SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-20 07:16:34

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は上昇再開か

日経平均は上昇再開か

2019/12/2

先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

1米中協議進展期待で3週ぶりに上昇も上値重い

先週の225先物は、前週末比160円高(上昇率0.69%)の23,290円と3週ぶりに上昇に転じた。米中貿易協議の進展期待から、225先物は週初から上昇して始まった。26日には23,620円まで上値を伸ばし、年初来高値を更新した。その後は、高値警戒感が強まったことから上値の重い展開になった。

また、トランプ米大統領が香港人権法案に署名したことで、米中通商協議に対する先行き楽観的な見方が後退。ただ、円相場が1ドル=109円台半ば程度で落ち着いた値動きとなったことが相場を下支えする要因になり、大きく下げ幅を広げるまでには至らなかった。また、この週は米国が感謝祭で休場があっただけに、海外勢の市場参加が限定的となり、商いは低調だった。

11月22日時点の裁定残高は、ネットベースで2,327億円の売り越し(前週は3,164億円の売り越し)と減少した。株数ベースでは、8,950万株の売り越しと11月15日時点(1億1,965万株の売り越し)比で減少している。

日経平均と裁定残(11月22日時点)

両先物でモルガンSが売り方筆頭となる

225先物の手口では、週を通じてコンスタントに売りをこなしたモルガンSが売り方トップになったほか、週末にかけてはCSによる大口の売り越し基調が目立った。一方、買い手口では、バークレイやGSが上位に並んだ。また、TOPIX先物の手口では、週末に大きく売り越したモルガンSが225先物同様に売り方トップになったほか、GSやSMBC日興などがそれに続いた。一方、買い手口では、週半ばに大きく買い越したUBSが買い方筆頭となった。週を通じて薄商いの中、短期目線の主体の売買手口が総じて目立った。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは4週ぶりに低下

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比0.81pt安(下落率5.33%)の14.37ptと4週ぶりに低下した。先週の東京市場は、米中通商協議の進展期待が高まり、VIは下落基調を強めた。26日に中国の劉鶴副首相と米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表らが電話協議したことも協議進展への楽観ムードの醸成につながり、VIは27日に13.93ptまで低下し、取引時間中としては7月17日以来約4カ月半ぶりとなる水準となった。

ただ、感謝祭休場を含む週となるだけに、海外投資家の市場参加が限られ、様子見気分が広がったほか、トランプ米大統領が香港人権法案に署名したことで、米中協議の楽観ムードも幾分後退し、週末にかけては水準をやや切り上げ場面も。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、こう着感の強い相場展開に

週初のNT倍率(先物)はやや拡大してのスタートとなり、翌火曜日も米エヌビディアの上昇効果もあって、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均 をけん引する格好となりNT倍率は上昇。その後はこう着感の強い相場展開が続 き、週の半ばにかけてNT倍率は横ばいで推移、週末金曜日に再びやや拡大する展開となった。

3日経平均は上昇再開か

今週の225先物は、米中貿易協議に関連する報道に一喜一憂する地合いが継続すると見込まれるものの、全般は底堅い展開が予想される。先週の225先物は、23,500円超えレベルでの上値の重さも意識されており、同水準を終値ベースで回復するには至っていなかった。市場は米中協議進展への期待を織り込んで推移している分、投資主体別売買動向においても、11月半ばにかけてみられた海外投資家による225先物・TOPIX先物買いへの勢いは鈍りつつある。

一方で、節目の23,000円処での商いの積み上がりを背景に底堅さは継続しやすいとみられ、米中協議の先行き警戒感を強める新たな報道が出てこなければ、日本株を大きく売り込む動きも限られるだろう。年内の大きなイベントは来週に集中(いずれも日本時間、12/12早朝:FOMC、12/13日中:イギリス総選挙結果判明、12/15:対中輸入依存度の高い品目の対中追加関税発動期限)しており、そこまではボックス相場を維持するとみられているが、12/2に発表された中国の製造業指数が悪化の予想に反して改善したことで上昇再開になる可能性がある。

また、12/15の対中追加関税制裁が発動した場合、米国の雇用創出に影響し得るとともに、米国経済を牽引してきた国内消費の伸びを抑制する可能性があると指摘されており、来年の米国大統領選への影響を考えると強硬策に出ることは考えずらい。そうした状況からも来週の材料を無難に通過した場合、本格上昇再開となることが予想され、前哨戦となる今週の動きには要注目。今週の予想レンジは23,000-23,800円とする。

