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2024-04-29 09:40:04

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企業決算の本格化で先物市場は閑散ムードか

2023/1/23

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1日銀は現状維持、為替動向に一喜一憂

先週の225先物は週間で450円高(上昇率1.72%)の26530円と続伸。週初は310円安と大幅安でスタート。米1月ミシガン大学消費者信頼感指数の1年先期待インフレ率が大幅に低下し、米国のインフレピークアウト期待が高まる中、為替の円高が進み、日本銀行の金融政策決定会合を前に警戒感が強まった。一方、翌17日は370円高と一転して反発。特段の材料はなかったが、円高一服を受けてイベント前に買い戻しが入ったもよう。18日は590円高と大幅続伸。米1月ニューヨーク連銀製造業景気指数が2020年5月以来の低水準にまで落ち込んだことで景気後退懸念が強まる中ではあったが、日銀の緩和縮小見送りが伝わった昼頃からは円安が進むなか短期筋による買い戻しが加速した。しかし、翌19日は再び一転して390円安と大幅反落。米国の12月小売売上高や鉱工業生産が揃って予想を大幅に下回る前月比マイナスとなり、景気後退懸念が一気に強まったほか、為替の円高反転が売りを誘発した。週末20日は190円高と反発。米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード副議長が利上げ減速を支持したことや、為替の円高一服が安心感を誘い、買い戻しが入った。

1月13日時点の裁定残高は、ネットベースで2468億円の売り越し(前週は2057億円の売り越し)と増加した。一方、株数ベースでは、9280万株の売り越しで、1月6日時点(8753万株の売り越し)から増加している。

日経平均と裁定残(1月13日時点)

裁定買いに伴い、両先物ともにソジェンが売り方トップ

売り方では、両先物ともに裁定買い(現物買い・先物売り)の動きから、ソジェンを筆頭に、AアムロCやBNPパリバが上位に入った。買い方は、225先物では日銀金融政策決定会合を受けた大幅高の日にシティGが4200枚超と大きく買い越したほか、JPモルガンが週を通して買い越し基調だった。TOPIX先物では、バークレイズが19日に3700枚超と買い越したほか、GSが小幅ながら週を通して買い越し基調となった。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは低下、コール買い・プット売り

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で1.21pt安の17.37と低下。為替の動向に一喜一憂する形で株式市場が一進一退となる中、日経VIの方向感も定まらない展開となったが、概ね低下基調となった。この週はコール(買う権利)が買われる一方、プット(売る権利)が売られる動きが確認された。2月限オプション取引の建玉残をみると、コールは権利行使価格29000円に約5400枚(前週末比+100枚)、28000円に約8300枚(+3600枚)、27500円に約10500枚(+1900枚)、27000円に約9300枚(+2200枚)と積み上がっている。一方、プットでは、24500円に約7600枚(+2700枚)、25000円に約6900枚(+1200枚)、25500円に約5300枚(+800枚)、26000円に約6600枚(+1300枚)となっている。全体的にコールの建玉の方が積み上がっている。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、為替に振らされるなか方向感定まらず

NT倍率(先物)は上昇。週半ばに日本銀行の金融政策決定会合を控える中ではあったが、結局、会合前後の週前半から週後半まで、終始為替の動向に神経質に振らされる展開となった。為替動向に一喜一憂しながら、株式市場の動向が定まらない中、NT倍率も一進一退の展開となり、結局、週間では上昇した。小売売上高や鉱工業生産など米経済指標が大きく下振れたことで景気後退懸念が強まる中、実需筋のTOPIX先物の買い戻しは入りにくかったようで、為替動向に応じた短期筋による日経225先物の買い戻しの方が勝った結果とも言えそうだ。

3米10−12月期GDP速報値などに注目

今週の225先物はもみ合いか。日銀金融政策決定会合を無難に通過した一方、2月1日に結果公表を控える米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にブラックアウト期間に入ることで、米連邦準備制度理事会(FRB)高官からの発言もなく、全体的にイベントに乏しい。こうした中、日米の主力企業の決算発表が本格化するため、投資家の目線は現物市場に向き、決算を受けた個別株物色が主体となる中、先物市場はやや閑散ムードとなりそうだ。ただ、主力企業の決算内容が予想以上に悪化すれば、投資家の先行き警戒感が高まる中、先安観から先物市場でも短期筋の売りが膨らむ可能性はあろう。一方、26日には米10−12月期国内総生産(GDP)速報値が発表される。市場予想は前期比年率+2.6%と、7−9月期の+3.2%から減速する見込みだが、米アトランタ連銀が算出するGDPナウは1月19日時点で+3.5%と算出している。米GDP速報値が予想を上振れれば、景気後退懸念が後退する形で、グローバルマクロ系ファンドなどによるTOPIX先物の買い戻しなどが進む可能性もありそうだ。今週の225先物予想レンジは26000−27250円。

