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2024-04-29 04:34:52

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日経平均は上昇!イベント集中する月末前に方向感出づらく

2022/7/19

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1インフレピークアウト期待根強く底堅い展開

先週の225先物は週間で150円高(上昇率0.56%)の26,760円と続伸。

週明けは参議院選挙の自民党圧勝を受けて、政権運営の安定化や政策期待から買い先行。米6月雇用統計で労働市場の堅調さが確認された一方で金利の上昇は限られ、景気後退懸念と金利高懸念が同時に後退したことも後押しした。

12日には新型コロナ感染再拡大による中国経済の減速懸念が強まり、一時26,250円まで下落する場面があった。

その後、米6月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がともに予想を大幅に上回り、インフレ懸念が再燃したが、足元の資源価格の下落などを背景にインフレピークアウト期待も根強く、底堅い動きとなった。

週後半には、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事やセントルイス連銀のブラード総裁が市場で織り込みの進んでいた1.00ptの超大幅利上げについて慎重な姿勢を示したことで、過度な警戒感が後退。週末は、中国の6月小売売上高が前年比+3.1%と予想(同+0.2%)を大きく上回ったことも手伝い、買いが優勢だった。

7月8日時点の裁定残高は、ネットベースで3,867億円の買い越し(前週は1,903億円の買い越し)と増加した。株数ベースでは、1億6,954万株の買い越しで、7月1日時点(8,022万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(7月8日時点)

TOPIX先物の売り方では海外勢が上位に並ぶ

225先物では、売り方は裁定買い(先物売り・現物買い)の動きから、AアムロC、ソジェンが累計上位に並んだ。12日にはJPモルガンが1,400枚売り越した。買い方では、週初にみずほ証券が2,800枚買い越した以外では他に目立った動きはなかった。

一方、TOPIX先物では、売り方で累計上位にGS、モルガンS、ドイツ、JPモルガンの海外勢が並んだ。買い方では、累計トップのバークレイズが週初に4,800枚買い越した。一方、野村は週初に2,000枚近く買い越し。その他では目立った動きはなかった。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは低下、コール買い・プット売り継続

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で0.74pt安(下落率3.30%)の21.67と低下。

米国の物価指標を前にした警戒感から、週前半は上昇。

ただ、指標発表後にインフレピークアウト期待から株式市場が底堅く推移したことや、高官発言を受けて、一時急速に高まっていた7月の1.00ptの超大幅利上げに対する警戒感が後退したことで、週末にかけて日経VIは低下傾向となった。

オプション市場では、コール(買う権利)が買われる一方、プット(売る権利)が売られた。コールは権利行使価格28,000円に最も建玉が積み上がった。28,500円の建玉も多めで、価格の低さを背景に保険的な意味合いで購入する投資家が多く、売買高も多かった。

ほか、27,000円に28,500円と同程度の建玉が積み上がっている。プットでは建玉が最も多く積み上がっているのは25,000円。こちらも保険的な目的から買われる傾向があったもよう。ほか、26,500円、26,000円の建玉が多い。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、インフレピークアウト期待や過度な利上げ懸念後退が寄与

NT倍率(先物)は週末にかけて上昇に転じた。米6月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)を前にした警戒感から、現物株市場では値がさハイテク・グロース株が軟調で、これに伴い、先物市場でも225型劣勢でNT倍率は週前半に低下。

ただ、両指標ともに予想を大幅に上回ったものの、足元の資源価格の下落などを背景にインフレピークアウト期待が根強く、その後は底堅い動きに。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事などが市場で織り込みの進んでいた1.00ptの超大幅利上げについて慎重な姿勢を示したことで、過度な警戒感が後退すると、週末にかけてはグロース株が持ち直し、NT倍率も上昇に転じた。

3神経質ながらも先高観が強まりつつある

今週の225先物は一進一退か。

先週以前のオプション市場の動向を見ると、コールの売買高が多い一方でプットの売買が低調で、全体的に先高観が強まってきている様子。

実際、上半期に歴史的な下げ相場を記録した米国市場も、直近は雇用統計やCPIが予想を上回っても、金利の上昇がほとんど見られず、ナスダック総合指数の下げ止まり感も見られつつある。

今週は国内では日本電産、米国ではネットフリックス、テスラなどの注目決算があり、来週以降には発表が本格化する。26〜27日には米連邦公開市場委員会(FOMC)も控えており、基本的には上下どちらにも動きづらいだろう。