経済スケジュール(12月2日〜12月8日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

12月2日 国内 08:50 貸出先別貸出金 法人(10月)
08:50 設備投資(7-9月)
08:50 企業利益(7-9月)
08:50 企業売上高(7-9月)
09:30 製造業PMI(11月)
14:00 自動車販売台数(11月)
  決算発表 ピジョン
海外 10:45 中・財新製造業PMI(11月)
14:00 印・製造業PMI(11月)
16:00 トルコ・GDP(7-9月)
18:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(11月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(11月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
21:00 ブ・製造業PMI(11月)
24:00 米・ISM製造業景況指数(11月)
24:00 米・建設支出(10月)
26:00 ブ・貿易収支(11月)
  ブ・CNI設備稼働率(10月、3日までに)
  英・トランプ米大統領がNATO首脳会議出席のため訪問(4日まで)
  欧・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が欧州議会で証言
  米・フランスのデジタル課税巡る調査結果公表(報復措置発表の可能性も)
12月3日 国内 08:50 マネタリーベース(11月、日本銀行)
10:00 営業毎旬報告(11月30日現在、日本銀行)
海外 09:30 豪・経常収支(7-9月)
12:30 豪・オーストラリア準備銀行(豪中央銀行)が政策金利発表
16:00 トルコ・消費者物価指数(11月)
16:30 スイス・消費者物価指数(11月)
18:30 南ア・GDP(7-9月)
19:00 欧・生産者物価指数(10月)
21:00 ブ・GDP(7-9月)
  英・北大西洋条約機構(NATO)首脳会議(4日まで)
  米・自動車販売(11月、4日までに)
  韓・GDP(7-9月)
  決算発表 セールスフォース
12月4日 国内 09:30 サービス業PMI(11月)
09:30 総合PMI(11月)
海外 09:30 豪・GDP(7-9月)
10:45 中・財新サービス業PMI(11月)
10:45 中・財新総合PMI(11月)
14:00 印・サービス業PMI(11月)
14:00 印・総合PMI(11月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(11月)
18:00 欧・ユーロ圏総合PMI(11月)
18:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(11月)
21:00 ブ・鉱工業生産(10月)
21:00 ブ・サービス業PMI(11月)
21:00 ブ・総合PMI(11月)
21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
22:15 米・ADP全米雇用報告(11月)
24:00 米・ISM非製造業総合景況指数(11月)
24:00 加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表
  米・下院司法委員会が大統領弾劾調査の公聴会
  米・クオールズ連邦準備制度理事会(FRB)副議長が下院委で証言
  欧・ユーロ圏財務相会合
12月5日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
10:30 原田日銀審議委員が懇談会であいさつ、同記者会見
海外 09:30 豪・貿易収支(10月)
09:30 豪・小売売上高(10月)
15:15 印・インド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
15:15 印・RBI現金準備率
16:00 独・製造業受注(10月)
19:00 欧・ユーロ圏小売売上高(10月)
19:00 欧・ユーロ圏GDP確報値(7-9月)
22:00 ブ・自動車販売台数(11月)
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
22:30 米・貿易収支(10月)
22:30 加・貿易収支(10月)
24:00 米・製造業受注(10月)
  欧・欧財務相理事会
  オーストリア・石油輸出国機構(OPEC)総会
  米・クオールズFRB副議長が上院委で証言
  決算発表 ティファニー
12月6日 国内 08:30 毎月勤労統計-現金給与総額(10月)
08:30 実質賃金総額(10月)
08:30 家計支出(10月)
  決算発表 積水ハウス
海外 16:00 独・鉱工業生産指数(10月)
22:30 加・失業率(11月)
22:30 米・非農業部門雇用者数(11月)
22:30 米・失業率(11月)
22:30 米・平均時給(11月)
24:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(12月)
24:00 米・卸売在庫(10月)
29:00 米・消費者信用残高(10月)
  オーストリア・OPECプラス会合
12月7日 海外   中・外貨準備高(11月)
12月8日 海外   中・貿易収支(11月)
  • 提供:フィスコ社
先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

少ない資金で大きな利益を狙いたくありませんか?そんな方はこちらを確認!

先物・オプションの関連コンテンツ

サキモノのココがPOINT!

先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社、および情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製、または販売等を行うことは固く禁じます。
  • 必要証拠金額は当社SPAN証拠金(発注済の注文等を加味したSPAN証拠金×100%)−ネット・オプション価値(Net Option Value)の総額となります。
  • 当社SPAN証拠金、およびネット・オプション価値(Net Option Value)の総額は発注・約定ごとに再計算されます。
  • SPAN証拠金に対する掛け目は、指数・有価証券価格の変動状況などを考慮のうえ、与信管理の観点から、当社の独自の判断により一律、、またはお客さまごとに変更することがあります。
  • 「HYPER先物コース」選択時の取引における建玉保有期限は新規建てしたセッションに限定されます。必要証拠金額はSPAN証拠金×50%〜90%の範囲で任意に設定が可能であり、また、自動的に決済を行う「ロスカット」機能が働く取引となります。
  • 先物・オプションのSPAN証拠金についてはこちら(日本証券クリアリング機構のWEBサイト)
  • 指数先物の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、比較的短期間のうちに証拠金の大部分、またはそのすべてを失うこともあります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。また、指数先物取引は、少額の証拠金で多額の取引を行うことができることから、時として多額の損失を被る危険性を有しています。
  • 日経平均VI先物取引は、一般的な先物取引のリスクに加え、以下のような日経平均VIの変動の特性上、日経平均VI先物取引の売方には特有のリスクが存在し、その損失は株価指数先物取引と比較して非常に大きくなる可能性があります。資産・経験が十分でないお客さまが日経平均VI先物取引を行う際には、売建てを避けてください。
  • 日経平均VIは、相場の下落時に急上昇するという特徴があります。
  • 日経平均VIは、急上昇した後に数値が一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴を持っています。
    日経平均VIは、短期間で急激に数値が変動するため、リアルタイムで価格情報を入手できない環境での取引は推奨されません。
  • 指数オプションの価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。買方が期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、指数オプション取引は、市場価格が現実の指数に応じて変動しますので、その変動率は現実の指数に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失を被る危険性を有しています。
  • 未成年口座のお客さまは先物・オプション取引口座の開設は受付いたしておりません。
  • 「J-NETクロス取引」で取引所 立会市場の最良気配と同値でマッチングする場合、本サービスをご利用いただくお客さまには金銭的利益は生じないものの、SBI証券は取次ぎ手数料をSBIジャパンネクスト証券から受取ます。
  • J-NETクロス取引の詳細は適宜修正される可能性がありますのでご留意ください。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.