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2024-04-29 12:48:12

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日経平均は下落!米CPIに警戒、全体需給面での追い風も乏しい

2023/2/13

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1FRB高官から相次ぐタカ派発言が上値抑制

先週の日経225先物は週間で160円高(上昇率0.58%)の27,650円と5週続伸。

週初は買いが先行。日本銀行の次期総裁人事について、黒田東彦総裁と共に金融緩和政策の運営を担ってきた雨宮正佳氏に政府が就任を打診したとの報道を背景に、過度な金融引き締めへの転換に対する懸念が後退し、為替の円安が進んだことが支援した。

一方、その後は27,500円を挟んだもみ合いが続いた。

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のイベントでのインタビュー内容は、前の週の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見からほぼ変わらなかったが、前の週末に発表された米1月の雇用統計やISM非製造業景気指数が予想を大きく上回ったことを受け、他のFRB高官からタカ派発言が相次いだことが投資家心理を悪化させた。

週末は東京エレクトロン<8035>など指数寄与度の大きい主力株に好決算を受けた買いが入ったことや為替の円安を背景に先物市場でも短期筋の買いが散発的に入ったが、翌週に控える米1月消費者物価指数(CPI)を前にした警戒感もあり、伸び悩む展開となった。

なお、2月限オプション取引に係る特別清算指数(SQ)は確定値で27,779.75円だった。

2月3日時点の裁定残高は、ネットベースで1,641億円の買い越し(前週は995億円の買い越し)と増加した。一方、株数ベースでは、7,294万株の買い越しで、1月27日時点(4,716万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(2月3日時点)

TOPIX先物ではGS の売り越し基調続く

日経225先物の売り方では、野村、SBIの国内勢に続き、シティGやドイツが上位に入った。

一方、買い方では、裁定取引主体と思われるソジェンが週を通じて買い越し基調となり、 BofA証券も買い越し基調となった。

TOPIX先物の売り方では、前週に大量に売り越していたGSが引き続き売り越し基調だった。

一方、買い方では、225先物で売り方上位だったシティGが買い方トップとなった。

また、BofA証券が225先物と同様に週を通じて買い越し基調を見せた。ほか、UBSやJPモルガンなど海外勢が続いた。

日経225先物手口(期近)週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

日経225先物手口(期近)週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIはほぼ横ばい、保険的なプット買い見られる

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で0.07pt安の16.22と小幅に低下。
パウエルFRB議長のインタビューを無難に消化した一方、他のFRB高官からはタカ派発言が相次ぐなど強弱材料が混在。
為替の動きにも方向感が出ない中、オプション市場ではプット(売る権利)とコール(買う権利)の売買が交錯し、日経VIはもみ合いとなった。

3月限オプション取引の建玉状況
<コール>
30,000円:約66,00枚
29,500円:約5,700枚
29,000円:約10,700枚
28,500円:約8,700枚
28,000円:約10,500枚
<プット>
25,000円:約13,500枚
26,000円:約14,300枚
26,500円:約7,400枚
27,000円:約9,100枚

保険としてかなり下の水準のプットを買っておく動きが見られる。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、FRB高官からの相次ぐタカ派発言が重し

NT倍率(先物)は低下。政府が日本銀行の次期総裁として、黒田東彦総裁と共に金融緩和政策の運営を担った雨宮正佳氏に打診する方向と伝わったことで、為替の円安が進む中、短期筋の日経225先物の買い戻しが強まり、週初はNT倍率は上昇。

ただ、その後、米連邦準備制度理事会(FRB)高官から連日でタカ派発言が相次ぎ、米長期金利の上昇が続く中、短期筋の散発的な売りが入り、NT倍率は調整が継続。東京エレクトロン<8035>の好決算を背景に225先物の買いが優勢となった週末はNT倍率も反発したが、週間では低下となった。

3米CPIに警戒、全体需給面での追い風も乏しい

今週の225先物は弱含みか。

米雇用統計以降、年始からの楽観ムードの修正が続いている。

こうした中、14日には米1月CPIが発表される。前月比では+0.5%(12月:+0.1%)、食品・エネルギーを除くコアでは同+0.4%(12月:+0.4%)と共に加速が見込まれている。

結果を受けてインフレ鈍化一服と利上げ長期化への懸念が高まる展開には注意が必要だろう。

一方、国内では日銀の新総裁に元日銀審議委員の植田和男氏が起用されるとのサプライズ人事があった。

ただ、過去の発言や報道直後の同氏の発言からは早期の政策修正には慎重ともみられ、足元の為替も落ち着いている。

人事に関する波乱はないとみておきたい。

他方、決算発表が週前半には一巡することで現物市場での売買エネルギーは後退すると思われ、米CPIなどの結果を受けた先物市場での短期筋の動きには注意したい。

ほか、全体の需給動向については、短期筋の225先物の買い戻しが一服してきた中、TOPIX先物には実需筋の買いが継続して見られるものの、個人の利益確定や年金基金の現物売りが上値を抑える構図が続いている。

