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2024-03-29 06:55:43

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 >  日経平均、一時700円安!世界経済の減速懸念で

日経平均、一時700円安!世界経済の減速懸念で

2019/3/25

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1米ハイテク株高などを受け2週連続の上昇

先週の225先物は前週末比100円高(上昇率0.47%)の21,340円と2週連続して上昇した。東京市場は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に祝日を挟むという日程だっただけに、週初から模様眺めムードが強かったが、米アップルなどハイテク関連銘柄が上昇した流れを受けて下値は限定的だった。

注目のFOMCでは、今年の利上げは見送り、これまでの量的緩和策で膨らんだ保有国債などの米連邦準備制度理事会(FRB)資産の縮小は、9月末までに前倒しで終える見通しが示された。市場では「想定以上のハト派色」との受け止めが大半だった。FOMC後の米国市場は大幅安を演じたものの、翌日は急反発。祝日休場明けの東京市場も新規の手掛かり材料に欠けたことから、方向感の定まらない展開となった。

3月15日時点の裁定残高は、ネットベースで3,566億円の買い越し(前週は3,935億円の買い越し)と減少した。一方、株数ベースでは、1億4,656万株の買い越しと3月8日時点(1億8,364万株の買い越し)比で減少している。

日経225と裁定残(3月15日時点)

期末接近に伴う配当金の付け替え取引主体

225先物の手口では、裁定取引業者であるAアムロCやソジェンが前の週に引き続き週を通じてコンスタントに売りをこなし、売り方上位を占めた。3月期末を控えた利食い売りが続いていると思われる。一方で、買い手口では、CS、モルガンS、JPモルガンの海外勢がコンスタントに買いをこなし、買い方上位に名を連ねた。3月期末を前にした配当金の付け替え目的のトレードが主体とみられている。TOPIX先物の手口では、週初に大きく売り越したソジェンが売り方筆頭になったほか、週末に大きく売り越したJPモルガンがこれに続くなど海外勢の売りが目立った。一方、買い手口では、メリル、バークレイ、GS、CSなどの海外勢がコンスタントに買いを入れ、買い方上位にランクインした。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2FOMCを控え様子見で2週連続の下落

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比0.59pt安(下落率3.68%)の15.44ptと2週連続して低下した。先週は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて全般に様子見姿勢が広がるなかでVIは低下基調となり、19日には一時15.61ptと、昨年9月以来約半年ぶりの低水準まで下落した。その後はFOMCの結果発表を前に上昇し、20日には16.31ptまで上昇したものの、週末にかけては再び低下し、15.41ptまで下押しする場面もあった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は下落、13.4倍を割り込む

NT倍率(先物)は下落。週明け18日は米中通商協議の進展期待などから日経平均・TOPIXともにギャップ・アップでスタートすると、NT倍率は一時13.46倍まで上昇した。ただ、米中首脳会談延期報道を受けて日経平均が伸び悩み陰線を引いたのに対して、TOPIXは陽線を引いたことから、NT倍率は13.4倍に留まった。週半ばは13.4倍を上回る水準での推移が続いたが、週末にかけてエーザイ<4523>の影響から日経平均が伸び悩むと、NT倍率は13.4倍を割り込み13.34倍まで下落。結局、週を通じては下落した。

3日経平均、一時700円安!世界経済の減速懸念で

3月期決算期末を迎える今週の225先物は、世界経済の減速懸念から調整色の強い展開が見込まれる。
前週末の海外市場では、ユーロ圏、フランス、ドイツの3月製造業PMIがいずれも予想を下回る低調な内容となった。3月のユーロ圏PMIで製造業指数は47.6(前月比▼1.7%)と6年ぶりの水準に低下。ドイツの製造業PMIも予想に届かず、約6年半ぶりの低水準となった影響で欧州株が軒並み大幅安。

欧州の悪い流れを引き継ぎ米株も下落。米国製造業PMIも52.5と予想の53.6を下回り、1年9カ月ぶりの低水準に。さらに米国債イールドカーブ(長短金利差) が再び逆転したことから世界的な景気減速への警戒感が高まり、欧米株価指数は軒並み大幅に下落。10年債利回りは一時2.41%に低下し、3カ月物の2.46%を下回った。前回逆転したのは2007年8月で、その後に金融危機と景気後退が続きました。

この流れを受けて、週明けの東京市場も売りが先行して始まると、一時700円超の下落となるなど下げ幅を大きく広げた。今週も日米欧などの経済指標の発表が相次ぐだけに、各種経済指標に一喜一憂する展開が想定される。

今週の注目イベントは、28-29日開催予定の米中貿易協議。その進展をめぐり、期待と不安が交錯するなか、米中両政府は28-29日に北京で閣僚級協議を再開する見通し。協議の行方は事前ニュースでは良好なものが多いが依然不透明であることに変わりはなく、相場の波乱要因になる可能性もある。

また、個別株の動きとして米バイオジェンと開発中であったアルツハイマー型認知症治療薬の臨床試験を中止すると発表したエーザイ<4523>売りが波及した医薬品セクターの動向も、相場インパクトが大きいだけに注視する必要がある。

