SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-29 05:13:12

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は上昇!米中間選挙と米10月CPIを見極め、短期あく抜けか

日経平均は上昇!米中間選挙と米10月CPIを見極め、短期あく抜けか

2022/11/7

【先物・オプションデビュープログラム】はじめての先物・オプション取引で最大100,000円キャッシュバック!

1パウエル議長のタカ派発言で金利先高観が重石に

先週の225先物は週間で180円高(上昇率0.67%)の27,190円と続伸。

根強い米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース減速期待を背景に、前週末の米国株高を受けて週明けは540円高と大幅反発。

銀行や石油など米企業の好決算も投資家心理を支えた。

ただ、その後は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を目前に控える中、もみ合いが続いた。

中国当局が「ゼロコロナ」政策を緩和するとの思惑で上昇したアジア市況などが支援要因となった一方、米10月ISM製造業景況指数や米9月雇用動態調査(JOLTS)求人件数などが予想を上回ったことが米金融引き締め懸念を強め重石として働いた。

一方、祝日明けの週末4日は450円安と大幅下落。FOMCでは予想通り0.75ptの利上げが決定。

また、想定通り今後の利上げ幅縮小も示唆された。ただ、パウエルFRB議長は記者会見で「政策金利の最終到達点は従来想定よりも高くなる」などとタカ派なコメントを多く発した。

金利先高観が強まる中、ナスダック指数を中心に米国株が大幅下落した流れを引き継ぎ、東京市場でも売りが広がった。

一方、米10月雇用統計を見極めたいとの思惑もあり、心理的な節目の27,000円を目前にして買い戻しで下げ渋った。

10月28日時点の裁定残高は、ネットベースで1,389億円の買い越し(前週は3,494億円の買い越し)と減少した。株数ベースでは、7,549万株の買い越しで、10月21日時点(1億5,699万株の買い越し)から減少している。

日経平均と裁定残(10月28日時点)

BofAがTOPIX先物で12,000枚近い大幅売り越し

225先物ではほとんど目立った動きがなかった。売り方ではみずほ証券がトップとなり、買い方では買い越し額が小幅ながらバークレイズやソジェンが上位に並び、商品投資顧問(CTA)の一部買い戻しが入ったとみられる。

一方、TOPIX先物では、売り方でBofAが12,000枚近い大量売り越しを見せた。

ほか、モルガンSやシティGが上位に入り、国内では225先物で売り方トップだったみずほ証券が上位に入った。

買い方ではGSが6,000枚超と大きく買い越し、ほか、JPモルガンやBNPパリバが上位に入った。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは低下、ヘッジ済みでプット買い限定的

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で2.13pt安(下落率8.99%)の21.57と低下。

週半ばまでFRBの利上げペース減速期待を背景に株式市場が強含みで推移したことでプット(売る権利)が手仕舞われ、日経VIは低下。

FOMC後の記者会見でのパウエルFRB議長のタカ派発言を受け、週末の株式市場は大きく下落したが、事前にプットが大きく積み上がっていたことで既にかなり下値ヘッジが行われていたとみられ、プットの買いは限定的、日経VIは週末も含めて4営業日連続で低下した。

建玉残が多い価格帯での建玉動向としては、プットでは権利行使価格26,000円で約1万900枚(前週比約600枚減少)、25,000円で約7,500枚(約1500枚減少)。コールでは、28,000円に約9,500枚(約400枚増加)、28,500円に約11,600枚(約2,600枚増加)となった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、パウエルFRB議長のタカ派発言等で半導体中心に値がさ売り

NT倍率(先物)は低下。

米連邦公開市場委員会(FOMC)を直前に控えた警戒感から、現物株市場では値がさ株が売られ、先物市場での日経225先物の重石となった。

FOMC後の記者会見でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のタカ派発言のほか、米半導体メーカーのAMDやクアルコムの低調な決算もあり、国内祝日明けの週末には半導体関連を中心に一段と値がさ株に売りが出て、相対感では225型劣勢の展開で、NT倍率の低下につながった。

