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2024-04-29 08:07:02

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日経平均は下落!日米ともに強気ムードに変化の兆し、需給転換に注意

2022/8/22

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1CTA買い加速や踏み上げで29,000円突破も週後半失速

先週の225先物は週間で390円高(上昇率1.37%)の28,930円と上昇。

週初は前の週から続くインフレピークアウトや米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ転換期待を背景に上昇スタート。

その後、中国の7月小売売上高や鉱工業生産が軒並み予想を下回り、前月からも悪化したが、相場への影響は限定的だった。

8月NY連銀製造業景気指数が-31.3と、前月(+11.1)から大幅に悪化し、市場予想(+5)も大きく下振れたが、これも相場の流れを変えず、株式市場の底堅い展開が継続。

週半ば、米小売大手の決算が予想を上回ると、警戒感が更に後退し、225先物は17日には29,000円を突破。高いところで29,230円まで上昇した。

心理的な節目の29,000円を超えたことで、商品投資顧問(CTA)などトレンドフォロー型ファンドの先物買いが加速したとの指摘があった。

また、日経ダブルイン<1357>を買い建て、もしくは日経レバ<1570>を売り建てていた個人投資家の踏み上げが相場上昇の要因になったとの声も聞かれた。

ただ、週後半は騰勢一服。連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨はサプライズに乏しかったが、米金利の上昇や短期的な過熱感から売りが優勢に。週末も売りが優勢で29,000円を下回って終えた。

8月12日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆557億円の買い越し(前週は6,691億円の買い越し)と増加した。株数ベースでは、3億8,002万株の買い越しで、8月5日時点(2億5,918万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(8月12日時点)

国内勢が両先物で売り方上位に並ぶ

先物主導での上昇となり、225先物では裁定買い(先物売り・現物買い)の動きから、AアムロCが売り方トップ。野村、三菱など国内勢も上位に並んだ。買い方ではJPモルガン、CSが週を通して買い越した。

一方、TOPIX先物では、UBSが週を通して大きく売り越し、ドイツがそれに続いた。三菱、大和の国内勢も上位に並んだ。買い方では、BofA証券が週を通して大幅に買い越した。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは小幅低下、コールは3万円、プットは27,500円で売買活発

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で0.28pt安(下落率1.52%)の18.11と低下。日経平均先物が29,000円を一時突破した一方、過熱感への警戒もあり、先行きに対して強弱感が拮抗、日経VIも週を通してもみ合いとなった。

コール(買う権利)では、権利行使価格30,000円台での売買が活発で、建玉も先週末の5,800枚から12,700枚へと大きく増加。

29,000円台の建玉は前週比ではほとんど変化はないが、13,300枚と高水準を維持。

一方、プット(売る権利)では、27,500円台での売買が非常に活発で、建玉は前週末の6,500枚から13,400枚へと大幅に増加。28,000円台の建玉は8,900枚と高水準も、前週末の9,600枚からは低下した。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、年初来高値更新に伴う過熱感から週末は調整

NT倍率(先物)は上昇。インフレピークアウトや米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ転換期待を背景に、現物株市場では値がさ株・ハイテク株優位の展開となり、先物市場では225型が優勢となった。

商品投資顧問(CTA)などトレンドフォロー型ファンドの先物買いが加速したほか、日経ダブルイン<1357>を買い建て、もしくは日経レバ<1570>を売り建てていた個人投資家の踏み上げも加わり、225型優勢の展開がその後も継続。ただ、NT倍率は年初来高値を更新し、過熱感も台頭していたことで、週末は米長期金利の上昇が警戒されるなか、調整した。

3日経平均は下落!日米ともに強気ムードに変化の兆し、需給転換に注意

今週の225先物は軟調か。

25日から開催される国際経済政策シンポジウム「ジャクソンホール会議」に注目。中長期な金融政策の動向を話し合う場ではあるが、足元でFRBと市場との間で金融引き締めを巡って見通しに開きが出ているため、パウエル議長が講演で楽観的に傾いている市場をけん制する可能性はあろう。

