SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-24 03:58:46

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は485円高も、トレンド転換には力不足か

日経平均は485円高も、トレンド転換には力不足か

2020/8/3

1外部環境の悪化などで4週ぶりに下落に転じる

先週の225先物は前週末比990円安(下落率4.35%)の21,760円と4週ぶりに下落に転じ、約1カ月半ぶりに22,000円台を割り込んだ。東京市場4連休中の米国市場が弱く、為替も円高傾向となり、週初から売りが先行して始まった。主力企業の決算発表が本格化するなか、キヤノン(7751)や日産自(7201)のほかアドバンテス(6857)などの期待値が高かった銘柄までもが急落し、投資マインドの悪化につながった。(6857)

また、新型コロナウイルスの新規感染者数が全国的に過去最多を更新するところが多くなってきたことで、再びの経済活動停止に伴う景気悪化懸念もネガティブ視された。週末31日には、月末に伴う持ち高調整の売りなどが出たこともあり、一時前日比640円安まで下げた。

7月22日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆4,027億円の売り越し(前週は1兆3,723億円の売り越し)と増加した。株数ベースでは、5億2,917万株の売り越しで、7月17日時点(5億3,328万株の売り越し)から減少している。

日経平均と裁定残(7月22日時点)

週後半にかけてTOPIX先物での海外筋の売り越し強まる

225先物の手口では、週を通じてコンスタントに売り越したCS、週後半にかけて売り越しを強めたシティG、そのほかGSなど海外ファンド筋とみられる注文を執行した海外勢が売り方上位に並んだ。一方、買い手口では、週末に3,000枚超買い越したAアムロCがトップに躍り出たほか、週後半にかけて買い越しに転じたモルガンSも上位になった。また、SBIやSMBC日興、日産などの国内勢も上位に並んだ。SBI、日産は個人投資家の手口と観測されている。TOPIX先物手口では、週末にかけて売り圧力を強めたGS、JPモルガンのほか、CS、モルガンS、ドイツなどの海外勢が上位を占めた。一方、買い手口では、日銀の上場投資信託(ETF)の買い注文を執行した大和がトップになったほか、週初に4,000枚超買い越したみずほ証券もこれに続いた。また、メリル、BNPパリバの海外勢がこれに続いた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは3週ぶりに上昇

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比4.98pt高(上昇率23.73%)の25.96ptと3週ぶりに上昇した。外部環境の悪化を背景に225先物は売り先行で始まり、VIは上昇して始まった。ウイルスワクチン開発への期待と企業業績悪化などの好悪材料が交錯し、その後は24pt台を挟んだもみ合いが続いた。週末31日は前日に決算を発表したアドバンテス(6857)が急落したほか、新型コロナウイルスの感染拡大にも歯止めがかからず、経済活動が再び停滞するのではないかという警戒感が強まり、日経平均が下げ幅を拡大させると、VIは上昇基調を強め、一時前日比3.80pt高の26.48ptまで上値を伸ばした。今週3日からは都内全域で居酒屋などの飲食店の営業時間短縮が要請される方針で、先行き不安心理は拭えず、今週も上昇基調が続きそうだ。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は拡大、日経平均は22,000円割れ

NT倍率(先物)は拡大。新型コロナ新規感染者数の増加や、都が飲食店などへ営業時間短縮の再要請をおこなうなど、警戒感が強まったことや、為替相場が一時1ドル=104円台に突入する円高傾向となり、先週の日経平均は3週間ぶりに下落し1カ月ぶりに22,000円を割り込んだ。ただ、NT倍率は引き続き拡大傾向が続いており、週末のNT倍率は14.54倍に拡大した。

3日経平均は485円高も、トレンド転換には力不足か

今週の225先物は、軟調ななか下値を模索する展開となりそうだ。新型コロナの感染拡大第2波の本格化により先行き不透明感が強まっている中、期待値の高かった企業を含め国内では想定以上に厳しい業績が確認されており、センチメントの悪化に繋がっている。

今週も4日にソニー(6758)、6日にトヨタ(7203)などの主要企業の決算発表が続く。業績不安が高まる中、引き続きこうした主力企業の決算内容が下振れるようだと更なる市場心理の悪化に繋がりかねない。また、今週は米雇用統計などの重要経済指標の発表が予定されている。これらの結果も相場の先行きを決定づける可能性が高いため見極めが必要だ。

