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日経平均は764円安!ウクライナ情勢泥沼化!?ヘッジ売りの下方リスクに要注意!

2022/3/7

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1パウエル議長議会証言に安堵もウクライナ情勢は深刻化

先週の225先物は週間で400円安(下落率1.51%)の26,100円と大幅に3週続落。

週明けは、西側諸国がロシアの一部の銀行を「国際銀行間通信協会(SWIFT)」から排除することで合意し、経済への影響が懸念された一方、ロシア・ウクライナの停戦協議への期待が下値を支えた。その後、地政学リスクがくすぶるなか、米金利が急低下したことで、現物株市場でハイテク株の買い戻しが一時再燃するなか、先物の買い戻しも加速し、3月1日の日中取引には一時27,020円まで上昇した。

しかし、節目の27,000円を回復した途端、目先の達成感もあり、騰勢一服。翌2日には520円安と大幅反落。ロシア軍による攻撃が激化するなか、対ロ制裁の一段の強化が警戒されたほか、1バレル=100ドルを大幅に突破した原油価格の急騰により景気後退懸念が強まった。

その後、パウエル連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で、3月連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅として0.25ptの小幅な利上げを支持したことなどから、安心感が台頭。ウクライナ情勢へ配慮した姿勢も確認され、総じてハト派的な内容と評価された。

2月25日時点の裁定残高は、ネットベースで3,949億円の買い越し(前週は4,587億円の買い越し)と減少した。株数ベースでは、1億6,529万株の買い越しで、2月18日時点(1億9,104万株の買い越し)から減少している。

日経平均と裁定残(2月25日時点)

TOPIX先物では週半ばのBofA証券の売り越し目立つ

両先物ともに先物主導の売りに伴い、裁定売りの動きからAアムロCなど裁定業者の買い越しがやや目立った。また、ともに週後半の3、4日は全般ロールが中心だった。TOPIX先物では2日のBofA証券の売り越しが目立った。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2原発火災報道で日経VI一時30に迫る

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で2.43pt高(上昇率9.51%)の27.99と上昇した。

ロシア軍による砲撃で、ウクライナにある欧州最大の原子力発電所であるザポロジエ原発で火災が発生するなど、地政学リスクの一段の高まりを背景に、週末にかけてプット(売る権利)が出来高を伴って買われた。これに伴い、日経VIも週末には一時29.21まで上昇する場面があった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は横ばい、短期筋の225売りと実需筋のTOPIX売りが拮抗

NT倍率(先物)は横ばい。

ウクライナ情勢が一段と深刻化するなか、ロシアへの追加の経済制裁や資源価格の急騰による実体経済への影響が懸念された。こうしたなか、全般リスク回避の動きが強まり、商品投資顧問(CTA)など短期筋による225先物売りに加え、週後半にかけては実需筋によるTOPIX先物売りが観測され、指数が全般急落したことで、NT倍率は週間では横ばいとなった。

3ウクライナ情勢泥沼化!?ヘッジ売りの下方リスクに要注意!

今週の225先物は引き続き神経質な展開か。

週末に3月限先物・オプション取引に係る特別清算指数算出(メジャーSQ)を控える。ウクライナ情勢を巡っては、ロシアのプーチン大統領に手を緩める兆しは見られず、事態は今後一層泥沼化することが懸念される。

また、金融政策の動向についても、パウエルFRB議長の議会証言を受けてある程度は不透明感が払しょくされたとはいえ、10日には米2月消費者物価指数(CPI)の発表が予定されている。前月を上回る歴史的な伸びが予想されており、予想比の上振れ次第では、3月FOMCでの0.5ptの大幅利上げに対する警戒感が再び高まる可能性がある。こうした外部環境の不透明感が強まるなか、メジャーSQに向けての需給主導の荒い展開に警戒が必要だ。

オプション取引でも3月限から4月限へのロールオーバーが行われつつあるが、日経平均の権利行使価格25,000円、25,500円でのプットの建玉の積み上がりが3月限に比べて4月限ではまだかなり少ない。

ニュースフロー次第でもあるが、週末にかけて更にプットが積み上がるとすると、オプションの売り手である証券会社による先物を使ったヘッジ売りが膨らむ可能性があり、下方リスクに注意が必要だろう。今週の225先物予想レンジは25,000-27,000円とする。

経済スケジュール(3月7日〜3月13日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

3月7日 国内 12:30 石油連盟シンポジウム
コール市場残高(2月、日本銀行)
海外 15:45 スイス・失業率(2月)
16:00 独・製造業受注(1月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
22:00 ブ・サービス業PMI(2月)
22:00 ブ・総合PMI(2月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
29:00 米・消費者信用残高(1月)
中・外貨準備高(2月)
中・貿易収支(2月)
エネルギー国際会議「CERAウイーク」(11日まで)
3月8日 国内 08:30 毎月勤労統計-現金給与総額(1月)
08:30 実質賃金総額(1月)
08:50 国際収支(経常収支)(1月)
08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(2月)
08:50 貸出動向 銀行計(2月)
13:30 倒産件数(2月)
14:00 景気一致指数(1月)
14:00 景気先行CI指数(1月)
15:00 景気ウォッチャー調査 現状判断(2月)
15:00 景気ウォッチャー調査 先行き判断(2月)
海外 16:00 独・鉱工業生産指数(1月)
18:30 南ア・GDP(10-12月)
19:00 欧・ユーロ圏GDP確定値(10-12月)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(2月)
22:30 加・貿易収支(1月)
22:30 米・貿易収支(1月)
24:00 米・卸売在庫(1月)
米・3年債入札
米・アップルが新製品発表イベント開催
3月9日 国内 08:50 GDP改定値(10-12月)
08:50 GDP民間企業設備(10-12月)
08:50 GDP民間消費支出(10-12月)
08:50 GDPデフレーター(10-12月)
08:50 マネーストック(2月)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存5-10年)(日本銀行)
15:00 工作機械受注(2月)
海外 10:30 中・消費者物価指数(2月)
10:30 中・生産者物価指数(2月)
21:00 ブ・鉱工業生産(1月)
24:00 米・JOLT求人件数(1月)
中・資金調達総額(2月、15日までに)
中・マネーサプライ(2月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(2月、15日までに)
米・10年債入札
韓・大統領選
決算発表 プルーデンシャル
3月10日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
08:50 国内企業物価指数(2月)
11:00 東京オフィス空室率(2月)
13:00 カーボンニュートラルLNGバイヤーズアライアンス1周年記念フォーラム
15:00 関西電の高浜原発3、4号機の使用停止を求めた行政訴訟の判決(名古屋地裁)
決算発表 積水ハウス
海外 16:00 トルコ・失業率(1月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)
21:00 ブ・小売売上高(1月)
21:45 欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
22:30 米・消費者物価コア指数(2月)
26:00 米・家計純資産変化(10-12月)
28:00 米・財政収支(2月)
米・30年債入札
欧・非公式欧州連合(欧)首脳会議(11日まで)
決算発表 JDドットコム
3月11日 国内 08:30 家計支出(1月)
08:50 景況判断BSI大企業全産業(1-3月)
08:50 景況判断BSI大企業製造業(1-3月)
セレコーポレーションが東証2部に新規上場(公開価格:1900円)
海外 16:00 独・CPI(2月)
16:00 英・鉱工業生産指数(1月)
16:00 英・商品貿易収支(1月)
21:00 印・鉱工業生産(1月)
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA)(2月)
22:30 加・失業率(2月)
24:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(3月)
決算発表 ウィーワーク
3月13日 国内 10:00 自民党大会
海外 米・夏時間開始
  • 提供:フィスコ社

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