SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-29 10:56:41

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は金曜のメジャーSQに向け一段の売りに注意!

日経平均は金曜のメジャーSQに向け一段の売りに注意!

2022/9/5

【先物・オプションデビュープログラム】はじめての先物・オプション取引で最大100,000円キャッシュバック!

1FRBのタカ派再強調でリスクオフ

先週の225先物は週間で950円安(下落率3.32%)の27,660円と続落。

経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、高金利を長い期間にわたって粘り強く維持すると表明。投資家が抱いていた来年からの利下げ転換期待が剥落したことで、週初29日からリスク回避の動きが先行、225先物は700円安と28,000円を割り込んだ。

30日は自律反発狙いの買いで28,000円を回復したが、その後、米国で8月消費者信頼感指数や7月JOLT求人件数が予想を上回ったほか、FRB高官からタカ派発言が相次いだことで上値の重い展開が継続。

一方で、日経レバ<1570>の売り方や日経ダブルイン<1357>の買い方など、売り目線の個人投資家による下落時の買い戻しが下値を支えた。

しかし、9月1日には再び490円安と急落。米クリーブランド連銀のメスター総裁が2023年の早い時期に政策金利を4%以上に引き上げ、2023年中の利下げはないとタカ派姿勢を表明し、米長期金利が上昇したことが警戒感を誘った。

週末は米8月雇用統計を前に様子見ムードが広がったが、買い戻し機運は乏しく、終日もみ合いとなった。

8月26日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆1,474億円の買い越し(前週は1兆1,895億円の買い越し)と減少した。株数ベースでは、3億9,715万株の買い越しで、8月19日時点(4億1,524万株の買い越し)から減少している。

日経平均と裁定残(8月26日時点)

両先物ともに海外勢が売り方上位を占める

リスク回避の動きで売りが広がるなか、海外勢が売り方の上位を占めた。

225先物ではBofA証券、ドイツ、バークレイズ、JPモルガンなどが並び、国内ではみずほ証券が上位に入った。TOPIX先物では、前週に続きUBSが累計トップとなった。

ほか、BofA証券、JPモルガン、モルガンS、GS、ドイツが上位に並んだ。一方、買い方では、225先物での累計トップはAアムロCだった。裁定売り(先物買い・現物売り)の動きと思われる。野村も上位に入ったが、こちらは、個人の日経レバETFを通じた押し目買いなどの動きと推察される。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは大幅上昇、26,500円プット建玉が週末増加

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で2.18pt高(上昇率11.64%)の20.90と大幅上昇。

ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演を皮切りにFRB高官からタカ派発言が相次ぎ、金融引き締め強化への警戒感が日増しに高まったことで、リスク回避の動きが強まった。

オプション市場ではプット(売る権利)が買われ、日経VIの上昇に繋がった。権利行使価格27,500円、27,000円、26,500円でのプットの売買が特に活発で、27,500円、27,000円では週初の相場下落時にプットの買い手が利益を確定する動きが見られた。

一方、26,500円では週末にかけて建玉が積み上がり、一段の下値に備える動きも見られた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、FRBのタカ派姿勢鮮明化でリスク回避の動き膨らむ

NT倍率(先物)は低下。米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のタカ派な講演内容を受けて利下げ転換期待が剥落。

その後もFRB高官から長期にわたる金融引き締め強化に関するタカ派発言が相次いだ。米10年債利回りの上昇が続くなか、225先物を中心に商品投資顧問(CTA)や海外投資家による先物の買い持ち高縮小が強まり、NT倍率は大きく低下。

一方、週末は、現物のNT倍率が75日、200日線近くまで調整したことで目先の調整一巡感から反発したが、週後半までの低下幅を取り戻せなかった。

3OPECプラス、ECB定例理事会など警戒要素多い

今週の225先物は引き続き軟調か。

225先物は先週末にかけて心理的な節目となる27,500円近くまで下落。現物の日経平均では27,500円近辺に200日線、13週線が位置し、27,400円近辺に75日線が27,200円近辺に26週線が位置する。

