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2024-04-29 04:38:48

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は上昇!FOMC直前週もショートカバーで上昇しやすい展開

日経平均は上昇!FOMC直前週もショートカバーで上昇しやすい展開

2022/9/12

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1多数のイベントこなして28,000円乗せ

先週の225先物は週間で340円高(上昇率1.23%)の28,000円と3週ぶりに上昇。

米8月雇用統計での労働参加率の上昇などから労働市場での需給逼迫の緩和が示唆され、金融引き締めへの警戒感が和らぎ、週初5日は買いが先行。

ただ、ロシアによる天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」稼働停止の継続で欧州景気下振れへの懸念が重石となり下落に転換。

模様眺めとなった6日を挟んで、翌7日は3日続落。連休明けも米国市場での金利上昇・株価下落の流れが続いたことで投資家心理が悪化、225先物は朝方に一時27,260円まで下げる場面があった。

一方、8日は570円高と急反発し一気に28,000円台を回復。NY原油先物価格が1月来の安値を更新したほか、6月来の高水準に達していた米10年債利回りも低下に転じたことで安心感が台頭。

警戒された連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード副議長の発言も、過剰な利上げリスクに言及するなどハト派なものとなった。

週末9日、欧州中央銀行(ECB)が0.75ptの過去最大の利上げを実施したなかでも欧米市場が底堅さを見せたことで東京市場でも買いが先行。終盤まで買い優勢の展開が維持された。

9月2日時点の裁定残高は、ネットベースで9,691億円の買い越し(前週は1兆1,474億円の買い越し)と減少した。株数ベースでは、3億5,434万株の買い越しで、8月26日時点(3億9,715万株の買い越し)から減少している。

日経平均と裁定残(9月2日時点)

ロール中心も売り買い交錯、CTA買い転換の指摘も

基本的には週末のメジャーSQに向けたロールが中心だったが、6〜7日はTOPIX先物を中心に両先物でGSが期近・期先のネットで売り越す動きが見られた。

一方、8日は両先物でJPモルガンがネットで買い越す動きが確認された。また、8日には商品投資顧問(CTA)が買い転換したとの一部指摘も聞かれた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは低下、プット手仕舞い売り、コール建玉急増

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で1.41pt安(下落率6.75%)の19.49と低下。原油先物価格の低下でインフレ懸念が緩和したほか、FRB高官らの一連の発言も無難に消化。

各国の金融政策に関する材料も大方織り込んだこともあり、次第に株式市場で買いが優勢となるなか、オプション市場ではプット(売る権利)が手仕舞われ、日経VIの低下に繋がった。

プットは権利行使価格27,500円、27,000円、26,500円での売買が相対的には多めで建玉はいずれも7,000枚台前半から後半となった。

一方、コール(買う権利)は全体的にプットより売買が多かったが、特に29,500円での売買が活発だった。建玉も前週末比2,300枚増の8,100枚に増加。29,250円でも同3,300枚増の4,700枚と大幅に増加した。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、インフレ懸念緩和や米金利低下が追い風に

NT倍率(先物)は上昇。米8月雇用統計で労働市場の逼迫緩和が示唆されたことを好感し、値がさ株やハイテク株など225型優勢の形で週明けは買い先行。

その後は世界的な景気後退や米国での金利先高観に対する懸念を背景にもみ合い。

ただ、米原油先物価格が1月来の安値を更新し、6月来の高水準に達していた米10年債利回りも低下に転じると安心感が台頭。

連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード副議長の発言がハト派なものに終わり、9月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.75pt利上げが織り込まれたとの見方も後押しし、週末にかけては再び225型優勢の展開となり、NT倍率は上昇した。

3FOMC直前週もショートカバーで上昇しやすい展開

今週の225先物は堅調か。

20〜21日に開催されるFOMCを直前に控えた週であるほか、13日には米8月消費者物価指数(CPI)を控えており、様子見ムードが強まりやすい週に見える。

ただ、ブラックアウト期間入り前の先週、FRB高官の一連の発言は既に消化済み。ウォールストリート・ジャーナル紙の報道もあり、9月FOMCでの0.75pt利上げはほぼ織り込まれた。

政策金利見通し(ドットチャート)には注意が必要だが、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演以降、金融引き締め強化の織り込みは相当進んだとみられ、中央銀行イベント自体にはサプライズ要素が乏しくなってきている。

