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2024-04-29 08:02:15

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日経平均は米CPIやECB定例理事会などイベント多く、金利動向次第で急変も

2022/4/11

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1ブレイナード発言受けた金利急伸でリスクオフ

先週の225先物は週間で620円安(下落率2.24%)の27,040円と大幅続落。

週前半は、欧米諸国の対ロ制裁強化への警戒感が強まったほか、米3月雇用統計を受けた5月連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げ観測も重しとなった。一方、新年度相場入りに伴う新規資金への期待が下支えし、もみ合いが続いた。

ただ、6、7日は連日で大幅下落。連邦準備制度理事会(FRB)内でもハト派とされるブレイナード理事が5月FOMCでの量的引き締め(QT)開始の可能性などを示唆したことで、金利が急伸。

ハイテク株を中心に大幅安となった米株市場の流れを引き継いで、短期筋の先物売りが先行した。注目のFOMC議事録では、QTのペースとして月額上限950億ドルと、前回サイクルの月額500億ドルからほぼ2倍近いペースを目指すことや、複数の理事がQTのペースに上限を設けない方針を支持していたこと、QTが軌道に乗ってからは、住宅ローン担保証券(MBS)の売却を検討することで合意していたことなども判明。

金利動向が気掛かりななか、中国でのロックダウン延長なども懸念され、週末まで上値の重い展開となった。

4月1日時点の裁定残高は、ネットベースで7,825億円の買い越し(前週は1兆723億円の買い越し)と減少した。株数ベースでは、2億9,527万株の買い越しで、3月25日時点(3億8,979万株の買い越し)から減少している。

日経平均と裁定残(4月1日時点)

両先物でモルガンSが買い方トップ

モルガンSが両先物で買い越し基調を見せ、ともに買い方トップとなった。

また、TOPIX先物ではJPモルガンやBofA証券の買い越しも散見された。売り方では裁定買いに伴い、両先物においてソジェンやBNPパリバなどの裁定業者が並んだ。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2プットの建玉は増加傾向

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で0.53pt安(下落率2.49%)の20.74と低下した。

週末の4月限オプション取引に係るSQに絡んだ売買などもあり、方向感に欠ける展開となった。週末こそ日経VIは低下したものの、週後半からの5月限のオプション売買動向を見ると、権利行使価格26,000円や25,500円、25,000円のプット(売る権利)の建玉が大きく積み上がる傾向が見られた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は横ばい、金利急伸と景気後退懸念で全般軟調

NT倍率(先物)は横ばい。米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事によるタカ派発言を背景に、米10年債利回りが3年ぶりの高値を付けるなど、長期の年限を中心に金利が急伸。株価評価の将来収益への依存度が高いグロース(成長)株に大きな逆風となった。

一方、FRBの急激な金融引き締めが景気後退を招くとの見方から、景気敏感株にも売りが広がった。この結果、値がさグロース株を代表する日経平均と景気敏感株を代表するTOPIX(東証株価指数)の間に明確な優劣がつきにくく、先物市場でも日経平均先物とTOPIX先物でパフォーマンス格差に乏しい展開となった。

両先物手口においても目立った動きが見られないなか、NT倍率は軟調もみ合いの末に、結局週間では横ばいとなった。

3米CPIやECB定例理事会などイベント多く、金利動向次第で急変も

今週の225先物は軟調な展開か。

FRBのブレイナード理事の発言やFOMC議事録の公表を受けて、金融引き締めに関するロードマップは次第に明らかになってきたが、株式市場ではあく抜け感が強まっていない。

米10年債利回りは4月に入ってからの僅か一週間で0.3pt超も上昇し、先週末には2.7%台まで乗せてきている。

短期金融市場は5月、6月FOMCでの利上げ幅として0.5ptをそれぞれ8割程にまで織り込んできているが、セントルイス連銀のブラード総裁は今下半期の間に政策金利を3.00-3.25%まで引き上げるべきとも発言しており、FRBの一段のタカ派化も否めない。

今年は金融政策について織り込み済みと判断することは難しく、今後も高官発言や金利動向に神経質な動きが予想される。そうしたなか、今週は米国や中国で物価指標が相次ぐ。市場予想を大幅に上回るとなると、一段の引き締めを意識する形で相場が敏感に反応しそうだ。

