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2024-04-29 12:47:21

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日経平均は下落!実需筋のTOPIX先物売り・CTAの225先物売りが膨らむ可能性

2022/12/19

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1タカ派的なFOMCや景気後退懸念でリスクオフ

先週の225先物は週間で380円安(下落率1.36%)の27,470円と反落。

米11月卸売物価指数(PPI)が予想を上回ったことを警戒し、週明け12日は売りが先行。一方、13日はNY連銀調査による期待インフレ率が短中期ともに低下したことで、インフレピークアウト期待が高まり、買い戻しが優勢となった。

14日は米11月消費者物価指数(CPI)が予想以上に鈍化したことを好感し続伸。一方、15日は反落。

米連邦公開市場委員会(FOMC)の公表結果やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見が総じてタカ派的だったことが嫌気された。

週末16日は490円安と大幅続落。FRBに続き、欧州中央銀行(ECB)も定例理事会で当面利上げを継続する必要があるとタカ派色を強めたことが投資家心理を悪化させた。

また、米11月小売売上高など重要経済指標が軒並み予想を下回ったこともリスク回避ムードを強め、売りに拍車をかけた。

12月9日時点の裁定残高は、ネットベースで1,773億円の買い越し(前週は3,627億円の買い越し)と減少した。一方、株数ベースでは、5,142万株の買い越しで、12月2日時点(1億4,336万株の買い越し)から減少している。

日経平均と裁定残(12月9日時点)

週末は海外勢の売り越しが目立つ

週後半のFOMCを前に全体的に様子見ムードの強い期間が続き、週末を除けば目立った手口は少なかった。

一方、株式市場が大幅に下落した週末は、225先物でJPモルガンが1,300枚近く、TOPIX先物ではモルガンSが3,500枚超、シティGが3,900枚超とそれぞれ大幅に売り越した。

買い方では週末に先物主導で下落する中、裁定売り(現物売り・先物買い)の動きが強まり、AアムロCやソジェンなどの裁定業者の買い越しが目立った。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは低下、ただ週末はプット買い膨らむ

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で0.28pt安(下落率1.55%)の17.76と低下。

景気後退懸念を織り込む形で株式市場が大幅下落した週末はプット(売る権利)が買われ、日経VIは上昇。

ただ、米11月CPIの減速を受けたインフレピークアウト期待から週半ばには、プットが売られて日経VIは低下しており、週間では日経VIは低下となった。

<コール>
30,000円:約9,900枚(前週末比+200枚)
29,500円:約8,500枚(前週末比+1,200枚)
29,000円:約10,900枚(前週末比+1700枚)
28,500円:約5,500枚(前週末比+1,300枚)
28,000円:約5,400枚(前週末比+600枚)

<プット>
25,000円:約6,600枚(前週末比+100枚)
25,500円:約4,600枚(前週末比+300枚)
26,000円:約8,400枚(前週末比+1,000枚)
26,500円:約6,100枚(前週末比+2,200枚)
27,000円:約6,000枚(前週末比+1,100枚)
27,500円:約4,100枚(前週末比+400枚)
28,000円:約3,500枚(前週末比+500枚)

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、リスク回避ムードの加速で週末に大幅低下

NT倍率(先物)は低下。
米11月消費者物価指数(CPI)が予想以上に減速したことで値がさのハイテク株を中心に買い戻しが強まった週半ばには、NT倍率は一時上昇。

しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)と欧州中央銀行(ECB)が想定以上にタカ派な政策決定やスタンスを見せたことで週末にかけてはリスク回避ムードが再燃。

米経済指標の相次ぐ下振れを受けて投資家心理も悪化する中、現物株市場では海外勢の主力株への売りが強まり、値がさ株中心に下落する中、NT倍率も週末に大きく低下した。

3実需筋のTOPIX先物売り・CTAの225先物売りが膨らむ可能性

今週の225先物は軟調か。

米CPIやFOMCなど重要イベントを通過したが、クリスマスラリーに向かう兆しは乏しい。

米国の小売売上高や鉱工業生産、NY連銀とフィラデルフィア連銀の製造業景況指数など重要指標は軒並み悪化している。

しかし、FRBもECBも利上げ継続と高水準の金利据え置きを主張しており、来年の景気後退への警戒感は一段と強まっている。

先週末時点でのTOPIX先物の建玉をみると、モルガンSが約56,700枚、JPモルガンが約38,300枚、バークレイズが約33,800枚、BofA証券が約8,400枚、GSが約3,100枚とそれぞれ買い持ちとなっている。