需給状況としては26日の権利付き最終日後、27日は配当権利落ち分として日経平均は170円程度下落する計算だが、今週後半に配当権利落ち分の先物再投資買い(一部報道では7,000億円分と試算)が期待されている。事前に仕込んだ短期筋が当日は売りに回る可能性もあるので、事実で売れ!とならないことに期待したいが、注意は必要。ただ、中長期で見た場合、米国で金融緩和に舵を切り、中国でも30兆円規模といわれる経済対策が行われるため、足元の下落局面は中長期では買場になる可能性があることは頭に入れておきたい。足元の日経予想レンジは20,500-21,400円とする。

経済スケジュール(3月25日〜3月29日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

3月25日

国内

10:00

営業毎旬報告(3月20日現在、日本銀行)

13:30

全産業活動指数(1月)

15:00

原田日銀審議委員が大和総研主催の経済会合で講演

 

国債買い入れオペ(残存10-25年、残存1-3年、残存25年超、残存3-5年)(日本銀行)

 

gooddaysホールディングスがマザーズに新規上場(公開価格:2280円)

海外

18:00

独・IFO企業景況感指数(3月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(3月22日まで1カ月間)

20:25

ブ・週次景気動向調査

21:30

米・シカゴ連銀全米活動指数(2月)

22:30

ブ・経常収支(2月)

22:30

ブ・海外直接投資(2月)

27:00

ブ・貿易収支(週次)(3月25日まで1カ月間)

 

米・シカゴ連銀総裁が講演

 

米・フィラデルフィア連銀総裁が講演

 

米・アップルがイベント開催(独自のビデオサービスと新しいプレミアム雑誌購読プランを明らかにする見通し)

3月26日

国内

08:50

日銀金融政策決定会合における主な意見(3月14・15日分)

08:50

企業向けサービス価格指数(2月)

海外

06:45

NZ・貿易収支(2月)

21:30

米・住宅着工件数(2月)

21:30

米・住宅建設許可件数(2月)

22:00

米・FHFA住宅価格指数(1月)

22:00

米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(1月)

23:00

米・消費者信頼感指数(3月)

 

米・ボストン連銀総裁が講演

 

米・シカゴ連銀総裁が質疑応答

 

米・フィラデルフィア連銀総裁が講演

 

米・サンフランシスコ連銀総裁が講演

 

決算発表 ヴァーレ

3月27日

国内

 

日産のガバナンス改善特別委員会が最終会合

海外

10:00

NZ・ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

10:30

中・工業利益(2月)

20:00

ブ・FGV建設コスト(3月)

20:00

ブ・FGV消費者信頼感(3月)

20:00

米・MBA住宅ローン申請指数(先週)

21:30

米・貿易収支(1月)

21:30

加・貿易収支(1月)

22:30

ブ・ローン残高(2月)

22:30

ブ・融資残高(2月)

22:30

ブ・個人ローン・デフォルト率(2月)

23:00

米・経常収支(10-12月)

 

欧・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が講演

 

米・カンザスシティー連銀総裁が講演

 

決算発表 中国建設銀行

3月28日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

 

日本ホスピスホールディングスがマザーズに新規上場(公開価格:1000円)

 

フレアスがマザーズに新規上場(公開価格:1850円)

 

NATTY SWANKYがマザーズに新規上場(公開価格:3270円)

海外

18:00

欧・ユーロ圏マネーサプライ(2月)

20:00

ブ・FGVインフレIGPM(3月)

21:30

米・GDP確報値(10-12月)

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

22:00

独・消費者物価指数(3月)

23:00

米・中古住宅販売成約指数(2月)

 

中・米中の閣僚級貿易協議(29日まで)

 

米・クオールズ連邦準備制度理事会(FRB)副議長(銀行監督担当)が講演

 

米・ボウマンFRB理事が講演

 

米・クラリダFRB副議長が講演

 

米・セントルイス連銀総裁が講演

 

南ア・南アフリカ準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

 

決算発表 中国工商銀行

3月29日

国内

08:30

消費者物価指数(東京都区部、3月)

08:30

有効求人倍率(2月)

08:30

失業率(2月)

08:50

商業動態統計(2月)

08:50

鉱工業生産指数(2月)

13:00

自動車生産台数(1月)

14:00

住宅着工件数(2月)

 

国債買い入れオペ(残存10-25年、残存25年超、残存5-10年)(日本銀行)

 

Welbyがマザーズに新規上場(公開価格:5200円)

 

エードットがマザーズに新規上場(公開価格:1110円)

海外

17:55

独・失業率(失業保険申請率)(3月)

18:30

英・GDP確報値(10-12月)

18:30

英・経常収支(10-12月)

19:00

欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(3月)

21:00

ブ・全国失業率(2月)

21:00

南ア・貿易収支(2月)

21:30

米・個人所得(2月)

21:30

米・個人消費支出(1月)

21:30

米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(1月)

22:30

ブ・基礎的財政収支(2月)

22:30

ブ・純債務対GDP比(2月)

22:45

米・シカゴ購買部協会景気指数(3月)

23:00

米・新築住宅販売件数(2月)

23:00

米・ミシガン大学消費者マインド指数確定値(3月)

 

中・経常収支速報値(10-12月)

 

印・財政赤字(2月)

 

印・インフラ産業8業種(2月)

 

米・クオールズFRB副議長(銀行監督担当)が講演

 

英・欧離脱予定日

 

決算発表 中国銀行、中国農業銀行

3月31日

海外

10:00

中・非製造業PMI(3月)

10:00

中・製造業PMI(3月)

10:00

中・総合PMI(3月)

 

欧・夏時間開始

  • 提供:フィスコ社
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