サポートラインが集中し、現在の水準が強力な下値支持帯になるとみられる。

警戒されていた米8月雇用統計も総じてマイルドな内容だったため、目先は売りに一巡感が出てきそうだ。

ただ、先週末の米株式市場では雇用統計を好感して買い先行で始まったものの、欧州でのエネルギー危機の悪化を警戒して大幅安に転じるなど、荒い展開となった。

東京市場でも、これまで相場をけん引してきた商品投資顧問(CTA)などは買い持ち高を解消してきており、今後上述したサポートを下抜ければ売りが加速する恐れがある。

先物手口をみても、海外投資家が7月半ば以降、買い越してきた先物を一気に解消する動きが外資証券の手口から明らかになっている。

5日のOPECプラス会合や、8日のECB定例理事会などグローバルに原油価格や金利に影響を与えるイベントも多く、今回はどちらも価格上昇・金利上昇へと繋がる可能性が高い。週末にはメジャーSQも控えているため、荒れ模様となる可能性に留意したい。今週の225先物予想レンジは26,500-28,000円とする。

経済スケジュール(9月5日〜9月11日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

9月5日 国内  09:30 サービス業PMI(8月)
09:30 総合PMI(8月)
海外 10:45 中・財新サービス業PMI(8月)
10:45 中・財新総合PMI(8月)
14:00 印・サービス業PMI(8月)
14:00 印・総合PMI(8月)
16:00 トルコ・消費者物価指数(8月)
16:00 スイス・GDP(4-6月)
17:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(8月)
17:00 欧・ユーロ圏総合PMI(8月)
18:00 欧・ユーロ圏小売売上高(7月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
22:00 ブ・サービス業PMI(8月)
22:00 ブ・総合PMI(8月)
米・株式市場は祝日のため休場(レーバーデー)
英・保守党党首選決選投票の結果発表
「OPECプラス」閣僚級会合
ベルギー・欧州連合(欧)ウクライナ会合
露・東方経済フォーラム(8日まで)
9月6日 国内 08:30 毎月勤労統計-現金給与総額(7月)
08:30 実質賃金総額(7月)
08:30 家計支出(7月)
海外 10:30 豪・経常収支(4-6月)
13:30 豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
15:00 独・製造業受注(7月)
18:30 南ア・GDP(4-6月)
22:45 米・サービス業PMI(8月)
22:45 米・総合PMI(8月)
23:00 米・ISM非製造業景況指数(8月)
米・中間選挙予備選(マサチューセッツ州)
英・新首相就任の見通し
9月7日 国内 10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)
14:00 景気先行CI指数(7月)
14:00 景気一致指数(7月)
15:00 コール市場残高(8月、日本銀行)
海外 10:30 豪・GDP(4-6月)
15:00 独・鉱工業生産指数(7月)
18:00 欧・ユーロ圏GDP確報値(4-6月)
21:30 米・貿易収支(7月)
21:30 加・貿易収支(7月)
23:00 加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表
中・外貨準備高(8月)
中・貿易収支(8月)
ポーランド・国立銀行(中央銀行)が政策金利発表
米・地区連銀経済報告(ベージュブック)公表
米・バー連邦準備制度理事会(FRB)副議長が講演
英・ベイリーイングランド銀行(英中央銀行)総裁らが議会証言
北朝鮮・最高人民会議招集
独・15年債入札
米・アップルが新製品発表イベント
決算発表 ゲームストップ
9月8日 国内 08:50 GDP改定値(4-6月)
08:50 国際収支(経常収支)(7月)
08:50 GDPデフレーター(4-6月)
08:50 貸出動向 銀行計(8月)
08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(8月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
11:00 東京オフィス空室率(8月)
14:00 景気ウォッチャー調査 先行き判断(8月)
14:00 景気ウォッチャー調査 現状判断(8月)
決算発表 積水ハウス
海外 10:30 豪・貿易収支(7月)
14:45 スイス・失業率(8月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(9月7日まで1カ月)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(8月)
21:15 欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
28:00 米・消費者信用残高(7月)
米・インド太平洋経済枠組み(IPEF)閣僚級会合(9日まで)
米・パウエルFRB議長が講演
9月9日 国内 08:50 マネーストック(8月)
海外 10:30 中・消費者物価指数(8月)
10:30 中・生産者物価指数(8月)
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA)(8月)
21:30 加・失業率(8月)
23:00 米・卸売在庫(7月)
25:00 露・GDP(4-6月)
25:00 露・CPI(8月)
中・資金調達総額(8月、15日までに)
中・マネーサプライ(8月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(8月、15日までに)
米・バイデン大統領がインテル新施設起工式に出席し半導体法について演説
米・シカゴ連銀総裁が講演
欧・欧エネルギー担当相臨時会合開催
欧・ユーロ圏財務相会合
欧・非公式欧財務相理事会(10日まで)
9月11日 国内 沖縄県知事選投開票
海外  米・同時多発テロから21年
スウェーデン・総選挙
  • 提供:フィスコ社

