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2024-04-17 05:42:55

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日経平均の先行きを占う?1/10発表の安川電決算に注目!

2019/1/7

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1「アップル・ショック」などで大幅に下落

225先物は週間ベース(12月28日比)で360円安(下落率1.81%)の19,480円と下落し、20,000円の大台を大きく下回った。年明け4日の東京市場は、年末年始休暇中に中国や米国の弱い経済指標を受けて世界的な景況感の悪化懸念や米アップルの業績予想の下方修正による「アップル・ショック」でNYダウが大きく下落したことで取引開始直後から売りが膨らんだ。また、為替市場でも一時約9カ月ぶりとなる1ドル=104円台へと急伸した円高・ドル安なども重なり、一時630円安の19,210円まで下押した。その後は、日銀による上場投資信託(ETF)買い観測のほか、時間外取引での米国株価指数の上昇や中国・上海総合株価指数の堅調地合いを背景に自律反発を狙った買いなどが散見され、下げ幅を縮小させた。

12月21日時点の裁定残高は、ネットベースで1,454億円の売り越し(前週は915億円の買い越し)と減少した。一方、株数ベースでは、989万株の売り越しと12月14日時点(9,144万株の買い越し)比で減少している。

日経225と裁定残(12月21日時点)

大発会から海外勢の売り目立つ

225先物の手口では、ヘッジファンドの注文をこなすCSが大発会から売り方筆頭となったほか、野村やバークレイによる大口売り越しが目立った。一方、買い手口では、初日から2,000枚以上買い越した裁定取引業者のAアムロCが買い筆頭となったほか、ソジェン、UBS、ドイツなどが買い方上位に。ドイツは日銀のETF買いの手口と推察される。また、TOPIX先物の手口では、メリルやソジェンといった海外ファンドの注文を執行する海外勢の売りが上位に名を連ねたほか、買い手口では、日銀のETF買いの注文を受けたと観測されるドイツの買いが突出した。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは5週ぶりに低下

日経平均ボラティリティ・インデックス(VI)は週間ベース(12月28日比)で1.77pt安(-6.04%)の27.55ptと5週間ぶりに低下した。国内が年末年始休暇中に中国や米国で発表された経済指標が市場予想を下回るなど弱めの結果となったことから、世界景気の鈍化に対する警戒感が台頭。株価も大きく下落したため、一時は29.74ptまで上昇した。ただ、昨年12月中旬から年末にかけて上昇基調を強めたことから、目先の利益を確保する売りも散見され、上昇は一服した。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は下落、13.62倍つける場面もみられたが

NT倍率(先物)は下落。日経平均・TOPIXともに下落を続けるなか、TOPIXが相対的に調整色を強めたことから、25日にはNT倍率は13.62倍まで上昇した。ただ、日経平均が20,000円付近で上値の重さが意識される一方で、TOPIXが急上昇すると、年明け4日にはNT倍率は約1カ月ぶりに13.3倍を割り込み13.22倍をつけた。

3日経平均の先行きを占う?1/10発表の安川電決算に注目!

今週は米国と中国の通商協議の行方や両国の金融市場の動き、国内企業の決算発表を見極めながら不安定な展開が想定される。4日の米国株は750ドル近く上昇と大幅に反発したが依然ボラタイルな展開が続いており、底値を探りつつ足元を固める展開となるかがポイントとなろう。今週も世界的な景気動向をにらみながら相場が上下に大きく振らされる可能性が残ることには留意したい。世界経済に暗雲を落としている米中両国の次官級協議が7日から再開される。追加関税の引き上げが回避される道筋を探れるのか、協議の進展状況を見守る展開となりそうだ。

国内では、米アップルの業績下方修正が発表された後だけに、10日に予定される安川電<6506>の決算内容、ハーモニックドライブの受注状況の発表内容に対して、どういった動きとなるかに注目が集まるだろう。昨年は日経平均構成銘柄の安川電機の決算が予想に届かなかったことをきっかけに下落。その後、ファナックなどのFA関連銘柄が下落し、日経平均全体の下落に繋がったことから注意したい。

今後のマーケットを考えるうえで重要なのが投資主体がどういったポジションを持っている、又は持っていないのか。主体別では、外国人投資家が日本に戻ってくるのかどうかが重要だが、昨年は海外投資家は現物と先物合計で日本株を約13兆円も売り越し、現物株に限れば売越額が5.6兆円とブラックマンデーが起きた1987年(▼7.1兆円)に次ぐ31年ぶりの規模に。外国人投資家は日本株を大きく売り越しており、ここから更なる売りが出てくるのかは注目される。

