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日経平均はイベント少なく、様子見ムード継続か

2022/11/21

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1利上げ幅縮小期待は継続も高官タカ派発言が重石

先週の225先物は週間で390円安(下落率1.38%)の27,880円と4週ぶり反落。

週初は310円安と大幅反落。前の週末に840円高と急伸していた反動が出やすかったほか、米11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を下回ったことや、同調査での期待インフレ率の上昇が嫌気された。

その後は週末まで28,000円を挟んだ一進一退が継続。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事による「利上げは2023年後半まで続く」、サンフランシスコ連銀・デーリー総裁の「利上げ停止は議論すらされていない」等のタカ派発言が株式市場の重石として働いた。

一方、米10年債利回りが4%を大幅に下回ったままの推移を続けるなど、利上げ幅縮小の期待に基づく株価の先高観は根強く、下値では買いが入った。また、米10月卸売物価指数(PPI)が予想以上に大幅に減速したことも投資家心理を下支えした。

結局、この週は日経225先物に大きな方向感は出なかった。

11月11日時点の裁定残高は、ネットベースで194億円の売り越し(前週は16億円の売り越し)と増加した。一方、株数ベースでは、1,722万株の買い越しで、11月4日時点(2,193万株の買い越し)から減少している。

日経平均と裁定残(11月11日時点)

両先物ともに目立った動きは少ない

株式市場が週初を除いてほぼ横ばいとなる中、手口ではさほど目立ったものが見られなかった。

225先物では売り方トップが野村となった。週初の大幅売り越しは前週末の急伸時の個人による日経レバETFの売り越しと推察される。

ほか、短期筋と思われるドイツが売り越し基調で、JPモルガンも上位に入った。買い方では目立った動きがなかった。

一方、TOPIX先物では、売り方では目立った動きが少なかったが、累計トップのモルガンSが週初に大きく売り越した。買い方では、225先物で売り方上位だったJPモルガンが累計トップとなり、ほか、BofA証券が上位に入った。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは低下、建玉ではプットも増加

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で2.11pt安(下落率10.4%)の18.20と低下。

株式市場で上値が重い一方、下値も堅い狭いレンジ相場が続く中、日経平均の先行きについてのバラつきが小さくなった分、日経VIの低下につながった。

オプション建玉の多いところで、コール(買う権利)では権利行使価格31,000円に約11,500枚(前週末比約500枚増)、30,000円に約13,100枚(約700枚増)、29,000円に約18,900枚(約1,300枚減)、28,000円に約15,200枚(約4,200枚減)となっている。

一方、プットでは25,000円に約20,900枚(約2,800枚増)、26,000円に約19,600枚(約300枚減)、27,000円に約12,600枚(約1,200枚増)、27,500円に約10,600枚(約2,100枚減)となっている。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、半導体関連株の下落が重石

NT倍率(先物)は低下。手掛かり材料難のなか、週半ばまではもみ合いが継続。

しかし、週後半、米半導体メモリ大手のマイクロン・テクノロジーが市況見通しを下方修正したことが嫌気され、現物株市場では半導体を中心に値がさのハイテク株が大きく下落。

これが先物市場で短期筋の225先物売りを誘い、NT倍率は週末にかけて低下する展開となった。

3日経平均はイベント少なく、様子見ムード継続か

今週の225先物は強含みか。

東京市場は23日、米国市場は24日がそれぞれ祝日で休場となり、共に立ち会いは4日となる。

その上、今週は目立ったイベントもないため、動きづらい週となろう。23日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表があるが、先週までの高官発言でタカ派的な部分は大分織り込まれており、サプライズが起こる可能性は低いだろう。

利上げ幅縮小という根強い期待を背景に、底堅い展開が日米ともに続きそうだ。

一方、先週の先物手口を見ると、商品投資顧問(CTA)など短期筋の売買との連動性が高いドイツ証券が、225先物を小幅ながら週を通じて売り超す動きが見られた。

同証券の手口が短期筋の動きの全てを表すわけではないが、長期目線の実需筋の買いが入らない中、相場の主体は短期筋に限られるため、こうした動きはやや気がかり。

日本株の調査部門を持たないソシエテ・ジェネラル証券やバークレイズ証券などもCTAを含め、システマティックな売買を実行する投資主体の動きを表すとされているが、18日時点での225先物(12月限)の両者の建玉をみるとそれぞれ1万枚前後の買い持ち高となっている。