米国でのガソリン価格の低下基調や原油先物価格の停滞もあり、CPIが多少上振れたとしても影響は限定的だろう。

米国ではヘッジファンドのショートへの傾きが著しいとの指摘が複数聞かれており、週末のトリプルウィッチング(株価指数の先物・オプション、個別株オプションのデリバティブ取引の決済が重なる日)に向けてはショートカバーが進みやすいだろう。

東京市場でもCTAの買い転換が指摘されており、20日FOMCに向けての買い戻し・上昇相場が予想される。今週の225先物予想レンジは27,600-28,750円とする。

経済スケジュール(9月12日〜9月18日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

9月12日 国内 15:00 工作機械受注(8月)
決算発表 神戸物産
海外 15:00 英・鉱工業生産指数(7月)
15:00 英・商品貿易収支(7月)
16:00 トルコ・失業率(7月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)
20:25 ブ・週次景気動向調査
21:00 印・鉱工業生産(7月)
21:00 印・消費者物価指数(8月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
中・資金調達総額(8月、15日までに)
中・マネーサプライ(8月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(8月、15日までに)
中・株式市場は祝日のため休場(中秋節)
香港・株式市場は祝日のため休場(中秋節の翌々日)
オーストリア・国際原子力機関(IAEA )理事会(11日まで)
露・クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)入札
決算発表 オラクル
9月13日 国内 08:50 国内企業物価指数(8月)
08:50 景況判断BSI大企業全産業(7-9月)
08:50 景況判断BSI大企業製造業(7-9月)
ジャパニアスが東証グロースに新規上場(公開価格:1020円)
海外 21:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(7月)
15:00 英・失業率(8月)
15:00 英・ILO失業率(3カ月)(7月)
15:00 独・CPI(8月)
18:00 独・ZEW期待指数(9月)
21:30 米・消費者物価コア指数(8月)
27:00 米・財政収支(8月)
米・第77回国連総会開幕、20日から一般討論演説
米・中間選挙予備選(デラウェア、ニューハンプシャー、ロードアイランド州)
石油輸出国機構(OPEC)月報
独・2年債入札
米・ツイッターが臨時株主総会
米・ツイッター内部告発者が上院司法委員会公聴会に出席
ケニア・大統領にウィリアム・ルト氏就任
9月14日 国内 08:50 コア機械受注(7月)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存5-10年、残存25年超)(日本銀行)
13:30 鉱工業生産(7月)
13:30 設備稼働率(7月)
海外 07:45 NZ・経常収支(4-6月)
15:00 英・消費者物価コア指数(8月)
15:00 英・生産者物価産出指数(8月)
15:30 印・卸売物価指数(8月)
18:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(7月)
21:00 ブ・小売売上高(7月)
21:30 米・生産者物価コア指数(8月)
印・貿易収支(8月、15日までに)
独・G7貿易相会合(15日まで)
欧・欧州連合(欧)のフォンデアライエン欧州委員長が施政方針演説
独・20年債入札
9月15日 国内 08:50 貿易収支(8月)
08:50 輸出(8月)
08:50 輸入(8月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
13:30 第3次産業活動指数(7月)
海外 07:45 NZ・GDP速報(4-6月)
10:30 豪・失業率(8月)
18:00 欧・貿易収支(7月)
21:00 ブ・経済活動(7月)
21:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(9月)
21:30 米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(9月)
21:30 米・小売売上高(8月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・輸入物価指数(8月)
22:15 米・鉱工業生産指数(8月)
22:15 米・設備稼働率(8月)
23:00 米・企業在庫(7月)
ウズベキスタン・上海協力機構(SCO)首脳会議(16日まで)、期間中に中ロ首脳が対面で会談の予定
決算発表 アドビ
9月16日 国内 eWeLLが東証グロースに新規上場(公開価格:1700円)
海外 10:30 中・新築住宅価格(8月)
11:00 中・住宅販売(8月)
11:00 中・鉱工業生産指数(8月)
11:00 中・小売売上高(8月)
11:00 中・不動産投資(8月)
11:00 中・固定資産投資(都市部)(8月)
11:00 中・調査失業率(8月)
15:00 英・小売売上高指数(8月)
15:00 欧・ユーロ圏新車販売台数(8月)
18:00 欧・ユーロ圏CPI(8月)
19:30 露・ロシア中央銀行が政策金利発表
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(9月15日まで1カ月間)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(9月)
23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(9月)
29:00 米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(7月)
エストニア・北大西洋条約機構(NATO)会合(18日まで)
米・アップルが「iPhone(アイフォーン)14」一部モデル発売
  • 提供:フィスコ社

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