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2024-04-29 09:17:33

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は下落!グローバルマクロ系ファンドの買いには一服感!?

日経平均は外部環境が急速悪化するなか波乱含みの週となる公算大!?

2022/12/5

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1景気後退懸念や円高進行が重石

先週の225先物は週間で570円安(下落率2.01%)の27,760円と反落。

週明けから週半ばの11月30日までは3日続落で計290円安となった。中国でのゼロコロナ政策に対する民衆のデモ拡大を受けたサプライチェーン混乱への影響が警戒されたほか、セントルイス連銀・ブラード総裁やニューヨーク連銀・ウィリアムズ総裁らのタカ派発言が重石となった。

中国でデモが鎮静化し、都市封鎖が解除された後も、週末にかけて控える米経済指標を前に相場の反応は限られた。

一方、週後半の12月1日は210円高と反発。ブルッキングス研究所主催のイベントでのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演は警戒されていた程にはタカ派色が濃くなく、むしろ、12月会合での利上げ幅縮小を示唆したことがハト派的に捉えられた。

しかし、週末2日は490円安と大幅反落となった。米11月ISM製造業景気指数が49.0と景気減速を示す50割れとなったことが景気後退懸念を強め、急速な為替の円高進行も嫌気され、短期筋の売りを誘った。

11月25日時点の裁定残高は、ネットベースで3,850億円の買い越し(前週は2,504億円の買い越し)と増加した。一方、株数ベースでは、1億4,967万株の買い越しで、11月18日時点(1億116万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(11月25日時点)

JPモルガンとBofA証券が両先物で売り方筆頭に並ぶ

225先物とTOPIX先物の売り方1、2位はJPモルガンとBofA証券だった。また、ドイツ証券が両先物において週半ばから売り越し基調に転じる動きが共通して確認された。ほか、TOPIX先物ではモルガンSやシティGの売り越しが目立った。

一方、買い方については、225先物では目立った手口は見られなかったが、TOPIX先物では、先週大量買い越しが目立ったGSが今週も週末を除いて買い越し基調だった。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは上昇、下値不安高まりプット買われる

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で2.4pt高(上昇率13.72%)の19.89と上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言や週後半の低調な米経済指標を受けた景気後退懸念、急速な円高進行を背景に下値不安が高まったことで、プット(売る権利)が買われ、日経VIの上昇につながった。

<コール>
31,000円に約11,000枚(前週末比約400枚減)
30,000円に約12,300枚(変わらず)
29,500円に約11,900枚(約500枚増)
29,000円に約23,900枚(約4,500枚増)
28,500円に約11,900枚(約400枚減)
28,000円に約15,500枚(約700枚増)

<プット>
25,000円に約19,100枚(変わらず)
26,000円に約18,500枚(約1,500枚減)
26,500円に約10,800枚(約100枚減)
27,000円に約14,000枚(約300枚増)
27,500円に約12,500枚(約1,800枚増)
28,000円に約14,000枚(約200枚増)

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、景気後退懸念や円高進行でTOPIX先物の劣勢続く

NT倍率(先物)は上昇。米11月ISM製造業景気指数が景況感の拡大・縮小の境界値である50を割り込んだことで、米国経済の景気後退懸念が強まる中、為替の円高・ドル安が急速に進行。

輸出企業の採算改善期待が萎む形で、現物株市場では景気敏感株を中心に売りが強まった。一方で、米10年債利回りが一段と低下していたことに加えて、国内証券によるレーティング格上げなどもあり、半導体関連株など値がさハイテク株は相対的に底堅く推移した。

こうした動きを反映する形で、先物市場では日経225先物のTOPIX先物に対する相対優位の展開が続き、週を通じてNT倍率は上昇する格好となった。

3日経平均は外部環境が急速悪化するなか波乱含みの週となる公算大!?