オプション市場ではプットの建玉が積み上がるなど、下落に備えた動きも増えてきている。

さらに、14日には欧州中央銀行(ECB)の定例理事会もある。もともとFRBと比べてハト派寄りだったECBも今年に入ってタカ派化してきており、内容次第では、世界的な引き締め懸念や金利上昇が警戒される。

神経質な地合いななか、短期筋の仕掛け売りなどが強まる場面もありそうで、注意が必要だろう。今週の225先物予想レンジは26,000-27,200円とする。

経済スケジュール(4月11日〜4月15日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

4月11日 国内 15:00 工作機械受注(3月)
地域経済報告(さくらリポート)(4月、日本銀行)
日銀支店長会議で黒田総裁があいさつ
海外 10:30 中・消費者物価指数(3月)
10:30 中・生産者物価指数(3月)
15:00 英・鉱工業生産指数(2月)
15:00 英・商品貿易収支(2月)
16:00 トルコ・失業率(2月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(4月7日まで1カ月間)
20:25 ブ・週次景気動向調査
27:00 ブ・貿易収支(先週)
ブ・個人ローン・デフォルト率(2月、15日までに)
ブ・経常収支(2月、15日までに)
ブ・海外直接投資(2月、15日までに)
ブ・ローン残高(2月、15日までに)
ブ・融資残高(2月、15日までに)
ブ・基礎的財政収支(2月、15日までに)
米・3年債入札
欧・欧州連合(欧)外相理事会
米・アトランタ連銀総裁がイベントで開会の挨拶
米・シカゴ連銀総裁が講演
4月12日 国内 08:50 国内企業物価指数(3月)
08:50 貸出動向 銀行計(3月)
08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(3月)
10:00 営業毎旬報告(4月10日現在、日本銀行)
サークレイスが東証グロースに新規上場(公開価格:720円)
海外 15:00 独・CPI(3月)
15:00 英・失業率(3月)
15:00 英・ILO失業率(3カ月)(2月)
18:00 独・ZEW期待指数(4月)
21:00 印・消費者物価指数(3月)
21:00 印・鉱工業生産(2月)
21:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(2月)
21:30 米・消費者物価コア指数(3月)
27:00 米・財政収支(3月)
石油輸出国機構(OPEC)月報
米・10年債入札
独・2年債入札
米・リッチモンド連銀総裁が講演
米・ブレイナード連邦準備制度理事会(FRB)理事がウォールストリートジャーナル(WSJ)のイベントで講演
4月13日 国内 08:50 コア機械受注(2月)
08:50 マネーストック(3月)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存5-10年、残存25年超)(日本銀行)
13:15 第97回信託大会で黒田日銀総裁があいさつ
海外 11:00 NZ・ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
15:00 英・消費者物価コア指数(3月)
15:00 英・生産者物価産出指数(3月)
18:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(2月)
21:00 ブ・小売売上高(2月)
21:30 米・生産者物価コア指数(3月)
23:00 加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表
中・貿易収支(3月)
米・30年債入札
独・10年債入札
4月14日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
決算発表 ファストリ、ベイカレント・コンサルティング
海外 09:00 シンガポール・GDP(1-3月)
10:30 中・新築住宅価格(3月)
10:30 豪・失業率(3月)
20:00 トルコ・中央銀行が政策金利発表
20:45 欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見
21:00 ブ・経済活動(2月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・輸入物価指数(3月)
21:30 米・小売売上高(3月)
23:00 米・企業在庫(2月)
23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(4月)
印・貿易収支(3月、15日までに)
韓・中央銀行が政策金利発表
米・クリーブランド連銀総裁が講演
米・フィラデルフィア連銀総裁が講演
決算発表 TSMC、モルガンS、ゴールドマン、シティグループ
米・債券市場は短縮取引
4月15日 海外 21:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(4月)
22:15 米・設備稼働率(3月)
22:15 米・鉱工業生産指数(3月)
29:00 米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(2月)
米・財務省の半期に一度の為替報告書議会提出期限
欧・ECB専門家予測調査
米・独・英・仏・印・豪・スイス・加・ブ・南ア・NZ・香港・株式市場は祝日のため休場(グッドフライデー)
米・債券市場は休場
  • 提供:フィスコ社

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