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2024-04-29 04:37:15

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は284円高!底打ち判断は時期尚早!?

日経平均は284円高!底打ち判断は時期尚早!?

2022/1/31

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1パウエル議長会見であく抜けならず深押し

先週の225先物は週間で810円安(下落率2.94%)の26,710円と大幅に下落。

週前半は25-26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に神経質な展開が続き、225先物は27,000円割れとなる場面が度々見られた。

一方、26日までは終値で27,000円を維持する踏ん張りも見せていた。しかし、FOMC後のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見を受けた27日は790円安の26,220円と急落。安値では26,020円まで下げた。

パウエル議長は3月以降全ての会合での利上げを否定しなかったほか、政策金利は0.25%ずつ引き上げるのが通常パターンだが一回で0.5%引き上げる可能性も排除しなかった。

また、量的引き締め(QT)については具体的なスケジュールについての言及は避けたものの前向きな姿勢を見せ、総じてタカ派的と受け止められた。

金融政策の不透明感が強まるなか27日はリスク回避の動きが強まった。日経平均VIが30を超えたこともあり、ボラティリティー(変動率)に応じて持ち高を調整するリスクパリティ戦略をとるファンドやCTA(商品投資顧問)による先物売りが膨らんだとの指摘もあった。

1月21日時点の裁定残高は、ネットベースで3,493億円の買い越し(前週は4,060億円の買い越し)と減少した。株数ベースでは、1億4,369万株の買い越しで、1月14日時点(1億6,304万株の買い越し)から減少している。

日経平均と裁定残(1月21日時点)

意外な構図「国内勢売り越し、海外勢買い越し」

27日の相場急落時は225先物でCTAとみられるCSが、TOPIX先物ではJPモルガンの売り越しが確認されたが、それ以外は目立った海外勢の売り越しは確認されなかった。

むしろ、27日は意外にもSMBC日興、東海東京、大和など国内勢の売り越しが目立ち、海外勢ではGSが3,000枚超買い越していた。週末28日もTOPIX先物ではモルガンS、バークレイズ、ドイツの海外勢による買い越しが確認された。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2米金融政策の不透明感高まり日経VI一時30超え

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で1.13pt高(上昇率4.36%)の27.06と上昇した。パウエルFRB議長は会見で総じてタカ派的な内容を示唆した一方、全体的に具体的な発言を避けたことで、先行き不透明感が余計に強まってしまう形となった。

これを嫌気してリスク回避の動きが強まった27日は、株式市場が急落してボラティリティー(変動率)が非常に高まり、日経平均VIは一時30を超えた。ただ、週末は買い戻しが先行するなか目先の落ち着きを取り戻したことで、日経VIは30は下回って週を終えた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、パウエル議長会見後にCTAなど短期筋の売り膨らむ

NT倍率(先物)は低下。25-26日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)後のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見は3月以降全ての会合での利上げを否定しなかったほか、政策金利は0.25%ずつ引き上げるのが通常パターンだが一回で0.5%引き上げる可能性も排除しなかった。

また、量的引き締め(QT)についても前向きな姿勢を見せ、総じてタカ派的と受け止められた。金融政策の不透明感が強まるなか週後半の27日はリスク回避の動きが先行。日経平均VIが30を超えたこともあり、ボラティリティー(変動率)に応じて持ち高を調整するリスクパリティ戦略をとるファンドやCTA(商品投資顧問)による先物売りが膨らみ、225先物主導で下げ、NT倍率は低下した。

3日経平均の底打ち判断は時期尚早!?

今週の225先物はもみ合いか。

FOMCは通過したが、パウエル議長の会見内容を受けて金融政策の不透明感はくすぶったまま。政策金利見通し(ドットチャート)が示される3月FOMCまでは神経質な展開が続くだろう。

一方、先週末には米10年国債利回りが再び1.7%台にまで低下しており、年始からの長期金利の上昇基調は1.9%を付けた19日を境にピークアウト感が出てきている。

日米ともに企業決算の発表が多くなっていることもあり、決算を受けた個別株物色がしばらく主体となりそうで、先物主導の荒い展開も一旦は落ち着き、相場の調整は小休止しそうだ。

また、先週は相場が大きく深押しした中でも、意外にもこれまで売り越しが目立っていた海外勢は買い方で存在感を示していた。

海外勢のこの一転した動きについては、継続性に関する疑問符はつくものの、225先物の26,000円台は当面の下値めどとして捉えている様子。そのため短期的には下値到達感による安心感も台頭しやすいと思われる。

一方、決算シーズンが一巡するまでは目線が現物株市場に向きやすく、その後は再び3月のFOMCに焦点が移るため、225先物は当面レンジ相場となりそうだ。今週の225先物予想レンジは26,500-28,000円とする。

