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日経平均は大幅下落!米国の金利や景気を巡る不透明感強まり、下値模索に警戒

2022/9/26

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1ドットチャート大幅引き上げでリスク回避強まる

先週の225先物は週間で320円安(下落率1.17%)の27,030円と続落。

連休明け20日は100円高と反発。前の週末にかけての大幅下落を受けて買い戻しが入りやすかったうえ、週明けの米国株が反発していたことで買い戻しが先行。

米9月ミシガン大学消費者信頼感指数の期待インフレ率が低下したことや中国成都市での都市封鎖解除なども投資家心理を改善させた。

しかし、21日は330円安と大幅反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を翌日に控えるなか、前の日の米国市場で米10年債利回りが一時3.6%を付けるなど2011年来の高値を更新し、ハイテク株を中心に下落したことが嫌気され、イベント直前にリスク回避の動きが加速した。

国内連休入り前最後の22日は荒い展開となった。FOMCで政策金利見通し(ドットチャート)が大幅に引き上げられたことで、一段の金利上昇や過剰な金融引き締めが景気後退を招くとの懸念が強まり売りが先行、朝方に26720円まで下落する場面があった。

昼頃に日銀金融政策決定会合で現状維持が決まると為替の円安が急速に進行し、終盤にかけては買い戻しが入り、終値では27,000円台を回復した。

9月16日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆2,320億円の買い越し(前週は1兆2,163億円の買い越し)と増加した。株数ベースでは、4億5,952万株の買い越しで、9月9日時点(4億4,423万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(9月16日時点)

両先物ともに売り方は海外勢が上位占める

両先物ともに売り方上位は海外勢が占めた。225先物ではBofA証券、JPモルガンのほか、商品投資顧問(CTA)と思われるドイツ、ソジェン、バークレイズが累計上位に並んだ。TOPIX先物ではJPモルガンが大きくトップに踊り出たほか、ドイツ、GS、バークレイズの海外勢が続いた。

一方の買い方は、225先物で裁定売り(現物売り・先物買い)が膨らみ、AアムロCが累計トップとなった。続いて野村が2位。下落局面において個人投資家が日経レバETF<1570>を積極的に押し目買いしたようだ。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは上昇、引き続き26,000円プットの売買活発

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で0.59pt高(上昇率2.81%)の21.61と上昇。景気を犠牲にしてでもインフレ抑制を最優先とする米連邦準備制度理事会(FRB)の強い姿勢が確認されたFOMCのタカ派な結果を受けて、株式市場ではリスク回避の動きが強まった。

オプション市場ではコール(買う権利)を手仕舞う一方、更なる下落に備えてプット(売る権利)を買う動きが活発化し、日経VIの上昇に繋がった。プットでは権利行使価格26,000円台での売買が活発化し、26,000円のプットの建玉は12,500枚程と高水準となった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、タカ派なFOMC受けて短期筋の売り膨らむ

NT倍率(先物)は低下。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表前から米10年債利回りが2011年来の高値を更新したことなどからリスク回避の動きが広がりやすかった。

国内連休入り前最後の22日は、FOMCで政策金利見通し(ドットチャート)が大幅に引き上げられたことで、一段の金利上昇や過剰な金融引き締めが景気後退を招くとの懸念が強まり売りが先行。短期筋の225型中心の先物売りが膨らみ、NT倍率は週末に低下した。

3日米でショートの積み上がり確認

今週の225先物は軟調か。

先週の各国中央銀行イベントを通過してから世界的な金利上昇が加速している。英国では財政状況や国債需給の悪化懸念から英2年債が4%を上回るなど2008年来の高水準を記録。これを受けて米10年債も22日には一時3.8%を付けるなど急伸する動きが見られた。

金利の動きが落ち着くまでは株式市場は神経質な動きが想定されよう。米国ではCTAがショート(売り持ち高)を積み上げてきているほか、先日の米8月消費者物価指数(CPI)の上振れ以降、マクロ系ヘッジファンドも売り持ち高を構築し始めたとの指摘が聞かれている。

日本でもドイツ、ソジェン、バークレイズなどCTAの動きと思われる売り手口が増えてきている。

もともと9月は季節性として株価が下落しやすい時期でもあるため、少なくとも今週末いっぱいまでは下値模索の展開が続くと見ておいた方がよいだろう。

今週は米国で耐久財受注など経済指標も多い。金利の動きだけでなく、景気後退を巡る思惑も相場を大きく動かしそうで注意が必要だ。

ほか、今週は中間配当の再投資に絡んだ買い需要が期待される一方、日経平均採用銘柄の入れ替えに伴う売り需要が懸念され、日経平均では差し引き4,000億円程の売り需要が出るもよう。

