
21:30 米・輸入物価指数(2月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(3月)
22:15 欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見
  米・イエレン財務長官が上院財政委員会で証言
  米州開発銀行(IDB)・米州投資公社年次総会(19日まで)
  決算発表 フェデックス
3月17日 国内 08:50 資金循環統計速報(10-12月)
13:30 第3次産業活動指数(1月)
15:30 マレーシアの国営石油会社ペトロナスのメディア説明会
海外 17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)
19:00 欧・ユーロ圏CPI(2月)
19:30 露・ロシア中央銀行が政策金利発表
21:00 ブ・全国失業率(1月)
22:15 米・鉱工業生産指数(2月)
22:15 米・設備稼働率(2月)
23:00 米・景気先行指数(2月)
23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(3月)
  経済協力開発機構(OECD)が世界経済見通しを公表
  • 提供:フィスコ社

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