景気後退を織り込む動きが今後本格化するのであれば、実需筋によるTOPIX先物売りが膨らむと考えられ、現在買い持ちとなっている海外勢のTOPIX先物売りには注意が必要だ。

225先物も節目の28,000円、27,500円を下回っているため、商品投資顧問(CTA)などが既に売り転換している可能性が高い。

今週は総じて下方向に振れやすいと予想する。今週の225先物予想レンジは26,500-27,750円とする。

経済スケジュール(12月19日〜12月25日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

12月19日 国内 08:50 資金循環統計速報(7-9月、日本銀行)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年、残存10-25年)(日本銀行)
14:00 首都圏新築分譲マンション(11月)
日銀政策委員会・金融政策決定会合(1日目)
トリドリが東証グロースに新規上場(公開価格:1500円)
海外 17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(12月15日まで1カ月間)
18:00 独・IFO企業景況感指数(12月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
24:00 米・NAHB住宅市場指数(12月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
米・下院特別委員会で連邦議会議事堂襲撃事件の最終報告書承認採決
欧・欧州連合(欧)エネルギー相会合
マレーシア・議会でアンワル首相の信任投票
12月20日 国内 15:30 黒田日銀総裁が会見
日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)、終了後決定内容発表
monoAI technologyが東証グロースに新規上場(公開価格:660円)
INFORICHが東証グロースに新規上場(公開価格:4600円)
海外 06:45 NZ・貿易収支(11月)
10:15 中・1年物ローンプライムレート(LPR)
10:15 中・5年物ローンプライムレート(LPR)
18:00 欧・ユーロ圏経常収支(10月)
22:30 加・小売売上高(10月)
22:30 米・住宅着工件数(11月)
22:30 米・住宅建設許可件数(11月)
24:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(12月)
決算発表 フェデックス、ナイキ
12月21日 国内 14:30 日本証券業協会の森田会長が定例会見
15:00 工作機械受注(11月)
月例経済報告(12月)
サンクゼールが東証グロースに新規上場(公開価格:1800円)
アイズが東証グロースに新規上場(公開価格:2200円)
noteが東証グロースに新規上場(公開価格:340円)
海外 21:30 ブ・経常収支(11月)
21:30 ブ・海外直接投資(11月)
22:30 加・消費者物価指数(11月)
22:30 米・経常収支(7-9月)
24:00 米・中古住宅販売件数(11月)
24:00 米・消費者信頼感指数(12月)
米・下院特別委員会で連邦議会議事堂襲撃事件の最終報告書公表の見込み
米・20年債入札
決算発表 マイクロン・テクノロジー
12月22日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
10:00 営業毎旬報告(12月20日現在、日本銀行)
14:00 景気一致指数(10月)
14:00 景気先行CI指数(10月)
jig.jpが東証グロースに新規上場(公開価格:340円)
コーチ・エィが東証スタンダードに新規上場(公開価格:1840円)
海外 10:00 中・SWIFTグローバル支払いCNY(11月)
16:00 英・GDP改定値(7-9月)
20:00 トルコ・中央銀行が政策金利発表
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
22:30 米・GDP確定値(7-9月)
24:00 米・景気先行指数(11月)
米・5年インフレ連動債入札
12月23日 国内 08:30 消費者物価コア指数(11月)
08:50 日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(10月27・28日分)
14:30 全国百貨店売上高(11月)
14:30 東京地区百貨店売上高(11月)
GENOVAが東証グロースに新規上場(公開価格:1800円)
アソインターナショナルが東証スタンダードに新規上場(公開価格:870円)
決算発表 ニトリHD
海外 20:00 ブ・FGV消費者信頼感指数(先週)
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA-15)(12月)
22:30 米・耐久財受注(11月)
22:30 米・個人所得(11月)
22:30 米・個人消費支出(11月)
22:30 米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(11月)
24:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数(12月)
24:00 米・新築住宅販売件数(11月)
  • 提供:フィスコ社

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