21日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会と、定期検査の期限を迎えるロシア・ドイツをつなぐ天然ガス主要パイプラインの供給再開の行方も警戒イベント。

一方、全体的に下方向に耐性がついてきている様子で、月末のFOMC通過後には上昇相場が訪れる期待もある。方向感に乏しいながらも、下値の堅い展開を予想する。今週の225先物予想レンジは26,200-27,400円。

経済スケジュール(7月18日〜7月24日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

7月18日 国内 株式市場は祝日のため休場(海の日)
海外 07:45 NZ・消費者物価指数(4-6月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(7月)
23:00 米・NAHB住宅市場指数(7月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
29:00 米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(5月)
欧・欧州連合(欧)外相会合
決算発表 BofA、ゴールドマン、IBM
7月19日 国内 10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)
海外 15:00 英・失業率(6月)
15:00 英・ILO失業率(3カ月)(5月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)
18:00 欧・ユーロ圏CPI(6月)
21:30 米・住宅着工件数(6月)
21:30 米・住宅建設許可件数(6月)
米・中間選挙予備選(メリーランド州)
韓・イエレン米財務長官が会合に出席(20日まで)
イラン・プーチン露大統領がイラン・トルコ首脳と会談
英・ベイリーイングランド銀行(英中央銀行)総裁がロンドン市長官邸で講演
独・5年債入札
決算発表 J&J、ネットフリックス、ノバルティス、ボルボ
7月20日 国内 13:30 首都圏新築分譲マンション(6月)
日銀政策委員会・金融政策決定会合(1日目)
厚生労働省(厚労省)専門部会による塩野義の新型コロナ経口薬審議
決算発表 日電産
海外 10:15 中・1年物ローンプライムレート(LPR)
10:15 中・5年物ローンプライムレート(LPR)
15:00 英・消費者物価コア指数(6月)
15:00 英・生産者物価産出指数(6月)
17:00 南ア・消費者物価指数(6月)
17:00 欧・ユーロ圏経常収支(5月)
21:30 加・消費者物価指数(6月)
23:00 米・中古住宅販売件数(6月)
23:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(7月)
米・20年債入札
独・7年債入札
決算発表 アルコア、バイオジェン、テスラ、ASML
7月21日 国内 08:50 貿易収支(6月)
08:50 輸出(6月)
08:50 輸入(6月)
13:00 楽天グループの店舗向けイベント「エキスポ2022」で三木谷社長が講演
15:00 工作機械受注(6月)
日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)、終了後決定内容発表
黒田日銀総裁が会見
決算発表 オービック、中外薬、ディスコ
海外 07:45 NZ・貿易収支(6月)
10:00 中・SWIFTグローバル支払(6月)
20:00 トルコ・中央銀行が政策金利発表
21:15 欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(7月)
23:00 米・景気先行指数(6月)
南ア・南アフリカ準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
インドネシア・中央銀行が政策金利発表
ロシアからドイツに天然ガスを送る「ノルドストリーム」パイプラインの定期保守点検が終了し再開の予定
決算発表 ダウ、フィリップ・モリス、AT&T、ブラックストーン、スナップ、SAP 、ロシュ、ノキア
7月22日 国内 08:30 消費者物価コア指数(6月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
09:30 製造業PMI(7月)
09:30 サービス業PMI(7月)
09:30 総合PMI(7月)
10:00 営業毎旬報告(7月20日現在、日本銀行)
海外 15:00 英・小売売上高指数(6月)
16:30 独・製造業PMI(7月)
16:30 独・サービス業PMI(7月)
16:30 独・総合PMI(7月)
17:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(7月)
17:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(7月)
17:00 欧・ユーロ圏総合PMI(7月)
17:30 英・製造業PMI(7月)
17:30 英・サービス業PMI(7月)
17:30 英・総合PMI(7月)
19:30 露・ロシア連邦中央銀行(中央銀行)が政策金利発表
21:30 加・小売売上高(5月)
22:45 米・製造業PMI(7月)
22:45 米・サービス業PMI(7月)
22:45 米・総合PMI(7月)
欧・ECB専門家予測調査
決算発表 アメックス、ベライゾン、ツイッター
  • 提供:フィスコ社

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