また、TOPIX先物もGSの売り越しが続くなど、実需筋の買いばかりでもない。需給の追い風も乏しい中、目先は調整局面入りの可能性に留意したい。今週の225先物予想レンジは26,500−27,900円。

経済スケジュール(2月13日〜2月19日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

2月13日 国内 14:00 SMBC日興証券の相場操縦事件を巡る裁判で判決
決算発表 サントリ食、コーセー、リクルトH、東急、ヤマハ発、GMOPG
海外 09:00 シンガポール・GDP(10-12月)
16:30 スイス・消費者物価指数(1月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
21:00 印・消費者物価指数(1月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
  中・資金調達総額(1月、15日までに)
  中・マネーサプライ(1月、15日までに)
  中・元建て新規貸出残高(1月、15日までに)
  米・日米韓外務次官協議
  欧・ユーロ圏財務相会合
2月14日 国内 08:50 GDP速報値(10-12月)
08:50 GDPデフレーター(10-12月)
10:00 営業毎旬報告(2月10日現在、日本銀行)
13:30 設備稼働率(12月)
13:30 鉱工業生産(12月)
  決算発表 鹿島、大塚HD、JT、電通G、クボタ、T&DHD、マツココ、出光興産、小林製薬、光通信、東芝
  決算発表 日本郵政、シマノ、ゆうちょ銀、近鉄GHD、NIPPON EXPRESSホールディングス、MS&AD
  決算発表 日本ペイH、SMC、キリンHD、かんぽ生命、アサヒGH、第一生命H、楽天G、東京海上H、SOMPO
海外 15:30 印・卸売物価指数(1月)
16:00 英・失業率(1月)
16:00 英・ILO失業率(3カ月)(12月)
19:00 欧・ユーロ圏GDP改定値(10-12月)
22:30 米・消費者物価コア指数(1月)
  米・証券取引委員会(SEC)への13F届け出期限
  米・ダラス連銀総裁が討論会に参加
  米・ニューヨーク連銀総裁が講演
  欧・欧州連合(EU)財務相理事会
  石油輸出国機構(OPEC)月報
  伊・7年債、3年債入札
  決算発表 コカ・コーラ、エアビーアンドビー
2月15日 国内 10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存5-10年、残存10-25年、残存25年超)(日本銀行)
13:30 第3次産業活動指数(12月)
海外 10:20 中・1年物中期貸出ファシリティ金利
16:00 英・消費者物価コア指数(1月)
17:00 南ア・消費者物価指数(1月)
19:00 欧・ユーロ圏貿易収支(12月)
19:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(12月)
20:00 ブ・FGVインフレ率IGP-10(2月)
20:30 印・輸出(1月)
20:30 印・輸入(1月)
22:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(2月)
22:30 米・小売売上高(1月)
23:15 米・鉱工業生産指数(1月)
23:15 米・設備稼働率(1月)
24:00 米・NAHB住宅市場指数(2月)
24:00 米・企業在庫(12月)
30:00 米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(12月)
  独・30年債入札
  決算発表 グレンコア、バークレイズ、バイオジェン、クラフト・ハインツ、アナログ・デバイセズ、AIG、シスコシステムズ
2月16日 国内 08:50 貿易収支(1月)
08:50 輸出(1月)
08:50 輸入(1月)
08:50 コア機械受注(12月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
11:00 首都圏新築分譲マンション(1月)
  決算発表 ブリヂストン、トレンド
海外 09:30 豪・失業率(1月)
10:00 中・SWIFTグローバル支払い元建て(1月)
10:30 中・新築住宅価格(1月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)
21:00 ブ・経済活動(12月)
22:30 米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(2月)
22:30 米・住宅着工件数(1月)
22:30 米・住宅建設許可件数(1月)
22:30 米・生産者物価コア指数(1月)
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
  米・クリーブランド連銀総裁が講演
  米・セントルイス連銀総裁が講演
  欧・欧州中央銀行(ECB)経済報告
  インドネシア・国際自動車ショー(26日まで)
  決算発表 ネスレ、アプライド、ドアダッシュ、ヴァーレ、ルノー
2月17日 海外 11:30 タイ・GDP(10-12月)
16:00 英・小売売上高指数(1月)
18:00 欧・ユーロ圏経常収支(12月)
22:30 米・輸入物価指数(1月)
24:00 米・景気先行指数(1月)
25:00 露・GDP(10-12月)
  米・リッチモンド連銀総裁が講演
  独・ミュンヘン安全保障会議(19日まで)
  露・中・南ア合同軍事演習(27日まで)
  決算発表 アリアンツ、エルメス・インターナショナル、メルセデス・ベンツグループ
  • 提供:フィスコ社

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