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2024-04-29 16:16:33

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は70円高!海外新規資金への期待もリセッション懸念などが上値抑制

日経平均は70円高!海外新規資金への期待もリセッション懸念などが上値抑制

2022/4/4

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1円安基調が下支えも需給改善要因はく落で上昇一服

先週の225先物は週間で250円安(下落率0.90%)の27,660円と3週ぶりに反落。

週初28日は、日銀が指定した利回りで無制限に国債を買い取る「指し値オペ(公開市場操作)」の実施通知により円安・ドル高が進展。輸出企業の採算改善期待から一時先物に買い戻しが入った。

ただ、景気減速懸念もくすぶり、結局失速。29日は権利付き最終売買日に当たり、配当再投資などの需給要因への期待が下支え。

日銀が「連続指し値オペ」の初めての実施を発表し、直前の米国市場時間に一時1ドル=125円台まで円安が進行したことも追い風となった。

30日は円安基調も一服したが、円高への過度な揺り戻しは見られず続伸。31日は3日ぶりに反落。ロシアとウクライナとの停戦期待が後退したほか、中国国家統計局が発表した3月製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回ったことが重しとなった。

一方、米政権の石油備蓄放出に関する報道による原油先物相場の急落が下支えした。4月1日は、年度末の需給改善要因がはく落するなか、新年度の始まりに特有の国内機関投資家による「益出し売り」などの需給要因が重しとなり、続落した。

3月25日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆723億円の買い越し(前週は9,167億円の買い越し)と増加した。株数ベースでは、3億8,979万株の買い越しで、3月18日時点(3億3,822万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(3月25日時点)

TOPIX先物では一転してBofA証券が大幅売り越し

225先物では目立った動きが少なかったが、売り方筆頭にはバークレイズが入った。

一方、TOPIX先物ではBofA証券が前週までから一転して大幅に売り越し。GS、バークレイズも大きく売り越し、累計上位に並んだ。配当再投資を見越した巨大なプレポジションが前週までに築かれたが、それが解消された形だ。

買い方では野村や大和など国内勢が上位に並び、パッシブファンドによる実需買いとみられる。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2落ち着き取り戻した相場を背景に日経VI低下

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で3.30pt安(下落率13.43%)の21.27と低下した。

株式市場は3月上旬までの急落後は一転して急速なリバウンドを遂げてきたが、そうした激しい動きもようやく一服。日々のボラティリティーが小さくなるなか、日経VIの低下に繋がった。

また、建玉が大きく積み上がった権利行使価格27,500円台でのプット(売る権利)では、売り買いほぼ拮抗も売りがやや優勢だったこともあり、日経VIの低下に寄与した。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、配当再投資見越したTOPIX先物買い戻しは一服

NT倍率(先物)は上昇。配当落ち日に向けたプレポジションの構築で、前の週までBofA証券やGSを中心に海外勢によるTOPIX先物の大幅買い越し基調が目立っていたが、そうした動きも先週末までに一巡。

配当落ち日を迎えるこの週はTOPIX先物の買い越し傾向が一服したと同時に、配当落ち後はプレポジションを解消する動きから、一転してTOPIX先物でのBofA証券やGSの売り越しが目立った。

225先物に大きな買いが入っていたわけではないが、相対的な差からNT倍率は上昇する展開となった。

3海外新規資金への期待もリセッション懸念などが上値抑制

今週の225先物は神経質な展開か。

「益出し売り」が一巡すれば、新年度入りに伴う新規資金流入に加えて、海外投資家が4月は買い越しやすいという経験則への期待が相場を下支えすることが期待される。

一方、日米ともに株価が大きく水準訂正を果たしたことで、足元の急速リバウンドにも一服感が見られている。

ウクライナ情勢やインフレ高進、金融引き締めなど外部環境を巡る懸念は解消されておらず、一段の上昇は期待しにくいだろう。

また、TOPIX先物手口では、3月第4週まで大幅な買い越しを続けていたBofA証券をはじめ、GSなど海外勢の大幅な売り越しへの転換が確認されている。配当再投資など年度末の需給改善を見越した買い戻しは一服し、すでにポジションは中立にあるとみられる。

そうしたなか、今週6日には3月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表が控えており、量的引き締め(QT)に関する内容が注目される。