少ない資金で大きな利益を狙いたくありませんか?そんな方はこちらを確認!

先物・オプションの関連コンテンツ

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社、および情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製、または販売等を行うことは固く禁じます。
  • 必要証拠金額は当社SPAN証拠金(発注済の注文等を加味したSPAN証拠金×100%)−ネット・オプション価値(Net Option Value)の総額となります。
  • 当社SPAN証拠金、およびネット・オプション価値(Net Option Value)の総額は発注・約定ごとに再計算されます。
  • SPAN証拠金に対する掛け目は、指数・有価証券価格の変動状況などを考慮のうえ、与信管理の観点から、当社の独自の判断により一律、またはお客さまごとに変更することがあります。
  • 「HYPER先物コース」選択時の取引における建玉保有期限は新規建てしたセッションに限定されます。必要証拠金額はSPAN証拠金×50%〜90%の範囲で任意に設定が可能であり、また、自動的に決済を行う「ロスカット」機能が働く取引となります。
  • 先物・オプションのSPAN証拠金についてはこちら(日本証券クリアリング機構のWEBサイト)
  • 指数先物の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、比較的短期間のうちに証拠金の大部分、またはそのすべてを失うこともあります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。また、指数先物取引は、少額の証拠金で多額の取引を行うことができることから、時として多額の損失を被る危険性を有しています。
  • 日経平均VI先物取引は、一般的な先物取引のリスクに加え、以下のような日経平均VIの変動の特性上、日経平均VI先物取引の売方には特有のリスクが存在し、その損失は株価指数先物取引と比較して非常に大きくなる可能性があります。資産・経験が十分でないお客さまが日経平均VI先物取引を行う際には、売建てを避けてください。
  • 日経平均VIは、相場の下落時に急上昇するという特徴があります。
  • 日経平均VIは、急上昇した後に数値が一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴を持っています。
    日経平均VIは、短期間で急激に数値が変動するため、リアルタイムで価格情報を入手できない環境での取引は推奨されません。
  • 指数オプションの価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。買方が期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、指数オプション取引は、市場価格が現実の指数に応じて変動しますので、その変動率は現実の指数に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失を被る危険性を有しています。
  • 未成年口座のお客さまは先物・オプション取引口座の開設は受付いたしておりません。
  • 「J-NETクロス取引」で取引所 立会市場の最良気配と同値でマッチングする場合、本サービスをご利用いただくお客さまには金銭的利益は生じないものの、SBI証券は委託手数料を機関投資家から受け取ります。
  • J-NETクロス取引の詳細は適宜修正される可能性がありますのでご留意ください。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

【FXデビュープログラム】FX口座の新規開設&お取引で最大700,000円キャッシュバック!

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 米株デビューコンテンツ(GWも取引できる!)

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.