経済スケジュール(1月23日〜1月29日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

1月23日 国内 08:50 日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(12月19・20日分)
08:50 主要銀行貸出動向アンケート調査(1月、日本銀行)
通常国会召集、衆院本会議で岸田首相の施政方針演説など政府4演説
海外 20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(1月22日まで1カ月間)
20:25 ブ・週次景気動向調査
24:00 米・景気先行指数(12月)
24:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(1月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
欧・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が講演
欧・欧州連合(欧)外相理事会
中・株式市場は祝日のため休場(春節、27日まで)
1月24日 国内 09:30 製造業PMI(1月)
09:30 サービス業PMI(1月)
09:30 総合PMI(1月)
10:00 営業毎旬報告(1月20日現在、日本銀行)
14:00 基調的なインフレ率を捕捉するための指標(日本銀行)
14:30 全国百貨店売上高(12月)
14:30 東京地区百貨店売上高(12月)
決算発表 オービック、日電産、ディスコ
海外 17:30 独・製造業PMI(1月)
17:30 独・サービス業PMI(1月)
17:30 独・総合PMI(1月)
18:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(1月)
18:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(1月)
18:00 欧・ユーロ圏総合PMI(1月)
18:30 英・製造業PMI(1月)
18:30 英・サービス業PMI(1月)
18:30 英・総合PMI(1月)
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA-15)(1月)
23:45 米・製造業PMI(1月)
23:45 米・サービス業PMI(1月)
23:45 米・総合PMI(1月)
アルゼンチン・ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)首脳会議
決算発表 ハリバートン、GE、3M、ロッキード、J&J、ベライゾン、マイクロソフト、TI
1月25日 国内 10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年、残存10-25年)(日本銀行)
14:00 景気一致指数(11月)
14:00 景気先行CI指数(11月)
月例経済報告(1月)
半導体の部品や材料の開発・実装展「ネプコンジャパン」開幕
海外 06:45 NZ・消費者物価指数(10-12月)
09:30 豪・消費者物価指数(10-12月)
16:00 英・生産者物価産出指数(11月)
18:00 独・IFO企業景況感指数(1月)
20:00 ブ・FGV消費者信頼感(1月)
24:00 加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表
独・15年債、20年債入札
決算発表 ASMLホールディング、AT&T、ボーイング、ノーフォーク・サザン、フリーポート、IBM、テスラ、ラムリサーチ
1月26日 国内 08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(1月17、18日)
08:50 企業向けサービス価格指数(12月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
14:00 首都圏新築分譲マンション(12月)
15:00 工作機械受注(12月)
テクノロジーズが東証グロースに新規上場(公開価格:1000円)
決算発表 信越化、富士電、日東電工、小糸製
海外 08:00 韓・GDP(10-12月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)
20:00 ブ・FGV建設コスト(1月)
21:30 ブ・経常収支(12月)
21:30 ブ・海外直接投資(12月)
22:30 米・卸売在庫(12月)
22:30 米・GDP速報値(10-12月)
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
22:30 米・耐久財受注(12月)
24:00 米・新築住宅販売件数(12月)
26:30 ブ・連邦政府債務残高(12月)
南ア・南アフリカ準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
伊・2年債入札
決算発表 SAP、ボルボ、アメリカン航空グループ、コムキャスト、ノースロップ、マスターカード、アーチャー・ダニエルズ
決算発表 ブラックストーン、インテル、ダウ、STマイクロエレクトロニクス、ビザ、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン
1月27日 国内 08:30 東京CPI(1月)
決算発表 ファナック、SGHD、ミスミG、信金中央金庫
海外 18:00 欧・ユーロ圏マネーサプライ(12月)
21:30 ブ・融資残高(12月)
21:30 ブ・ローン残高(12月)
21:30 ブ・個人ローンデフォルト率(12月)
22:30 米・個人所得(12月)
22:30 米・個人消費支出(12月)
22:30 米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(12月)
24:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数(1月)
24:00 米・中古住宅販売成約指数(12月)
26:30 ブ・中央政府財政収支(12月)
決算発表 シェブロン、アメックス
  • 提供:フィスコ社

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