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サキモノの『ココがPOINT!』

2018/11/19

鯨幕相場後は相場転換点となり易い

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1米国株の下落を背景に3週ぶりに下落に転じる

先週の225先物は、前週末比620円安の21,650円と3週ぶりに下落して引けた。米IT関連株の下落や原油相場の下げを受けて、米国株が調整局面を強めるなか、225先物も不安定な動きとなった。12日にNYダウが600ドル超下落したことを嫌気して、225先物にも売りが先行、13日には一時心理的な節目である21,500円台を割り込んだ。その後も戻りは鈍く、21,600〜21,800円台で小幅な値動きにとどまった。主要企業の2018年上半期決算の発表が一巡し、手掛かり材料に乏しく、方向感に欠ける展開となった。

11月9日時点の裁定残高は、ネットベースで7,057億円の買い越し(前週は5,782億円の買い越し)と増加した。一方、株数ベースでは、3億6,416万株の買い越しと11月2日時点(3億3,267万株の買い越し)比で増加している。

日経225と裁定残(11月9日時点)

225先物はSBI、野村など国内勢の売り目立つ

225先物の手口では、13日からコンスタントに売りこなしたSBIが売り方トップに躍り出たほか、野村、みずほ証券も週を通じて売りをこなし、売り方上位に名を連ねた。一方、裁定取引業者のAアムロCが13日に大きく買い越したことが影響し、買い方筆頭に躍り出たほか、モルガンS、ソジェン、ドイツも買い方上位になった。また、TOPIX先物の手口では、週を通じてコンスタントに売りをこなしたGS、リスクパリティ戦略をとるマクロ系ファンドの売り注文を執行するバークレイも週を通じて売りをこなし、売り方1位、2位になった。一方、日銀のETF買いとされる大和やドイツが買い方上位になった。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは3週ぶりに上昇に転じる

日経平均ボラティリティ・インデックス(VI)は前週末比1.92pt(上昇率9.28%)高の22.60ptと3週ぶりに上昇に転じた。週初に米アップルの業績懸念から米国株が大幅に下落したことを映して、VIは24pt台まで上昇する場面もみられた。その後は、日経平均の戻りが鈍いことから、VIも高値圏でのもみ合いとなった。15日の米国市場の取引終了後、半導体大手エヌビディアの業績見通しを受け、市場では16日の米国株の下落が警戒され、VIも上昇傾向を窺わせた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は変わらず、13.3倍を挟んだもみ合い

NT倍率(先物)は前週末比変わらず。13日には米国株の急落を受け、日経平均が一時21,484.65円(前日比785.23円安)まで下落し、NT倍率は13.25倍まで下落する場面もみられた。ただ、13日以降は日経平均が21,500円から22,000円のレンジで推移するなか、TOPIXも1,600pt前半での推移が続くと、NT倍率も週を通して13.3倍を挟んだもみ合いとなった。

3鯨幕相場後は相場転換点となり易い

今週の225先物は、三連休を控え、外部環境に神経質な展開となりそうだ。22日は米国では感謝祭で休場なうえ、週末23日は勤労感謝の日で三連休となる。日米ともに祝日が続くため、積極的な売買は限られ、低調な商いとなることが想定される。

国内では決算発表が一巡し、手掛かり材料に乏しくなるなか、米国株など外部環境を睨みながら、リスク回避ムードが強まりそうだ。また、今月末から開催される20か国・地域(G20)首脳会議に合わせて調整されている米中首脳会談の行方にも注目が集まっており、関連報道に一喜一憂する展開が続こう。

それを象徴してきたのが日々上昇、下落を繰り返してきた鯨幕相場。10月31日から日経平均は上昇、下落を一日ごとに繰り返してきたが、(10月31日終値:2万1,920円→11月16日終値:2万1,680円)先週木曜日、金曜日と続落となりこの記録も途切れた。

ちなみにこの記録の過去最長は2009年8月14日〜9月2日の14日連続。これに続くのが1969年3月26日〜4月8日と、93年2月9日〜25日の12日連続。今回はこれに並びましたが、93年は記録が途絶えて1カ月半で2割高した経緯があるのだとか。
また、今回の記録以前にアベノミクス相場後に最長だったのは、2013年2月8日〜22日まで10日連続だったようですが、この時は1カ月後に+8.3%高、3カ月後は+37.2%高だったのだとか。

他社でも、この鯨幕相場の後は相場の転換点となり易いと指摘しており、現在の相場の居所から、今回は底入れ局面となることに期待。予想レンジは、21,300-22,000円とする。

経済スケジュール(11月19日〜11月23日)

日付 曜日 国内 海外 時間 内容
11月19日 国内 08:50 貿易収支(10月)
12:30 黒田日銀総裁がユーロプラスで講演
15:00 自民党税制調査会の野田最高顧問が記者会見
国債買い入れオペ(残存3-5年、残存1-3年)(日本銀行)
日仏ビジネスサミット
決算発表 MS&AD、東京海上H、東京海上H、SOMPO
海外 11:30 タイ・GDP(7-9月)
18:00 欧・経常収支(9月)
19:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(11月15日まで1カ月間)
19:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-M、2次プレビュー)(11月)
19:25 ブ・週次景気動向調査
24:00 米・NAHB住宅市場指数(11月)
26:00 ブ・貿易収支(週次)(11月18日まで1カ月間)
米・ニューヨーク連銀総裁が講演
決算発表 JDドットコム
11月20日 海外 22:30 米・住宅着工件数(10月)
22:30 米・住宅建設許可件数(10月)
ブ・株式市場は祝日のため休場(黒の意識の日)
決算発表 アナログ・デバイセズ、ベスト・バイ、ギャップ
11月21日 国内 13:30 全産業活動指数(9月)
14:00 スーパーマーケット売上高(10月)
14:30 東京地区百貨店売上高(10月)
14:30 全国百貨店売上高(10月)
海外 16:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(11月15日まで1カ月間)
17:00 南ア・消費者物価指数(10月)
21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
22:30 米・耐久財受注(10月)
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
24:00 米・景気先行指数(10月)
24:00 米・中古住宅販売件数(10月)
24:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数確定値(11月)
経済協力開発機構(OECD)が世界経済見通しを公表
11月22日 国内 08:30 消費者物価コア指数(10月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
10:00 営業毎旬報告(11月20日現在、日本銀行)
決算発表 日本生命、明治安田生命、住友生命、富国生命、朝日生命
海外 24:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感速報値(11月)
南ア・南アフリカ準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
米・株式市場は祝日のため休場(感謝祭)
11月23日 国内 09:30 製造業PMI(11月)
株式市場は祝日のため休場(勤労感謝の日)
海外 16:00 独・GDP改定値(7-9月)
17:30 独・製造業PMI(11月)
17:30 独・サービス業PMI(11月)
17:30 独・総合PMI(11月)
18:00 欧・ユーロ圏製造業PMI速報値(11月)
18:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI速報値(11月)
18:00 欧・ユーロ圏総合PMI速報値(11月)
19:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(11月22日まで1カ月間)
20:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA-15)(11月)
22:30 加・小売売上高(9月)
22:30 加・消費者物価指数(10月)
23:45 米・製造業PMI(11月)
23:45 米・サービス業PMI(11月)
23:45 米・総合PMI(11月)
米・株式市場は短縮取引(感謝祭翌日の「ブラックフライデー」)
博覧会国際事務局(BIE)総会(2025年万博の開催地決定、日本は大阪・関西で立候補)
  • 提供:フィスコ社
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