3米中間選挙と米10月CPIを見極め、短期あく抜けか

今週の225先物は上値の重い展開か。

米10月雇用統計では雇用者数の伸びが市場予想を大幅に上回り、9月分も上方修正された。

また、失業率が予想以上に上昇した一方、平均賃金の伸びは前月比で予想を上回り、総じて労働市場の逼迫継続を示唆する内容となった。

先週のFOMC声明文では、これまでの利上げの累積効果を見極める必要性などが新たに記載され、12月会合以降の利上げ幅は0.5ptへと縮小される可能性が高まった。

一方、パウエルFRB議長は利上げ停止の検討は時期尚早とし、今後も利上げが続くこと、停止されても高い金利水準が長く維持されることが示唆された。

株式市場にとってはネガティブな内容で、7−9月期の企業決算で米IT大手を含め広く業績悪化の兆候が見られる中、今後の展開も厳しくなってきた。

こうした中、先物手口ではBofAがTOPIX先物を大量に売り越している動きも気掛かり。

景気後退の様相が強まる中、実需筋が売りに傾いていると推察される。8日の米中間選挙、10日の米10月消費者物価指数(CPI)の通過後には短期的にはあく抜け感が台頭する場面もあるかもしれないが、中長期では相場の低迷が長期化することを覚悟しておきたい。

今週の225先物予想レンジは26,800-27,800円とする。

経済スケジュール(11月7日〜11月13日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

11月7日 国内 決算発表 島津製、オリックス、味の素、ヤマハ発、スクエニH、エーザイ、ユニチャム、ヤマトHD、NTTデ
海外 13:00 インドネシア・GDP(7-9月)
15:45 スイス・失業率(10月)
16:00 独・鉱工業生産指数(9月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
29:00 米・消費者信用残高(9月)
中・外貨準備高(10月)
中・貿易収支(10月)
エジプト・国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)(6-18日)
米・ボストン連銀総裁が講演
米・クリーブランド連銀総裁が講演
米・リッチモンド連銀総裁が講演
欧・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が講演(事前録画)
欧・ユーロ圏財務相会合
11月8日 国内 08:30 毎月勤労統計-現金給与総額(9月)
08:30 家計支出(9月)
08:30 実質賃金総額(9月)
08:50 外貨準備高(10月末)
08:50 外国為替平衡操作の実施状況(7-9月、日次ベース)
08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(10月27、28日)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年、残存10-25年)(日本銀行)
14:00 景気先行CI指数(9月)
14:00 景気一致指数(9月)
15:00 コール市場残高(10月、日本銀行)
2022年度第2次補正予算案を閣議決定
決算発表 三菱商、明治HD、NTT、ダイキン工、INPEX、スズキ、住友鉱、東レ、三菱ケミカル、ダイフク、出光興産、任天堂
海外 19:00 欧・ユーロ圏小売売上高 (9月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(11月7日まで1カ月間)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(10月)
米・中間選挙
欧・欧州連合(EU)財務相理事会
米・3年債入札
独・2年債入札
カンボジア・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議および関連会合(13日まで)
11月9日 国内 08:50 国際収支(経常収支)(9月)
08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(10月)
08:50 貸出動向 銀行計(10月)
14:00 景気ウォッチャー調査 現状判断(10月)
14:00 景気ウォッチャー調査 先行き判断(10月)
決算発表 キリンHD、三井不、いすゞ自、ネクソン、ホンダ、日産、旭化成、シスメクス、凸版印刷、クボタ
海外 10:30 中・消費者物価指数(10月)
10:30 中・生産者物価指数(10月)
21:00 ブ・小売売上高(9月)
24:00 米・卸売在庫(9月)
中・資金調達総額(10月、15日までに)
中・マネーサプライ(10月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(10月、15日までに)
米・10年債入札
独・10年債入札
米・ニューヨーク連銀総裁が講演
米・リッチモンド連銀総裁が講演
香港・行政長官が講演
11月10日 国内 08:50 マネーストック(10月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
11:00 東京オフィス空室率(10月)
15:00 工作機械受注(10月)
決算発表 大和ハウス、ブリヂストン、三菱地所、トレンド、バンナムH、東エレク、アサヒGH
決算発表 資生堂、日清食品H、エネオス、セコム、テルモ、富士フイルム、三菱HCC
海外 16:00 トルコ・失業率(9月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(11月7日まで1カ月間)
21:00 ブ・IBGEインフレ率IPCA(10月)
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
22:30 米・消費者物価コア指数(10月)
28:00 メキシコ・中央銀行が政策金利発表
28:00 米・財政収支(10月)
欧・ECB経済報告
米・30年債入札
米・ダラス連銀総裁が講演
米・クリーブランド連銀総裁が講演
米・カンザスシティー連銀総裁が講演
決算発表 ウィーワーク、クレディ・アグリコル、アストラゼネカ、アリアンツ、鴻海精密工業
11月11日 国内 08:50 国内企業物価指数(10月)
決算発表 日産化、日本郵政、住友不動産、コーセー、サントリ食、ソフトバンクG、大日本印刷、楽天G、東芝
決算発表 浜松ホト、かんぽ生命、ヤクルト、りそなHD、大成建設、ゆうちょ銀、近鉄GHD、三井住友TH、オリンパス
海外 16:00 独・CPI(10月)
16:00 英・鉱工業生産指数(9月)
16:00 英・商品貿易収支(9月)
16:00 英・GDP速報値(7-9月)
17:30 香港・GDP(7-9月)
21:00 印・鉱工業生産(9月)
21:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(9月)
24:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(11月)
米・債券市場は休場(ベテランズデー)
欧・欧州委員会(EC)が秋季経済見通しを発表
欧・EU財務相理事会(予算)
中・「独身の日」
伊・イタリア3年債、7年債入札
11月12日 海外 インドネシア・G20財務・保健相会合
  • 提供:フィスコ社

