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サキモノの『ココがPOINT!』

2018/11/12

日経平均は上昇のきっかけを掴めるか?次の重要イベントは?

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1重要イベントをこなして2週連続上昇

先週の225先物は、前週末比40円高の22,270円と小幅ながら2週連続で上昇して引けた。週の序盤は、米中間選挙や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に方向感の定まらない展開となった。中間選挙の結果を取引時間中に消化することになった7日は、選挙速報など関連報道に左右され、上下に大きく振れた。上院は共和党、下院は民主党が過半数を獲得し、「ねじれ議会」となった。ただ、大方の予想通りの結果と受け止められ、米国株は大幅に上昇、日本株にも好影響をもたらした。225先物は22,580円まで上昇し、心理的な節目の22,500円台を回復。一方、FOMCを波乱なく通過したが、米長期金利が上昇したことは警戒され、週末にかけては手仕舞い売りに押される展開となった。

11月2日時点の裁定残高は、ネットベースで5,782億円の買い越し(前週は6,749億円の買い越し)と減少した。一方、株数ベースでは、3億3,267万株の買い越しと10月26日時点(3億7,401万株の買い越し)比で減少している。

日経225と裁定残(11月2日時点)

海外ファンドが買い越しに転じたか

225先物の手口では、6日、8日の相場上昇時に売り向かったAアムロCが売り方筆頭になったほか、裁定取引業者のソジェンも週を通じてコンスタントに売りをこなした。また、野村、SMBC日興も週を通じて売りを出し、売り方上位になった。

一方、11月に入り、買い越しに転じているCSが週を通じてコンスタントに買いを増やし、買い方筆頭となった。また、モルガンS、メリル、JPモルガンの海外勢がコンスタントに買いを入れた。また、TOPIX先物の手口では、リスクパリティ戦略をとるマクロ系ファンドの売り注文を執行するバークレイが引き続き売り方筆頭になったものの、買い越しに転じる場面もあった。一方、週末にかけて買いを増やしたモルガンSが買い方トップになったほか、ドイツやCSの海外勢の買いが目立った。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2イベント通過でVIは2週連続の低下

日経平均ボラティリティ・インデックス(VI)は、前週末比4.61pt安(下落率18%)の20.68ptと2週連続して低下した。米中間選挙を前に米政治の先行き不透明感から、週初のVIは一時28.86ptまで上昇した。しかしその後、米中間選挙が想定通りの結果となったことで米政治混迷に対する先行き懸念は後退。日米ともに株価は上昇したことから、VIは落ち着きを取り戻した。週末にかけて低下傾向となり、10月10日以来約1ヵ月ぶりに危険水域とされる20.00ptを下回る場面もあった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は下落、13.3倍を割り込む場面も

NT倍率(先物)は下落。日経平均、TOPIXがともにリバウンドを続けると、NT倍率は13.3倍から13.4倍のレンジでの推移が続いた。米中間選挙通過後の8日、イベント通過による安心感から日経平均が一時22,500円を回復すると、NT倍率は一時13.41倍まで上昇した。ただ、週末にかけて中国株安から日経平均が下落するなか、TOPIXが相対的な底堅さをみせると、NT倍率は一時13.29倍まで下落した。

3日経平均は上昇のきっかけを掴めるか?次の重要イベントは?

今週の225先物は、引き続き米中貿易戦争や米長期金利の動向が上値を抑える要因になりそうだ。先週の為替市場は1ドル=114円台に乗せるなど、円安が株価を支援すると思われたが、米長期金利上昇を嫌気した売りが優勢となった。

米金利の上昇局面では、日米金利差からドル高傾向が強まると想定されるものの、先週の株安の動きを見る限り、ポジティブな反応は限定的となるうえ、新興国からの資金引き揚げ懸念なども高まっている。14日には、10月の小売売上高など中国の経済指標が発表される予定で、米国市場の動向に加えて、中国の動向も警戒されることになりそうだ。また、先週発表されたFOMC声明文では12月の利上げが既定路線と捉えられた上に、世界経済の減速懸念や原油相場が34年ぶりの10日続落(一時60ドルの大台割れ)となったことも重しになるだろう。

国内でも決算発表がピークを過ぎた。8日までに公表した1部上場企業(1,008社、全体の75.6%)の最終利益は前年同期比11.0%増で売上高は4.4%増、本業のもうけを示す営業利益は6.3%増と報じられている。為替レート等の影響で足元の収益環境は悪くないが、米中貿易戦争や米金利上昇の悪影響などから通期の最終利益予想は前年比1.1%減予想となっている。これまでのところ通期の業績予想を下方修正した企業が想定よりも多かったうえ、上方修正した企業の修正幅も限定的であったことから、やれやれの売りにも警戒したいところである。