需給イベントも相まって先物の売りが膨らむ可能性にも注意したい。今週の225先物予想レンジは25,800-27,500円とする。

経済スケジュール(9月26日〜10月2日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

9月26日 国内 09:30 製造業PMI(9月)
09:30 サービス業PMI(9月)
09:30 総合PMI(9月)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)
14:30 黒田日銀総裁が大阪経済4団体共催懇談会であいさつ、同記者会見
海外 17:00 独・IFO企業景況感指数(9月)
20:00 ブ・FGV消費者信頼感(9月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
21:30 ブ・経常収支(8月)
21:30 ブ・海外直接投資(8月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
米・2年債入札
米・ボストン連銀総裁、アトランタ連銀総裁、クリーブランド連銀総裁が講演
欧・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が欧州議会経済金融委員会の公聴会でスピーチ
経済協力開発機構(OECD)が世界経済見通しを公表
9月27日 国内 08:50 企業向けサービス価格指数(8月)
15:00 工作機械受注(8月)
故安倍元首相の国葬(日本武道館)
海外 10:30 中・工業企業利益(8月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)
17:00 欧・ユーロ圏マネーサプライ(8月)
20:00 ブ・FGV建設コスト(9月)
20:00 ブ・ブラジル中央銀行金融政策委員会(COPOM)議事録公表
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA-15)(9月)
21:30 米・耐久財受注(8月)
22:00 米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(7月)
22:00 米・FHFA住宅価格指数(7月)
23:00 米・消費者信頼感指数(9月)
23:00 米・新築住宅販売件数(8月)
米・5年債入札
独・5年債入札
伊・2年債入札
米・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長がデジタル通貨に関するパネル討論会に参加
米・シカゴ連銀総裁が講演
米・サンフランシスコ連銀総裁が質疑応答に参加
9月28日 国内 08:50 日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(7月20・21日分)
14:00 景気先行CI指数(7月)
14:00 景気一致指数(7月)
海外 10:30 豪・小売売上高(8月)
21:30 ブ・ローン残高(8月)
21:30 ブ・融資残高(8月)
21:30 ブ・個人ローン・デフォルト率(8月)
21:30 米・卸売在庫(8月)
23:00 米・中古住宅販売成約指数(8月)
26:30 ブ・連邦政府債務残高(8月)
米・7年債入札
米・2年変動利付債入札
米・アトランタ連銀総裁が質疑応答に参加
米・シカゴ連銀総裁が講演
欧・ラガルドECB総裁が講演
9月29日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
15:30 日本取引所グループの清田CEOが定例会見
海外 18:00 欧・ユーロ圏景況感指数(9月)
18:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(9月)
20:00 ブ・FGVインフレIGPM(9月)
21:00 独・消費者物価指数(9月)
21:30 米・GDP確定値(4-6月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
27:00 メキシコ・中央銀行が政策金利発表
伊・5年債、10年債入札
米・クリーブランド連銀総裁らがパネル討論会に参加
米・サンフランシスコ連銀総裁が基調講演
9月30日 国内 08:30 有効求人倍率(8月)
08:30 失業率(8月)
08:50 小売売上高(8月)
08:50 百貨店・スーパー売上高(8月)
08:50 鉱工業生産指数(8月)
10:10 国債買い入れオペ(残存3-5年、残存5-10年、残存10-25年、残存25年超)(日本銀行)
14:00 住宅着工件数(8月)
14:00 消費者態度指数(9月)
17:00 国債買い入れ予定(10-12月、日本銀行)
月例経済報告(9月)
海外 10:30 中・製造業PMI(9月)
10:30 中・非製造業PMI(9月)
10:30 中・総合PMI(9月)
10:45 中・財新製造業PMI(9月)
13:30 印・インド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
13:30 印・RBI現金準備率
15:00 英・GDP改定値(4-6月)
16:55 独・失業率(失業保険申請率)(9月)
18:00 欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(9月)
18:00 欧・ユーロ圏失業率(8月)
19:30 印・財政赤字(8月)
21:00 ブ・全国失業率(8月)
21:00 印・インフラ産業8業種(8月)
21:00 南ア・貿易収支(8月)
21:30 ブ・純債務対GDP比(8月)
21:30 ブ・基礎的財政収支(8月)
21:30 米・個人所得(8月)
21:30 米・個人消費支出(8月)
21:30 米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(8月)
22:45 米・MNIシカゴ購買部協会景気指数(9月)
23:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数(9月)
中・経常収支確定値(4-6月)
米・会計年度末
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