少ない資金で大きな利益を狙いたくありませんか?そんな方はこちらを確認!

先物・オプションの関連コンテンツ

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社、および情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製、または販売等を行うことは固く禁じます。
  • 必要証拠金額は当社SPAN証拠金(発注済の注文等を加味したSPAN証拠金×100%)−ネット・オプション価値(Net Option Value)の総額となります。
  • 当社SPAN証拠金、およびネット・オプション価値(Net Option Value)の総額は発注・約定ごとに再計算されます。
  • SPAN証拠金に対する掛け目は、指数・有価証券価格の変動状況などを考慮のうえ、与信管理の観点から、当社の独自の判断により一律、またはお客さまごとに変更することがあります。
  • 「HYPER先物コース」選択時の取引における建玉保有期限は新規建てしたセッションに限定されます。必要証拠金額はSPAN証拠金×50%〜90%の範囲で任意に設定が可能であり、また、自動的に決済を行う「ロスカット」機能が働く取引となります。
  • 先物・オプションのSPAN証拠金についてはこちら(日本証券クリアリング機構のWEBサイト)
  • 指数先物の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、比較的短期間のうちに証拠金の大部分、またはそのすべてを失うこともあります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。また、指数先物取引は、少額の証拠金で多額の取引を行うことができることから、時として多額の損失を被る危険性を有しています。
  • 日経平均VI先物取引は、一般的な先物取引のリスクに加え、以下のような日経平均VIの変動の特性上、日経平均VI先物取引の売方には特有のリスクが存在し、その損失は株価指数先物取引と比較して非常に大きくなる可能性があります。資産・経験が十分でないお客さまが日経平均VI先物取引を行う際には、売建てを避けてください。
  • 日経平均VIは、相場の下落時に急上昇するという特徴があります。
  • 日経平均VIは、急上昇した後に数値が一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴を持っています。
    日経平均VIは、短期間で急激に数値が変動するため、リアルタイムで価格情報を入手できない環境での取引は推奨されません。
  • 指数オプションの価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。買方が期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、指数オプション取引は、市場価格が現実の指数に応じて変動しますので、その変動率は現実の指数に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失を被る危険性を有しています。
  • 未成年口座のお客さまは先物・オプション取引口座の開設は受付いたしておりません。
  • 「J-NETクロス取引」で取引所 立会市場の最良気配と同値でマッチングする場合、本サービスをご利用いただくお客さまには金銭的利益は生じないものの、SBI証券は委託手数料を機関投資家から受け取ります。
  • J-NETクロス取引の詳細は適宜修正される可能性がありますのでご留意ください。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

【FXデビュープログラム】FX口座の新規開設&お取引で最大700,000円キャッシュバック!

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 米株デビューコンテンツ(GWも取引できる!)

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.