今週の225先物は神経質な展開か。

先週末に発表された米11月雇用統計では雇用者数と平均賃金の伸びが共に市場予想を大幅に上回った。

景気後退懸念も強まっているため、米長期金利はむしろ低下したが、金融引き締め懸念が強まる結果といえる。

為替の円高・ドル安も先週末の東京時間からさらに進行している。

世界の景気敏感株と称され、輸出企業の占める比率も高い日本株にとっては景気後退と円高進行というダブルパンチとなり、東京市場全体の上値抑制要因となろう。

今週末は12月限先物・オプション取引に係る特別清算指数算出日(メジャーSQ)だが、こうした構図を見越した短期筋が先物市場で売りを仕掛けてくる可能性には注意したい。

225先物はすでに28,000円を割り込んでいるため、商品投資顧問(CTA)なども売り転換している可能性が高い。

27,500円も割り込むようだと追随売りが加速する可能性があるため、注意が必要だ。来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)なども控えているため、イベント前に波乱含みの週となりそうだ。

今週の225先物予想レンジは27,200-28,200円とする。

経済スケジュール(12月5日〜12月11日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

12月5日 国内 09:30 サービス業PMI(11月)
09:30 総合PMI(11月)
15:00 国内ユニクロ売り上げ速報(11月)
海外 10:45 中・財新サービス業PMI(11月)
10:45 中・財新総合PMI(11月)
14:00 印・サービス業PMI(11月)
14:00 印・総合PMI(11月)
16:00 トルコ・消費者物価指数(11月)
18:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(11月)
18:00 欧・ユーロ圏総合PMI(11月)
19:00 欧・ユーロ圏小売売上高(10月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
22:00 ブ・サービス業PMI(11月)
22:00 ブ・総合PMI(11月)
23:45 米・サービス業PMI(11月)
23:45 米・総合PMI(11月)
24:00 米・耐久財受注(10月)
24:00 米・製造業受注(10月)
24:00 米・ISM非製造業景況指数(11月)
欧・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が講演
欧・ユーロ圏財務相会合
米・米国EU貿易技術評議会(TTC)閣僚級会合
12月6日 国内 08:30 毎月勤労統計-現金給与総額(10月)
08:30 実質賃金総額(10月)
08:30 家計支出(10月)
海外 09:30 豪・経常収支(7-9月)
12:30 豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
16:00 独・製造業受注(10月)
18:30 南ア・GDP(7-9月)
22:30 米・貿易収支(10月)
22:30 加・貿易収支(10月)
米・ジョージア州上院選決選投票
欧・欧州連合(EU)財務相理事会
アルバニア・EU・西バルカンサミット
独・2年債入札
12月7日 国内 10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存5-10年、残存10-25年)(日本銀行)
14:00 景気先行CI指数(10月)
14:00 景気一致指数(10月)
海外 09:30 豪・GDP(7-9月)
13:30 印・インド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
13:30 印・RBI現金準備率
15:45 スイス・失業率(11月)
16:00 独・鉱工業生産指数(10月)
19:00 欧・ユーロ圏GDP確定値(7-9月)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(11月)
22:00 ブ・自動車販売台数(11月)
22:30 米・非農業部門労働生産性確定値(7-9月)
24:00 加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表
29:00 米・消費者信用残高(10月)
30:30 ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(セリック金利)発表
中・貿易収支(11月)
中・外貨準備高(11月)
12月8日 国内 08:50 GDP改定値(7-9月)
08:50 GDPデフレーター(7-9月)
08:50 国際収支(経常収支)(10月)
08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(11月)
08:50 貸出動向 銀行計(11月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
11:00 東京オフィス空室率(11月)
14:00 景気ウォッチャー調査 先行き判断(11月)
14:00 景気ウォッチャー調査 現状判断(11月)
海外 09:30 豪・貿易収支(10月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(12月7日まで1カ月間)
21:00 ブ・小売売上高(10月)
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
欧・ラガルドECB総裁が講演
欧・欧州防衛機関(EDA)年次会合
12月9日 国内 08:50 マネーストック(11月)
海外 10:30 中・消費者物価指数(11月)
10:30 中・生産者物価指数(11月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(12月7日まで1カ月間)
21:00 ブ・IBGEインフレIPCA(11月)
22:30 米・生産者物価コア指数(11月)
24:00 米・卸売在庫(10月)
24:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(12月)
26:00 米・家計純資産変化(7-9月)
中・資金調達総額(11月、15日までに)
中・マネーサプライ(11月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(11月、15日までに)
  • 提供:フィスコ社

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