また、米10年債利回りが先週末に一時3%目前まで急伸するなど、落ち着いていた金利動向も変化してきている。

セントルイス連銀のブラード総裁が9月FOMCでの0.75ptの利上げ支持に傾いていると表明したほか、リッチモンド連銀のバーキン総裁は「FRBはインフレを目標値に戻すために何でもする」と強い決意を示し、かなりタカ派な発言も足元で増えている。

先週末の米国版SQ(特別清算指数)算出を通過したことで需給が転換する可能性もある。先週は後半から日米ともに株式市場は騰勢一服となり、それまでのように押したら買いが湧いてくるような動きが見られなくなった。

依然として先高観を持つ向きもいるが、ここからの買いは慎重になった方がよいだろう。また、米半導体大手エヌビディアの決算なども警戒要素だ。今週の225先物予想レンジは28,200-29,200円とする。

経済スケジュール(8月22日〜8月28日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

8月22日 国内 14:00 首都圏新築分譲マンション(7月)
海外 10:15 中・1年物ローンプライムレート(LPR)
10:15 中・5年物ローンプライムレート(LPR)
20:25 ブ・週次景気動向調査
27:00 ブ・貿易収支(先週)
米韓合同軍事演習(9月1日まで)
決算発表 ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ
8月23日 国内 09:30 製造業PMI(8月)
09:30 サービス業PMI(8月)
09:30 総合PMI(8月)
10:00 営業毎旬報告(8月20日現在、日本銀行)
14:30 全国百貨店売上高(7月)
14:30 東京地区百貨店売上高(7月)
海外 16:30 独・製造業PMI(8月)
16:30 独・サービス業PMI(8月)
16:30 独・総合PMI(8月)
17:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(8月)
17:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(8月)
17:00 欧・ユーロ圏総合PMI(8月)
17:30 英・製造業PMI(8月)
17:30 英・サービス業PMI(8月)
17:30 英・総合PMI(8月)
18:30 南ア・失業率(4-6月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)
22:45 米・製造業PMI(8月)
22:45 米・サービス業PMI(8月)
22:45 米・総合PMI(8月)
23:00 米・新築住宅販売件数(7月)
23:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(8月)
米・中間選挙予備選(フロリダ州、ニューヨーク州)
米・ミネアポリス連銀総裁が質疑応答で発言
国際ゲーム見本市「ゲームズコム」(28日まで)
決算発表 JDドットコム
8月24日 国内 10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)
15:00 工作機械受注(7月)
海外 17:00 南ア・消費者物価指数(7月)
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA-15)(8月)
21:30 米・耐久財受注(7月)
23:00 米・中古住宅販売成約指数(7月)
独・10年債入札
ロシアによるウクライナ侵攻から半年
アンゴラ・総選挙
決算発表 スノーフレーク、セールスフォース、エヌビディア
8月25日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
08:50 企業向けサービス価格指数(7月)
10:30 中村日銀審議委員が福岡県金融経済懇談会であいさつ、同記者会見
月例経済報告(8月)
海外 07:45 NZ・小売売上高(4-6月)
15:00 独・GDP改定値(4-6月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)
17:00 独・IFO企業景況感指数(8月)
20:00 ブ・FGV消費者信頼感(8月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・GDP改定値(4-6月)
韓・中央銀行が政策金利発表
米・カンザスシティー連銀主催の国際経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」(27日まで)
欧・欧州中央銀行(ECB)議事要旨(7月会合)
米・テスラが株式分割調整後ベースの取引開始
決算発表 ヴイエムウェア、デル・テクノロジーズ、ペロトン
8月26日 国内 08:30 東京CPI(8月)
海外 17:00 欧・ユーロ圏マネーサプライ(7月)
20:00 ブ・FGV建設コスト(8月)
21:30 ブ・経常収支(5月)
21:30 ブ・海外直接投資(5月)
21:30 米・卸売在庫(7月)
21:30 米・個人所得(7月)
21:30 米・個人消費支出(7月)
21:30 米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(7月)
23:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数(8月)
米・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長がジャクソンホール会議で経済見通しについてスピーチ
8月27日 国内 日本維新の会の代表選投開票日
海外 10:30 中・工業企業利益(7月)
チュニジア・第8回アフリカ開発会議(TICAD8)開催、岸田首相が出席(28日まで)
  • 提供:フィスコ社

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