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日経平均は下落!米中材料に注意、需給面では下支え期待

2022/10/17

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1米物価指標上振れで金融引き締め懸念強まる

先週の225先物は週間で50円安(下落率0.18%)の27,050円と小幅反落。

連休明け670円安と大幅下落で始まった。労働参加率と失業率の低下など労働市場の逼迫を示唆する強い米9月雇用統計の結果を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締め懸念が強まる中、米株式市場が連日で下落した流れを引き継いだ。

また、ウクライナ情勢を巡る地政学リスクの高まりや、バイデン米政権による半導体先端技術に関する中国への輸出規制の強化もリスク回避の動きを強めた。その後、米9月消費者物価指数(CPI)を前にした警戒感が広がる中、米9月卸売物価指数(PPI)の上振れや、積極的な利上げに前向きな姿勢が確認された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(9月開催分)、英イングランド銀行の国債買入れを巡る不透明感などが重石となった。

ただ、週末は5日ぶりに830円高と大幅反発し、27,000円を回復。米9月CPIは総じて予想を上回り、インフレ懸念を強める結果となったが、事前に警戒感がかなり高まっていたことや、ショート(売り持ち高)が積み上がっていた分、買い戻しが優勢となった。

10月7日時点の裁定残高は、ネットベースで4,084億円の買い越し(前週は6,684億円の買い越し)と減少した。株数ベースでは、1億6,891万株の買い越しで、9月30日時点(2億7,046万株の買い越し)から減少している。

日経平均と裁定残(10月7日時点)

海外勢はやや売り越し優勢

売り方は225先物ではGS、ドイツ、JPモルガンの海外勢が上位に並んだ。TOPIX先物でもドイツが上位に入ったほか、シティG、GS、UBSの海外勢が上位を占めた。

なお、累計トップは珍しくみずほとなり、国内機関投資家の売りが膨らんだ可能性がある。一方、買い方は、225先物でソジェンが累計トップ。バークレイズも上位に入り、両社は商品投資顧問(CTA)の買い戻しの可能性。

BofA証券は週末にかけて買い越し。野村は個人の日経レバETFの買い越しと推察される。TOPIX先物でも225先物と同様、バークレイズとBofA証券が上位に入る。累計トップはモルガンSだった。JPモルガンは週末に大幅買い越しが見られた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは上昇、11月限でもプット買いが優勢

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で1.39pt高(上昇率5.96%)の24.72と上昇。

米国の物価指標が総じて予想を上回ったことでインフレ・金融引き締め懸念が高まり、オプション市場ではプット(売る権利)が買われ、日経VIの上昇に繋がった。先週末は10月限オプション取引に係る特別清算指数算出(SQ)があり、SQ値は26,666.31円だった。

11月限のオプション市場では、週末こそ、プットを売り、コール(買う権利)を買う動きが活発化したが、週を通してはプット買いが優勢だった。建玉もプットでは権利行使価格26,000円に1万枚以上、25,000円に8,000枚以上とコールに比べて総じて大きく積み上がっている。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、金融引き締め懸念一段と強まるも買い戻しが優勢

NT倍率(先物)は上昇。労働市場の逼迫を示唆する米9月雇用統計の強い結果を受けて米国株の下落が続くなか、連休明けの東京市場でも値がさのハイテク株を中心に売りが先行し、NT倍率は大幅に低下。ただ、その後は下げ幅を縮め、上昇転換した後も週末まで上げ幅を広げる展開となった。

米9月消費者物価指数(CPI)などの物価指標が総じて予想を上回り、インフレ・金融引き締め懸念は一段と強まったが、事前の警戒感が相当高く、ショート(売り持ち高)も記録的な水準に積み上がっていたため、イベント通過後は短期筋の買い戻しが加速、225先物中心に上昇したことが背景となった。

3米中材料に注意、需給面では下支え期待

今週の225先物は一進一退か。

週末14日の米株式市場は大幅反落している。米CPIのコア指数の上振れに続き、10月ミシガン大学消費者信頼感指数の期待インフレ率の上振れがインフレ懸念をさらに強めた。

米10年債利回りは再び4%台に乗せている。フェデラルファンド(FF)金利先物市場から算出するFEDウォッチでは、11月に続く12月会合での0.75pt利上げも6割以上の確率で織り込むまでに至っている。