米中間選挙と決算シーズンを越えたため、ここから年末高を期待したいが新規の材料待ちの状況のなかで、目先は上値の重い展開が想定されよう。そのような中でも特に注目されるのは、11月23日に2025年大坂万博誘致の開催決定があるか。決定されれば建設株、不動産株を中心に関連株の上昇が見込まれる。

また、マクロ的には11月末のG20首脳会談に合わせて予定されている米中首脳会談に注目したい。米中貿易戦争の緊張が緩和され、株高に繋がることを期待したい。その他、米国で水曜に10月CPI、木曜に10月小売売上高、金曜に鉱工業生産指数が立て続けに発表される。中国でも水曜に10月鉱工業生産、小売売上高、固定資産投資などの主要指数などが発表されるため、発表後にマーケットがどのように動くか確認したい。今週の予想レンジは22,000-22,800円とする。

経済スケジュール(11月12日〜11月17日)

日付 曜日 国内 海外 時間 内容
11月12日 国内 08:50 国内企業物価指数(10月)
15:00 工作機械受注(10月)
国債買い入れオペ(残存5-10年)(日本銀行)
決算発表 大林組、近鉄GHD、ソニーFH、浜松ホトニク、Jディスプ、ユー・エス・エス
海外 16:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(11月7日まで1ヵ月間)
19:25 ブ・週次景気動向調査
21:00 印・CPI(10月)
21:00 印・鉱工業生産(9月)
26:00 ブ・貿易収支(週次)(11月11日まで1ヵ月間)
米・サンフランシスコ連銀総裁が講演
中・マネーサプライ(10月、15日までに)
中・元建て新規貸出(10月、15日までに)
中・経済全体のファイナンス規模(10月、15日までに)
11月13日 国内 10:00 営業毎旬報告(11月10日現在、日本銀行)
安倍首相がペンス米副大統領と会談
決算発表 鹿島、光通信、リクルトH、大日印、MUFG、朝日インテ、住友不
海外 16:00 独・CPI改定値(10月)
18:30 英・失業率(10月)
18:30 英・ILO失業率(3ヵ月)(9月)
19:00 独・ZEW期待指数(11月)
19:00 欧・ZEW期待指数(11月)
20:00 ブ・小売売上高(9月)
20:00 ブ・広義小売売上高(9月)
28:00 米・財政収支(10月)
米・ミネアポリス連銀総裁が講演
決算発表 バイエル、ホーム・デポ
11月14日 国内 08:50 GDP速報値(7-9月)
13:30 第3次産業活動指数(9月)
13:30 設備稼働率(9月)
決算発表 大塚HD、昭シェル、T&DHD、日本郵政、出光興産、みずほFG、かんぽ生命、ゆうちょ銀
決算発表 電通、日ペイントHD、三井住友H、第一生命HD、三井住友F、スルガ銀
海外 11:00 中・鉱工業生産指数(10月)
11:00 中・小売売上高(10月)
11:00 中・固定資産投資(都市部)(10月)
15:30 印・卸売物価(10月)
16:00 独・GDP(7-9月)
16:05 タイ・中央銀行が政策金利発表
18:30 英・消費者物価コア指数(10月)
18:30 英・生産者物価産出コア指数(10月)
19:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(11月)
19:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(9月)
19:00 欧・ユーロ圏域内GDP改定値(7-9月)
20:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(9月)
21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
22:30 米・消費者物価コア指数(10月)
米・クオールズFRB副議長が下院議会証言
米・パウエルFRB議長が講演
国際エネルギー機関(IEA)月報
決算発表 テンセント、メルク、シスコ
11月15日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
12:00 首都圏マンション発売(10月)
海外 09:30 豪・失業率(9月)
10:30 中・新築住宅価格指数(10月)
16:00 トルコ・失業率(8月)
16:00 欧・新車販売台数(10月)
18:30 英・小売売上高指数(10月)
19:00 欧・貿易収支(9月)
19:30 ブ・経済活動(9月)
22:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(11月)
22:30 米・小売売上高(10月)
22:30 米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(11月)
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
22:30 米・輸入物価指数(10月)
24:00 米・企業在庫(9月)
印・貿易収支(10月)
米・クオールズFRB副議長が上院議会証言
米・ミネアポリス連銀総裁が講演
ブ・株式市場は祝日のため休場(Proclemation of The Republic)
フィリピン・中央銀行が政策金利発表
インドネシア・中央銀行が政策金利発表
APEC閣僚会議(パプアニューギニア)
決算発表 ウォルマート、アプライド、エヌビディア
11月16日 国内 国債買い入れオペ(残存10-25年、残存5-10年、残存25年超)(日本銀行)
海外 13:00 マレーシア・GDP(7-9月)
19:00 欧・ユーロ圏CPI改定値(10月)
23:15 米・鉱工業生産指数(10月)
23:15 米・設備稼働率(10月)
30:00 米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(9月)
米・シカゴ連銀総裁が講演
11月17日 海外 APEC首脳会議(パプアニューギニア、18日まで)
  • 提供:フィスコ社
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