一方、225先物は先週末までに6日続落と一本調子の下げに対する突っ込み感もあり、押し目を拾う動きも想定される。ただ、投資心理が悪化しているだけに、戻りも限定的になりそうだ。週間予想レンジは21,700-22,700円とする。

経済スケジュール(8月3日〜8月7日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

8月3日 国内 08:50 GDP確報値(1-3月)
08:50 GDP民間企業設備(1-3月)
08:50 GDP民間消費支出(1-3月)
08:50 GDPデフレーター(1-3月)
08:50 貸出先別貸出金 法人(6月)
09:30 製造業PMI(7月)
14:00 自動車販売台数(7月)
モダリスが東証マザーズに新規上場(公開価格:1200円)
決算発表 エーザイ、カプコン、キッコマン、スズキ、三菱重、京王電鉄、JAL、ドコモ
海外 10:45 中・財新製造業PMI(7月)
14:00 印・製造業PMI(7月)
15:30 スイス・消費者物価指数(7月)
17:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(7月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(7月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
22:00 ブ・製造業PMI(7月)
23:00 米・ISM製造業景況指数(7月)
23:00 米・建設支出(6月)
27:00 ブ・貿易収支(7月)
米・セントルイス連銀総裁がバーチャルイベントで講演
米・シカゴ連銀総裁が記者団と電話会見
米・自動車販売(7月、4日までに)
決算発表 AIG、HSBCホールディングス、ソシエテ・ジェネラル
8月4日 国内 08:30 東京CPI(7月)
08:50 マネタリーベース(7月)
10:00 営業毎旬報告(7月31日現在、日本銀行)
決算発表 アステラ薬、オリックス、カカクコム、クボタ、ソニー、ダイキン工、ミネベアミツミ、ヤマハ、リコー
決算発表 三菱ケミH、MUFG、丸紅、CTC、住友化、日本製鉄、旭化成、スバル、ソフトバンク
海外 10:30 豪・貿易収支(6月)
10:30 豪・小売売上高(6月)
13:30 豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
16:00 トルコ・消費者物価指数(7月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(月次)(7月)
18:00 欧・ユーロ圏生産者物価指数(6月)
21:00 ブ・鉱工業生産(6月)
23:00 米・製造業受注(6月)
決算発表 ウォルト・ディズニー、BP、バイエル
8月5日 国内 09:30 サービス業PMI(7月)
09:30 総合PMI(7月)
21:00 黒田日銀総裁とイエレン前FRB議長が「ウィズ・コロナ時代の中央銀行」をテーマに講演(ライブ配信)
決算発表 いすゞ自、アルフレッサHD、オリンパス、サントリ食、シスメクス、ユニチャム、ライオン、レーザテク
決算発表 伊藤忠、参天薬、大成建、大日印、大正薬HD、日清食HD、東京センチ、浜松ホトニク、アサヒGH、シャープ
海外 07:45 NZ・失業率(4-6月)
10:45 中・財新サービス業PMI(7月)
10:45 中・財新総合PMI(7月)
13:00 インドネシア・GDP(4-6月)
14:00 印・サービス業PMI(7月)
14:00 印・総合PMI(7月)
16:05 タイ・中央銀行が政策金利発表
17:00 欧・ユーロ圏総合PMI(7月)
17:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(7月)
18:00 欧・ユーロ圏小売売上高(6月)
21:15 米・ADP全米雇用報告(7月)
21:30 米・貿易収支(6月)
21:30 加・貿易収支(6月)
22:00 ブ・サービス業PMI(7月)
22:00 ブ・総合PMI(7月)
23:00 米・ISM非製造業景況指数(7月)
ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(セリック金利)発表(6日までに)
米・クリーブランド連銀総裁がバーチャルイベントで講演
決算発表 メットライフ、モデルナ、コメルツ銀行、アリアンツ、BMW
8月6日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
決算発表 ダイフク、テルモ、トヨタ、ネクソン、ピジョン、メルカリ、ヤマハ発、三井不、京阪HD
決算発表 任天堂、出光興産、名鉄、国際帝石、島津製、資生堂、鹿島、TIS、スクエニH
海外 15:00 独・製造業受注(6月)
15:15 印・インド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
20:00 ブ・FGVインフレ率IGP-DI(7月)
20:00 英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
英・カーニー英中央銀行総裁が記者会見
米・ダラス連銀総裁がバーチャルイベントで講演
フィリピン・GDP(4-6月)
決算発表 Tモバイル、ウーバー、ブリストル、クレディ・アグリコル、アクサ、アディダス、シーメンス、メルク
8月7日 国内 08:30 毎月勤労統計-現金給与総額(6月)
08:30 実質賃金総額(6月)
08:30 家計支出(6月)
14:00 景気先行CI指数(6月)
14:00 景気一致指数(6月)
ティアンドエスが東証マザーズに新規上場(公開価格:2800円)
コール市場残高(7月、日本銀行)
決算発表 かんぽ生命、ゆうちょ銀、キリンHD、ブリヂスト、ホシザキ、三菱地所、住友商
決算発表 大塚HD、日本郵政、NTTデ、東レ、東京海上H、近鉄GHD、関西ペイント、MS&AD
決算発表 住友鉱、大和ハウス、バンナムH、SMC、SOMPO、T&DHD、ハモニック
海外 15:00 独・貿易収支(6月)
15:00 独・経常収支(6月)
15:00 独・鉱工業生産指数(6月)
21:00 ブ・IBGEインフレ率IPCA(7月)
21:30 加・失業率(7月)
21:30 米・非農業部門雇用者数(7月)
21:30 米・失業率(7月)
21:30 米・平均時給(7月)
23:00 米・卸売在庫(6月)
28:00 米・消費者信用残高(6月)
中・外貨準備高(7月)
中・貿易収支(7月)
中・経常収支(4-6月)
  • 提供:フィスコ社