経済スケジュール(1月31日〜2月4日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

1月31日 国内 08:50 小売売上高(12月)
08:50 百貨店・スーパー売上高(12月)
08:50 鉱工業生産指数(12月)
08:50 日銀金融政策決定会合議事録公表(2011年7-12月開催分)
14:00 消費者態度指数(1月)
14:00 住宅着工件数(12月)
決算発表 小野薬、商船三井、清水建設、阪急阪神ホールディングス、味の素、日立建機、TDK、塩野義薬、LIXIL
決算発表 マキタ、JSR、日立金、NEC、JR東日本、コマツ、JR東海、コエテクH、積水化学工業、大ガス
決算発表 第一三共、レーザーテック、ガイシ、住友化、ヒロセ電機、りそなHD、京セラ、SCSK、栗田工業
海外 19:00 欧・ユーロ圏GDP速報値(10-12月)
19:30 印・財政赤字(12月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
21:00 印・インフラ産業8業種(12月)
21:00 印・年間GDP予想(2021年)
21:30 ブ・基礎的財政収支(12月)
22:00 独・CPI(1月)
23:45 米・MNIシカゴ購買部協会景気指数(1月)
中・株式市場は祝日のため休場(春節、2月6日まで)
米・サンフランシスコ連銀総裁がオンラインイベントで講演
米・カタール首長が訪米、バイデン大統領と会談
2月1日 国内 08:30 有効求人倍率(12月)
08:30 失業率(12月)
09:30 製造業PMI(1月)
14:00 自動車販売台数(1月)
決算発表 CTC、京王電鉄、ブラザー工業、大塚商会、ベネフィト、村田製、HOYA、ローム、ANAHD、野村HD、キーエンス
海外 09:30 豪・小売売上高(12月)
12:30 豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
14:00 印・製造業PMI(1月)
17:55 独・失業率(失業保険申請率)(1月)
18:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(1月)
19:00 欧・ユーロ圏失業率(12月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(1月)
22:00 ブ・製造業PMI(1月)
23:45 米・製造業PMI(1月)
24:00 米・建設支出(12月)
24:00 米・ISM製造業景況指数(1月)
24:00 米・JOLT求人件数(12月)
27:00 ブ・貿易収支(1月)
米・自動車販売(1月、2日までに)
香港・株式市場は祝日のため休場(3日まで)
印・政府が予算案発表
決算発表 UBSグループ、GM、エクソンモービル、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ
決算発表 ギリアド、スターバックス、アルファベット、UPS、ペイパル
2月2日 国内 08:50 マネタリーベース(1月)
10:00 営業毎旬報告(1月31日現在、日本銀行)
11:30 中曽東京国際金融機構会長と木原官房副長官が国際金融都市に関するイベントであいさつ・講演
決算発表 アステラ薬、アイシン、ソニーG、JAL、ZHLD、日立、パナソニック、豊田通商
決算発表 MUFG、三菱電、豊田織、デンソー、三井住友FG、エムスリー、みずほFG
海外 06:45 NZ・失業率(10-12月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(1月)
19:00 欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(1月)
21:00 ブ・鉱工業生産(12月)
22:15 米・ADP全米雇用報告(1月)
「OPECプラス」閣僚級会合
決算発表 ノバルティス、メタ・プラットフォームズ、メットライフ、スポティファイ、クアルコム、アフラック、Tモバイル
2月3日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
09:30 サービス業PMI(1月)
09:30 総合PMI(1月)
Recovery Internationalが東証マザーズに新規上場(公開価格:3060円)
決算発表 川崎汽船、エーザイ、伊藤忠、三井物、三菱商、メルカリ、住友電工、ソフトバンク、花王、Monot、武田薬
決算発表 コナミHD、中外薬、日本製鉄、東ソー、三菱ケミH、アズビル、任天堂、日本郵船、日清食品H
海外 06:30 ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(SELICレート)発表
09:30 豪・貿易収支(12月)
14:00 印・サービス業PMI(1月)
14:00 印・総合PMI(1月)
18:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(1月)
18:00 欧・ユーロ圏総合PMI(1月)
19:00 欧・ユーロ圏生産者物価指数(12月)
21:00 英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利と金融政策報告発表
21:45 欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見
22:00 ブ・サービス業PMI(1月)
22:00 ブ・総合PMI(1月)
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
23:45 米・サービス業PMI(1月)
23:45 米・総合PM (1月)
24:00 米・製造業受注(12月)
24:00 米・ISM非製造業景況指数(1月)
英・ベイリー英中央銀行総裁が記者会見
米・上院銀行委員会で連邦準備制度理事会(FRB)の銀行監督担当副議長らの指名承認公聴会
欧・非公式欧州連合(EU)司法・内務相会合(4日まで)
2月4日 国内 セイファートが東証ジャスダックに新規上場(公開価格:1120円)
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が2021年度第3四半期運用状況公表
決算発表 住友商、日産化、三井不、スズキ、ミネベア、太陽誘電、千葉銀行、小林製薬、スクエニH
決算発表 イビデン、オリンパス、ダイフク、リコー、NTTデ、島津製作所、TIS、キッコーマン、王子HD
海外 16:00 独・製造業受注(12月)
19:00 欧・ユーロ圏小売売上高(12月)
22:30 加・失業率(1月)
22:30 米・非農業部門雇用者数(1月)
22:30 米・失業率(1月)
22:30 米・平均時給(1月)
欧・ECB専門家予測調査
中・北京冬季五輪が開幕(20日閉幕)
決算発表 サノフィ、リジェネロン・ファーマ、ブリストル マイヤーズ スクイブ
  • 提供:フィスコ社

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