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2024-04-29 12:34:56

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日経平均は145円高!ウクライナ侵攻、FOMCなど各国金融政策決定会合に注目

2022/3/14

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1原油価格急騰でインフレ高進懸念強まる

先週の225先物は週間で1,010円安(下落率3.87%)の25,090円と大幅に4週続落。

欧米諸国がロシア産原油の輸入禁止を検討しているとの報道で、WTI原油先物価格が一時1バレル130.50ドルと2008年7月以来の高値を記録。経済への影響が懸念されるなか、週明けから先物主導で売りが膨らんだ。

ウクライナがNATO(北大西洋条約機構)への加盟を断念する可能性を示唆するなど、警戒感が緩和される場面もあったが、インフレ懸念が拭えないなか、その後も軟調な地合いが続いた。

10日には一転して、石油輸出国機構(OPEC)による増産期待が高まり原油先物相場が大幅に下落したことや、ロシアとウクライナの停戦期待が高まったことで、1,000円高という急速な反発を見せた。

しかし、ロシアとウクライナの外相会談で進展がなく、溝の深さが確認されると期待が失望へと変わった。また、米2月消費者物価指数(CPI)が40年ぶり過去最大の伸びを記録したことでインフレ懸念も再燃し、米10年物国債利回りが2%前後まで上昇するなか、週末は再び大きく売りに押された。

3月4日時点の裁定残高は、ネットベースで4,588億円の買い越し(前週は3,949億円の買い越し)と増加した。株数ベースでは、1億8,269万株の買い越しで、2月25日時点(1億6,529万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(3月4日時点)

メジャーSQに向けたロール中心、週末はBofA証券が買い越し

両先物ともに、10日までは週末の先物・オプション取引に係る特別清算指数算出(SQ)に向けたロール(限月乗り換え)が中心だった。

週末11日はTOPIX先物でモルガンSが1,300枚近く売り越した一方、BofA証券が3,000枚近く買い越した。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2インフレ・景気後退懸念で日経VI高止まり

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で0.61pt高(上昇率2.18%)の28.60と上昇した。

ウクライナ情勢を巡るロシアへの経済制裁として、米国がロシア産原油の輸入を禁止するなど、原油先物相場を中心としたインフレ懸念が強まった。同時に、景気後退への懸念も根強く、先行き不透明感が強まるなか、日経VIは高止まりした。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、短期筋の225先物売りや値がさグロース株安が重し

NT倍率(先物)は低下。欧米諸国がロシア産原油の輸入禁止を検討しているとの報道で、WTI原油先物価格が一時2008年7月以来の高値を記録。

経済への影響が懸念されるなか、週明けから短期筋の先物主導での売りが膨み、225型先行で相場は大きく下げた。その後もウクライナ情勢の混乱長期化の影響が警戒されるなか、インフレ懸念も根強く、リスク回避の動きが加速、短期筋の225型主導での先物売りが続いた。

現物株市場でも値がさのハイテク・グロース(成長)株が相対的に大きく下落し、NT倍率の低下につながった。

3ウクライナ侵攻、FOMCなど各国金融政策決定会合に注目

今週の225先物は引き続き神経質な展開か。

15-16日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)が最大の注目イベント。今会合で0.25ptの利上げは想定線。

注目は政策金利見通し(ドットチャート)や量的引き締め(QT)の開始時期など。金利先物市場は既に年6-7回の利上げを織り込んでいるが、一部の調査機関ではエコノミストの多くは年内の利上げ回数を約4回と予想していることが判明。

4-5回程度が示されれば市場には安心感がもたらされ、短期的な相場反発要因となりそうだ。

一方、QTについては既に4-6月からの開始などが織り込まれているが、パウエル議長はウクライナ情勢を受けて慎重に対応する方針を示しており、開始時期が後ずれする可能性に期待している向きも少なからずいる。

従来通り年央からの開始となれば、タカ派的と受け止められるリスクはあろう。

また、17日には英国で金融政策決定会合がある。同国は先進国のなかで最初に新型コロナ流行後に利上げを実施。従来ハト派寄りだったECBが先週、量的緩和の縮小ペースを加速させるタカ派的な政策決定を下したこともあり、英国が追加利上げなどを決定する可能性は高い。