少ない資金で大きな利益を狙いたくありませんか?そんな方はこちらを確認!

先物・オプションの関連コンテンツ

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社、および情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製、または販売等を行うことは固く禁じます。
  • 必要証拠金額は当社SPAN証拠金(発注済の注文等を加味したSPAN証拠金×100%)−ネット・オプション価値(Net Option Value)の総額となります。
  • 当社SPAN証拠金、およびネット・オプション価値(Net Option Value)の総額は発注・約定ごとに再計算されます。
  • SPAN証拠金に対する掛け目は、指数・有価証券価格の変動状況などを考慮のうえ、与信管理の観点から、当社の独自の判断により一律、またはお客さまごとに変更することがあります。
  • 「HYPER先物コース」選択時の取引における建玉保有期限は新規建てしたセッションに限定されます。必要証拠金額はSPAN証拠金×50%〜90%の範囲で任意に設定が可能であり、また、自動的に決済を行う「ロスカット」機能が働く取引となります。
  • 先物・オプションのSPAN証拠金についてはこちら(日本証券クリアリング機構のWEBサイト)
  • 指数先物の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、比較的短期間のうちに証拠金の大部分、またはそのすべてを失うこともあります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。また、指数先物取引は、少額の証拠金で多額の取引を行うことができることから、時として多額の損失を被る危険性を有しています。
  • 日経平均VI先物取引は、一般的な先物取引のリスクに加え、以下のような日経平均VIの変動の特性上、日経平均VI先物取引の売方には特有のリスクが存在し、その損失は株価指数先物取引と比較して非常に大きくなる可能性があります。資産・経験が十分でないお客さまが日経平均VI先物取引を行う際には、売建てを避けてください。
  • 日経平均VIは、相場の下落時に急上昇するという特徴があります。
  • 日経平均VIは、急上昇した後に数値が一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴を持っています。
    日経平均VIは、短期間で急激に数値が変動するため、リアルタイムで価格情報を入手できない環境での取引は推奨されません。
  • 指数オプションの価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。買方が期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、指数オプション取引は、市場価格が現実の指数に応じて変動しますので、その変動率は現実の指数に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失を被る危険性を有しています。
  • 未成年口座のお客さまは先物・オプション取引口座の開設は受付いたしておりません。
  • 「J-NETクロス取引」で取引所 立会市場の最良気配と同値でマッチングする場合、本サービスをご利用いただくお客さまには金銭的利益は生じないものの、SBI証券は委託手数料を機関投資家から受け取ります。
  • J-NETクロス取引の詳細は適宜修正される可能性がありますのでご留意ください。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.