リバウンドが一巡しているタイミングで、イベントをきっかけに再び相場が調整色を強める可能性もありそうだ。3月米雇用統計では労働市場の逼迫や賃金の高い伸びが確認され、目先の引き締め観測が高まる反面、将来の景気後退懸念が強まっており、米債券市場では2年債利回りが10年債利回りを上回る逆イールドが発生した。

こうしたリセッション懸念も投資家心理を悪化させ、上値抑制要因となりそうだ。今週の225先物予想レンジは27,000-28,000円とする。

経済スケジュール((4月4日〜4月10日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

4月4日 国内 08:50 マネタリーベース(3月)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存10-25年)(日本銀行)
東京証券取引所(東証)が市場区分を「プライム市場」「スタンダード市場」「グロース市場」に再編
セカンドサイトアナリティカが東証グロースに新規上場(公開価格:1390円)
海外 14:00 印・製造業PMI(3月)
15:00 独・貿易収支(2月)
16:00 トルコ・消費者物価指数(3月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(3月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
23:00 米・製造業受注(2月)
欧・ユーロ圏財務相会合
英・ベイリーイングランド銀行(英中央銀行)総裁が講演
4月5日 国内 08:30 毎月勤労統計-現金給与総額(2月)
08:30 実質賃金総額(2月)
08:30 家計支出(2月)
09:30 サービス業PMI(3月)
09:30 総合PMI(3月)
14:00 需給ギャップと潜在成長率(日本銀行)
海外 13:30 豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
17:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(3月)
17:00 欧・ユーロ圏総合PMI(3月)
21:30 加・貿易収支(2月)
21:30 米・貿易収支(2月)
22:00 ブ・サービス業PMI(3月)
22:00 ブ・総合PMI(3月)
22:45 米・サービス業PMI(3月)
22:45 米・総合PMI(3月)
23:00 米・ISM非製造業景況指数(3月)
米・ブレイナード連邦準備制度理事会(FRB)理事がミネアポリス連銀主催フォーラムで講演
欧・欧州連合(欧)財務相理事会
4月6日 海外 10:45 中・財新サービス業PMI(3月)
10:45 中・財新総合PMI(3月)
14:00 印・サービス業PMI(3月)
14:00 印・総合PMI(3月)
15:00 独・製造業受注(2月)
18:00 欧・ユーロ圏生産者物価指数(2月)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(3月)
米・連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(3月15-16日会合分)
米・下院エネルギー・商業委員会がガソリン価格に関する公聴会開催
米・「ビットコイン2022」(9日まで)
4月7日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
10:00 営業毎旬報告(3月31日現在、日本銀行)
11:00 東京オフィス空室率(3月)
13:30 「生活意識に関するアンケート調査」(第89回)の結果公表(日本銀行)
14:00 景気先行CI指数(2月)
14:00 景気一致指数(2月)
エフビー介護サービスが東証スタンダードに新規上場(公開価格:1400円)
決算発表 ウエルシア、7&iHD
海外 10:30 豪・貿易収支(2月)
14:45 スイス・失業率(3月)
15:00 独・鉱工業生産指数(2月)
18:00 欧・ユーロ圏小売売上高(2月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
28:00 米・消費者信用残高(2月)
中・外貨準備高(3月)
欧・欧州中央銀行(ECB)議事要旨(3月会合分)
米・セントルイス連銀総裁が講演
米・アトランタ連銀総裁とシカゴ連銀総裁がシカゴ連銀主催のイベントに参加
米・テスラ「サイバーロデオ」のイベント
4月8日 国内 08:50 国際収支(経常収支)(2月)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年、変動利付債)(日本銀行)
13:30 倒産件数(3月)
14:00 消費者態度指数(3月)
15:00 景気ウォッチャー調査 現状判断(3月)
15:00 景気ウォッチャー調査 先行き判断(3月)
決算発表 安川電
海外 13:30 印・インド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
13:30 印・RBI現金準備率
13:30 印・RBIリバースレポレート
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(3月)
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA)(3月)
21:30 加・失業率(3月)
23:00 米・卸売在庫(2月)
25:00 露・GDP(10-12月)
4月9日 海外 中・資金調達総額(3月、15日までに)
中・マネーサプライ(3月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(3月、15日までに)
4月10日 海外 仏・大統領選第1回投票(決選投票の場合は24日)
  • 提供:フィスコ社

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