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2024-03-29 11:08:42

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は204円安!選挙前の短期的なボラティリティーに注意!

日経平均は204円安!選挙前の短期的なボラティリティーに注意!

2021/10/25

1米株好決算が下支えも需給悪化で下押し

225先物は前週末終値比250円安(下落率0.86%)の28,870円と反落。全体としては、商品市況の上昇を背景としたインフレ懸念や米長期金利の上昇が警戒感を誘う一方、米国の主要企業の好決算が相場の下支えとなる構図が続いた。

週初は中国の7-9月期国内総生産(GDP)などが市場予想を下回ったことが嫌気されたが、今後の経済対策への期待から中国株・香港株が堅調に推移したこともあり、影響は限定的だった。

225先物は薄商いながらも週半ばまでじり高基調が続き、20日には一時29,490円まで上値を伸ばした。

しかし、週後半21日、半導体製造装置の蘭ASMLの決算を材料にハイテク株が値を崩したほか、香港株の下落や時間外の米株価指数先物の下落を背景に短期筋の先物売りが嵩むと、225先物は29,000円割れへ。

その後、商品投資顧問(CTA)などトレンド追随型の売りも入ったとの指摘があったほか、日本郵政<6178>の政策保有株売却に伴う国内勢のヘッジ売りが集中したとみられ、下落に拍車がかかった。

10月15日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆1,380億円の買い越し(前週は1兆1,862億円の買い越し)と減少した。株数ベースでは、3億7,470万株の買い越しで、10月8日時点(4億1,343万株の買い越し)から減少している。

日経平均と裁定残(10月15日時点)

海外勢は全般買い越し基調

225先物では相場が急落した21日にみずほ証券を中心に国内勢の売り越しが目立ち、累計でも国内勢が上位に並んだ。郵政の政策保有株売却に伴うヘッジ売りが下げの主体だったようだ。

一方、買い方にはJPモルガン、GS、CS、シティGなど海外勢が並び、週後半のCSの動きが目立った。TOPIX先物でも海外勢の買い越し基調が確認され、CSが累計トップに。前週大量買い越しを見せたBofA証券の買いは、週半ばで一服感が見られた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは前半低下も後半にかけて上昇に転じる

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末終値比0.72pt高(上昇率3.56%)の20.95と上昇した。米株の好決算で投資家心理が改善するなか、週半ばまで株式相場のじり高基調が続いたこともあり、プット(売る権利)の手仕舞い売りから日経VIは低下傾向が見られた。

しかし、インフレ懸念などが残るなか、郵政の政策保有株売却に伴う国内勢のヘッジ売りで需給が悪化すると、プットが買われ、週後半にかけては、日経VIは上昇する展開となった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、海外勢の225先物買い戻しやソフトバンクG高が寄与

NT倍率(先物)は上昇。

米国の主要企業の好決算が投資家心理を明るくさせ、インフレ懸念や米長期金利の先高観が警戒される中でも、225先物は週半ばまでじり高基調を継続。

JPモルガンやGS、CSなどの海外勢による225先物の買い戻しが入ったほか、傘下のファンドを通じて投資している米ウィーワークのNY証券取引所への新規上場が決まったソフトバンクG<9984>が大幅高となったことが225型優位の展開を生んだ。

日本郵政<6178>の政策保有株売却に伴う国内勢のヘッジ売りなど、需給悪化により、週後半に大きく崩れた際には一時的にNT倍率も低下したが、週末にはNT倍率の水準訂正の動きが復活し、週間でも上昇となった。

3日経平均は204円安!選挙前の短期的なボラティリティーに注意!

今週の225先物は短期的な急落に注意か。

国内外ともに企業決算の発表が本格化するため、市場の目線は現物株市場に向きやすく、基本的には先物市場での積極的な売買は手控えられると想定される。

ただ、米国では、フェイスブックやアップル、アマゾン、アルファベットなどの大型テック企業の決算が予定されている。これらの決算後の株価反応で米国市場が大きく動くようなことがあると、先物での仕掛け売りが出てくる可能性もある。

また、米国では7-9月期国内総生産(GDP)が発表される予定で、新型コロナウイルスの影響から大幅な鈍化が予想されている。米国でもすでに新規感染動向は落ち着いてきているため、指標の低い結果が過度にネガティブ視されることはないだろうが、スタグフレーションの話題が上るなか、指標結果を受けた一時的な下押しや先物の仕掛け売りには留意しておきたい。

一方、郵政の政府保有株の売出価格が25〜27日に決まる予定で、需給悪化懸念がくすぶる。また、衆院選投開票を前に獲得議席数を巡る報道などヘッドラインを受けたアルゴリズム売買などにも警戒したい。

一方、前週の先物手口では海外勢の買い越し基調が確認されており、岸田政権誕生後の売り越しは一巡したとみられる。短期的なボラティリティーには警戒も、過度な懸念は不要と考える。今週の225先物予想レンジは28,000-29,250円とする。