目立った材料が出てこない限り、一段の買い持ち高の積み上げは難しいとみられる。今週の225先物予想レンジは27,500-28,500円とする。

経済スケジュール(11月21日〜11月27日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

11月21日 国内 10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年、残存10-25年)(日本銀行)
14:00 首都圏新築分譲マンション(10月)
海外 10:15 中・1年物ローンプライムレート(LPR)
10:15 中・5年物ローンプライムレート(LPR)
20:25 ブ・週次景気動向調査
27:00 ブ・貿易収支(先週)
米・2年債、5年債入札
決算発表 デル・テクノロジーズ、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ
11月22日 国内 10:00 営業毎旬報告(11月20日現在、日本銀行)
14:00 基調的なインフレ率を捕捉するための指標(日本銀行)
ティムスが東証グロースに新規上場(公開価格:670円)
海外 06:45 NZ・貿易収支(10月)
18:00 欧・ユーロ圏経常収支(9月)
22:30 加・小売売上高(9月)
24:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(11月)
経済協力開発機構(OECD)が世界経済見通しを公表
米・クリーブランド連銀総裁が同連銀主催のイベントで冒頭あいさつ
米・セントルイス連銀総裁が講演
米・7年債入札
独・5年債入札
決算発表 百度、アナログ・デバイセズ、ヴイエムウェア、HP
11月23日 国内 株式市場は祝日のため休場(勤労感謝の日)
海外 09:00 シンガポール・GDP(7-9月)
10:00 NZ・ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
17:00 南ア・消費者物価指数(10月)
17:30 独・製造業PMI(11月)
17:30 独・サービス業PMI(11月)
17:30 独・総合PMI(11月)
18:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(11月)
18:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(11月)
18:00 欧・ユーロ圏総合PMI(11月)
18:30 英・製造業PMI(11月)
18:30 英・サービス業PMI(11月)
18:30 英・総合PMI(11月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(11月22日まで1カ月間)
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
22:30 米・耐久財受注(10月)
23:45 米・製造業PMI(11月)
23:45 米・サービス業PMI(11月)
23:45 米・総合PMI(11月)
24:00 米・新築住宅販売件数(10月)
24:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数(11月)
28:00 米・連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(11月1-2日会合分)
独・30年債入札
クレディ・スイスが臨時株主総会
決算発表 シャオミ
11月24日 国内 09:30 製造業PMI(11月)
09:30 サービス業PMI(11月)
09:30 総合PMI(11月)
14:00 景気一致指数(9月)
14:00 景気先行CI指数(9月)
14:30 全国百貨店売上高(10月)
14:30 東京地区百貨店売上高(10月)
15:00 工作機械受注(10月)
月例経済報告(11月)
海外 09:50 韓・中央銀行が政策金利発表
18:00 独・IFO企業景況感指数(11月)
20:00 ブ・FGV消費者信頼感(11月)
20:00 トルコ・中央銀行が政策金利発表
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA-15)(11月)
21:30 欧・欧州中央銀行(ECB)議事要旨(10月会合)
南ア・南アフリカ準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
米・株式・債券市場は祝日のため休場(感謝祭)
欧・欧州連合(欧)運輸・通信・エネルギー相臨時理事会
伊・2年債入札
11月25日 国内 08:30 東京CPI(11月)
08:50 企業向けサービスス価格指数(10月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
triplaが東証グロースに新規上場(公開価格:800円)
海外 16:00 独・GDP改定値(7-9月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(11月22日まで1カ月間)
20:00 ブ・FGV建設コスト(11月)
21:30 ブ・経常収支(10月)
21:30 ブ・海外直接投資(10月)
米・株式・債券市場は短縮取引
米・感謝祭翌日の金曜日「ブラックフライデー」
欧・欧外相理事会
11月26日 海外 台湾・統一地方選
11月27日 国内 13:10 雨宮日銀副総裁tが日本金融学会2022年度秋季大会で講演
海外 10:30 中・工業利益(10月)
  • 提供:フィスコ社

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