政策金利は最終的に5.0−5.5%まで上昇する可能性があるとも一部で指摘されており、今後も金利上昇圧力が相場の重石として作用しそうだ。

今週もFRB高官の発言が多く予定されており、12月の0.75pt利上げの織り込みがさらに進むかが注目される。

さらに、16日から5年に1度の中国共産党大会が開催されている中国では小売売上高などの重要指標が発表される。ほか、米国ではネットフリックス、テスラなどの注目度の高い企業決算も控える。中国での「ゼロコロナ」政策の動向や米主要企業の決算の内容が市場をかく乱する可能性もあり、今週も神経質な動きが続きそうだ。

一方で、米国を中心にショート(売り持ち高)が過度に積み上がっている分、需給面では買い戻しが相場を下支えしそうだ。今週の225先物予想レンジは25,800-27,400円とする。

経済スケジュール(10月17日〜10月23日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

10月17日 国内 10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存5-10年、残存25年超)(日本銀行)
13:30 設備稼働率(8月)
13:30 第3次産業活動指数(8月)
13:30 鉱工業生産(8月)
海外 10:20 中・中期貸出ファシリティ金利(1年物)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)
20:25 ブ・週次景気動向調査
21:00 ブ・経済活動(8月)
21:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(10月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
印・貿易収支(9月、17日までに)
欧・欧州連合(欧)外相会合
欧・欧州中央銀行(ECB)チーフエコノミストのレーン理事が講演
仏・パリモーターショー(23日まで)
決算発表 BofA
10月18日 国内 IoT展示会「CEATEC」開幕(21日まで)
海外 06:45 NZ・消費者物価指数(7-9月)
11:00 中・GDP(7-9月)
11:00 中・鉱工業生産指数(9月)
11:00 中・小売売上高(9月)
11:00 中・不動産投資(9月)
11:00 中・固定資産投資(都市部)(9月)
11:00 中・調査失業率(9月)
15:00 欧・ユーロ圏新車販売台数(9月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)
18:00 独・ZEW期待指数(10月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IGP-10)(10月)
22:15 米・鉱工業生産指数(9月)
22:15 米・設備稼働率(9月)
23:00 米・NAHB住宅市場指数(10月)
29:00 米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(8月)
米・ミネアポリス連銀総裁が討論会に参加
独・7年債入札
決算発表 J&J、ゴールドマン、ネットフリックス
10月19日 国内 10:30 安達日銀審議委員が富山県金融経済懇談会で講演、同記者会見
SBIリーシングサービスが東証グロースに新規上場(公開価格:2980円)
海外 10:30 中・新築住宅価格(9月)
15:00 英・消費者物価コア指数(9月)
15:00 英・生産者物価産出指数(9月)
18:00 欧・ユーロ圏CPI(9月)
21:30 加・消費者物価指数(9月)
21:30 米・住宅着工件数(9月)
21:30 米・住宅建設許可件数(9月)
タイ・アジア太平洋経済協力会議(APEC)財務相会合(21日まで)
米・地区連銀経済報告(ベージュブック)公表
米・ミネアポリス連銀総裁が質疑応答
米・シカゴ連銀総裁が講演
米・セントルイス連銀総裁が開会のあいさつ
香港・行政長官が施政方針演説
米・20年債入札
決算発表 P&G、IBM、テスラ、アルコア
10月20日 国内 08:50 貿易収支(9月)
08:50 輸出(9月)
08:50 輸入(9月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
14:00 首都圏新築分譲マンション(9月)
ビジネスコーチが東証グロースに新規上場(公開価格:2070円)
決算発表 ディスコ
海外 09:30 豪・失業率(9月)
10:15 中・1年物ローンプライムレート(LPR)
10:15 中・5年物ローンプライムレート(LPR)
20:00 トルコ・中央銀行が政策金利発表
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
23:00 米・中古住宅販売件数(9月)
23:00 米・景気先行指数(9月)
欧・欧首脳会議(21日まで)
決算発表 AT&T、ボルボ、ブラックストーン、スナップ
10月21日 国内 08:30 消費者物価コア指数(9月)
10:10 国債買い入れオペ(残存3-5年、残存1-3年、残存5-10年)(日本銀行)
15:00 金融システムレポート(2022年10月号、日本銀行)
海外 06:45 NZ・貿易収支(9月)
15:00 英・小売売上高指数(9月)
21:30 加・小売売上高(8月)
23:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(10月)
米・ニューヨーク連銀総裁がイベントの開会のあいさつ
決算発表 アメックス、ベライゾン
  • 提供:フィスコ社

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