さらに、ドル・円が1ドル=117円を突破してきたことで、資源価格の高騰と相まって国内でのインフレ懸念も強まってきた。こうしたなか、17-18日の日銀金融政策決定会合も注目される。

FOMCを無難通過したとしても、世界的な引き締め懸念はくすぶるかもしれない。また、ウクライナ情勢にも依然警戒が必要だ。不透明感がくすぶるなか、相場の本格復調は当面先になるかもしれない。今週の225先物予想レンジは24,800-25,800円とする。

経済スケジュール(3月14日〜3月20日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

3月14日 国内 10:00 営業毎旬報告(3月10日現在、日本銀行)
決算発表 神戸物産
海外 15:30 印・卸売物価(2月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
21:00 印・消費者物価指数(2月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
中・資金調達総額(2月、15日までに)
中・マネーサプライ(2月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(2月、15日までに)
欧・ユーロ圏財務相会合
3月15日 海外 11:00 中・鉱工業生産指数(2月)
11:00 中・小売売上高(2月)
11:00 中・不動産投資(2月)
11:00 中・固定資産投資(都市部)(2月)
11:00 中・調査失業率(2月)
16:00 英・失業率(2月)
16:00 英・ILO失業率(3カ月)(1月)
19:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(1月)
19:00 独・ZEW期待指数(3月)
20:30 印・貿易収支(2月)
21:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(3月)
21:30 米・生産者物価コア指数(2月)
29:00 米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(1月)
米・連邦公開市場委員会(FOMC)(16日まで)
欧・欧財務相理事会
独・2年国債入札
石油輸出国機構(OPEC)月報
決算発表 フォルクスワーゲン
3月16日 国内 08:50 貿易収支(2月)
08:50 輸出(2月)
08:50 輸入(2月)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年、残存25年超)(日本銀行)
13:30 鉱工業生産(1月)
13:30 設備稼働率(1月)
春闘、主要企業の集中回答日
海外 06:45 NZ・経常収支(10-12月)
10:30 中・新築住宅価格(2月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(3月15日まで1カ月間)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(3月)
21:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(1月)
21:30 加・消費者物価指数(2月)
21:30 米・小売売上高(2月)
21:30 米・輸入物価指数(2月)
23:00 米・NAHB住宅市場指数(3月)
23:00 米・企業在庫(1月)
27:00 米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表
米・FOMC終了後、パウエルFRB議長が記者会見
独・10年国債入札
北大西洋条約機構(NATO)臨時国防相会合
決算発表 BMW、鴻海精密工業
3月17日 国内 08:50 コア機械受注(1月)
08:50 資金循環統計速報(10-12月、日本銀行)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
14:00 首都圏新築分譲マンション(2月)
日銀政策委員会・金融政策決定会合(1日目)
守谷輸送機工業が東証2部に新規上場(公開価格:810円)
海外 06:30 ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(SELICレート)発表
06:45 NZ・GDP速報(10-12月)
09:30 豪・失業率(2月)
16:00 欧・ユーロ圏新車販売台数(2月)
16:20 インドネシア・中央銀行が政策金利発表
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(3月15日まで1カ月間)
19:00 欧・ユーロ圏CPI(2月)
20:00 トルコ・中央銀行が政策金利発表
21:00 英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表
21:00 ブ・経済活動(1月)
21:30 米・住宅着工件数(2月)
21:30 米・住宅建設許可件数(2月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(3月)
22:15 米・鉱工業生産指数(2月)
22:15 米・設備稼働率(2月)
欧・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が講演
決算発表 フェデックス、ゲームストップ
3月18日 国内 08:30 消費者物価コア指数(2月)
13:30 第3次産業活動指数(1月)
日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)、終了後決定内容発表
黒田日銀総裁が会見
海外 19:00 欧・ユーロ圏貿易収支(1月)
19:30 露・ロシア中央銀行が政策金利発表
21:00 ブ・全国失業率(1月)
21:30 加・小売売上高(1月)
23:00 米・中古住宅販売件数(2月)
23:00 米・景気先行指数(2月)
3月20日 海外 米・全米企業エコノミスト協会(NABE)経済政策会議(22日まで)
  • 提供:フィスコ社

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