経済スケジュール(10月25日〜10月31日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

10月25日 国内 14:00 景気一致指数(8月)
14:00 景気先行CI指数(8月)
14:30 東京地区百貨店売上高(9月)
14:30 全国百貨店売上高(9月)
海外 17:00 独・IFO企業景況感指数(10月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(10月22日まで1カ月間)
20:25 ブ・週次景気動向調査
21:30 ブ・ローン残高(9月)
21:30 ブ・融資残高(9月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
欧・欧州連合(EU)軍事委員会(EUMC)会合(26日まで)
サウジアラビア・中東グリーン・イニシアチブ・サミット
ASEAN(東南アジア諸国連合)ビジネス投資サミット(ABIS)
10月26日 国内 08:50 企業向けサービス価格指数(9月)
10:10 国債買い入れオペ(残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)
CINCが東証マザーズに新規上場(公開価格:3080円)
海外 08:00 韓・GDP(7-9月)
20:00 ブ・FGV建設コスト(10月)
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA-15)(10月)
21:00 ブ・全国失業率(8月)
22:00 米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(8月)
22:00 米・FHFA住宅価格指数(8月)
23:00 米・消費者信頼感指数(10月)
23:00 米・新築住宅販売件数(9月)
米・下院金融委員会小委員会で中国企業の米上場に関する公聴会
欧・EUがエネルギー危機巡り臨時会合
サウジアラビア・未来投資イニシアチブ(FII)(28日まで)
ASEAN首脳会議関連会合(28日まで)
10月27日 国内 日銀政策委員会・金融政策決定会合(1日目)
新型コロナ感染症対応の金融支援特別オペ(日本銀行)
AI関連の展示会「AI・人工知能EXPO」が開幕(29日まで)
決算発表 ヒューリック、日本取引所、富士通、エムスリー、サイバーA、大和証G
決算発表 ファナック、NRI、大日本住友、日立、住友化、JR東海、大ガス、信越化
海外 06:45 NZ・貿易収支(9月)
09:30 豪・消費者物価指数(7-9月)
10:30 中・工業企業利益(9月)
17:00 欧・ユーロ圏マネーサプライ(9月)
21:30 米・耐久財受注(9月)
21:30 米・卸売在庫(9月)
23:00 加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表
30:30 ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(SELICレート)発表
英・スナク財務相が秋季財政報告
ドバイ首長国・アジアインフラ投資銀行(AIIB)年次総会(28日まで)
10月28日 国内 08:50 小売売上高(9月)
08:50 百貨店・スーパー売上高(9月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
17:00 国債買い入れ日程(11月、日本銀行)
日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)、終了後決定内容発表
黒田日銀総裁が会見
決算発表 大東建、積水化学工業、三菱電、HOYA、東ガス、ソニーG、日野自動車、富士電、オムロン
決算発表 マキタ、アドテスト、JR東日本、武田薬、ルネサスエ、ローム、カプコン、パナソニック、キーエンス
決算発表 オリランド、小糸製、中部電力、ミスミG、関西電、SBIHD、ZOZO、コマツ、小林製薬
海外 16:55 独・失業率(失業保険申請率)(10月)
18:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(10月)
18:00 欧・ユーロ圏景況感指数(10月)
20:45 欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見
21:00 独・消費者物価指数(10月)
21:30 米・GDP速報値(7-9月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
23:00 米・中古住宅販売成約指数(9月)
欧・EU財務相会合(非公式)
10月29日 国内 08:30 東京CPI(10月)
08:30 有効求人倍率(9月)
08:30 失業率(9月)
08:50 鉱工業生産指数(9月)
14:00 消費者態度指数(10月)
14:00 住宅着工件数(9月)
決算発表 豊田織、デンソー、アステラ薬、商船三井、三菱重、LIXIL、アイシン、第一三共、豊田通商、ANAHD、KDDI、NEC
決算発表 小田急電鉄、阪急阪神ホールディングス、JT、メルカリ、日本M&Aセンターホールディングス、栗田工業、 京成電鉄
決算発表 ガイシ、イビデン、SCSK、野村HD、村田製、Monot、エプソン、コーセー、SGHD、東武鉄道、TOTO、レーザーテック
海外 09:30 豪・小売売上高(9月)
17:00 台湾・GDP(7-9月)
17:00 独・GDP速報値(7-9月)
18:00 欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(10月)
18:00 欧・ユーロ圏GDP速報値(7-9月)
19:30 印・財政赤字(9月)
21:00 印・インフラ産業8業種(9月)
21:30 ブ・基礎的財政収支(9月)
21:30 ブ・純債務対GDP比(9月)
21:30 米・個人所得(9月)
21:30 米・個人消費支出(9月)
21:30 米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(9月)
21:30 米・雇用コスト指数(7-9月)
22:45 米・MNIシカゴ購買部協会景気指数(10月)
23:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数(10月)
伊・米バイデン大統領がローマ教皇と会談
伊・G20財務・保健相合同会合
10月30日 海外 伊・G20首脳会議(31日まで)
10月31日 国内 衆議院議員選挙2021投開票
海外 10:00 中・製造業PMI(10月)
10:00 中・非製造業PMI(10月)
10:00 中・総合PMI(10月)
英・COP26(国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議)開催(11月12日まで)
  • 提供:フィスコ社

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