反対に日銀はETFを大量購入。18年のETF購入額は6兆2,096億円と6兆円を突破。これに支援ETF2,940億円が上乗せされるため、6.5兆円規模の買いとなっている。個人投資家も昨年末には強制ロスカットに見舞われ、年間の現物株は▼2,000億円弱の売り越し、先物は+2,640億円の買い越しとネットの買越額も低調でしたが、外国人投資家と同様に売るところまで売ったような雰囲気もある。今後は需給が軽くなっていることを信じたいところ。今週の予想レンジは19,500-20,500円とする。

経済スケジュール(1月7日〜1月11日)

日付 曜日 国内 海外 時間 内容
1月7日 国内 08:50 貸出先別貸出金法人(11月)
08:50 マネタリーベース(12月)
09:30 サービス業PMI(12月)
09:30 総合PMI(12月)
14:00 自動車販売台数(12月)
国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存10-25年、残存25年超)(日本銀行)
海外 16:00 独・製造業受注(11月)
19:00 欧・ユーロ圏小売売上高(11月)
24:00 米・ISM非製造業景況指数(12月)
24:00 米・製造業受注(11月)
中・外貨準備高(12月)
中・米中次官級の通商協議(8日まで)
米・アトランタ連銀総裁が講演
米・新築住宅販売(11月、12日までに)(一部政府機関閉鎖に伴い遅延)
米・建設支出(11月、12日までに)
1月8日 国内 14:00 消費者態度指数(12月)
海外 09:30 豪・貿易収支(11月)
16:00 独・鉱工業生産指数(11月)
19:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(12月)
20:00 ブ・鉱工業生産(11月)
22:30 加・貿易収支(11月)
22:30 米・貿易収支(11月)
24:00 米・JOLT求人件数(11月)
29:00 米・消費者信用残高(11月)
世界銀行グループ(世銀)が世界経済見通し発表
1月9日 国内 09:00 毎月勤労統計-現金給与総額(11月)
09:00 実質賃金総額(11月)
国債買い入れオペ(残存5-10年)(日本銀行)
決算発表 イオン、良品計画
海外 16:00 独・貿易収支(11月)
16:00 独・経常収支(11月)
16:30 スイス・消費者物価指数(12月)
19:00 欧・ユーロ圏失業率(11月)
21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
24:00 加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表
米・連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表(2018年12月18-19日分)
米・アトランタ連銀総裁が講演
米・シカゴ連銀総裁が講演
米・ボストン連銀総裁が講演
英・イングランド銀行(英中央銀行)総裁がオンラインの質疑応答に参加
1月10日 国内 08:50 対外・対内証券売買契約(先週)
08:50 外貨準備高(12月)
14:00 景気先行CI指数(11月)
14:00 景気一致指数(11月)
日銀定例支店長会議、黒田東彦総裁があいさつ
地域経済報告(さくらリポート)公表(日本銀行)
決算発表 Fリテイリ、ローソン、安川電、7&iHD、ユニファミ
海外 10:30 中・消費者物価指数(12月)
10:30 中・生産者物価指数(12月)
15:45 スイス・失業率(12月)
19:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-M、1次プレビュー)(1月)
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
24:00 米・卸売在庫確定値(11月)
中・資金調達総額(12月、15日までに)
中・マネーサプライ(12月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(12月、15日までに)
米・リッチモンド連銀総裁が講演
米・パウエルFRB議長が講演
米・セントルイス連銀総裁が講演
米・シカゴ連銀総裁が講演
米・クラリダFRB副議長が講演
欧・欧州中央銀行(ECB)議事要旨
1月11日 国内 08:30 家計支出(11月)
08:50 国際収支(経常収支)(11月)
08:50 貸出動向銀行計(12月)
08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(12月)
08:50 BOP経常収支調整(11月)
景気ウォッチャー調査現状判断(12月)
景気ウォッチャー調査先行き判断(12月)
海外 09:30 豪・小売売上高(11月)
18:30 英・商品貿易収支(11月)
18:30 英・鉱工業生産指数(11月)
20:00 ブ・拡大消費者物価指数IPCA(12月)
21:00 印・鉱工業生産(11月)
22:30 米・消費者物価コア指数(12月)
28:00 米・財政収支(12月)
  • 提供:フィスコ社
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